さてさて、記念すべき「こじプチ」こと、"こじらせプチプライス(チープ)"の第1回目は、ダイソーのスポーツタオル地インソール。
用事があって立ち寄ったダイソー内をプラプラと散策してたら、偶然出逢ったものです。
夏場は蒸れるからソックスを履くのがイヤで、なるべく素足でいたいんですが、裸足でシューズを履いていると汗を掻いてスメルがキツくなりますし、インソール自体も汚れる。
それを避けるべく、なるべくコンフォートなものを探して、直近は服魂ライブなんかでも何度も紹介したバマ(Bama)のパイル地インソールを使っていたんですが、こちらは 972円。
銀イオン配合の天然綿パイル地なので抗菌・消臭効果があり、水洗いも可能なため かなり重宝していて、ここ数年はソックスを買う感覚でシーズン始めに数足買い足し続けていたんですが、いまいち気に入らなかったポイントが2つありました。
ひとつめは、ナチュラルなカラー。履く度に洗ってはいますが、どうしても履いているうちに足型に黒ずんでくる……。ビルケンのフッドヘッドが汚れてくる、あの感じ。
もうひとつが、裏側で衝撃を吸収する天然ラテックス。柔らかくて快適なんですが、洗い続けていくうちに どうしても劣化してポロポロと剥がれてきてしまうんです。
ドイツ製で 972円という価格は決して高くはありませんが、1シーズンで使い捨てるとなると もう少し安いと嬉しいんですよね。
一方、ダイソーのタオル地インソールは、ネイビー。これなら汚れは目立ちません!
素材はポリエステルで、肌触りは天然綿パイルには劣りますが、速乾性が高いので不快感は ほぼナシ。
裏にはクッション性の高いEVAを使用しており、まだ長く使っていないので どの程度劣化するのかは未知数なんですが、価格がたったの110円なので、11回履いて洗ってを繰り返せれば、1回10円!
これなら劣化も怖くないし、あっという間に減価償却できちゃいます。
サイズも24〜27cmで対応。かなり大きめな作りなので、履くシューズのインソールに合わせてハサミで切って調整すれば、快適に使いこなせるはずです。
前述した通り、かつてはバマ4〜5足で4〜5000円使っていたんですが、いまはバマは1足だけ、それ以外はダイソーで補っているので出費も半額以下に。
ただ、安すぎるし、在庫切れしたらイヤだなと勢いで買いまくったら、下駄箱にダイソーのスポーツタオル地インソールが積み上がってしまったのは、ここだけの秘密です。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka