CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

アメリカで売れた車種トップ10。日本車はトヨタが大健闘!

説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

やはりトヨタは強かった。トップ10中4モデルがランキング入り

結論からいいましょう。全米でもっとも売れたトヨタ車はSUVのRAV4でした。さすがにトップ3を形成するアメリカン・ピックアップトラックには敵いませんが、好敵手であるホンダCR-Vと約7000台差の4位にランクイン。

ちなみに日本市場の上半期でこの2車を比較した場合、トヨタRAV4が28,383台で13位、ホンダCR-Vがトップ50圏外でデータなし。トヨタSUVの単独トップは5位のハリアーで48,272台を記録しています。では、早速全米トップ10を見てみましょう。

【2021年上半期 全米ベスト10】
1.フォードFシリーズ 362,032(367,387)-1.5%  $29,290~

2.ラムピックアップ 313,068(246,253)+ 27.1% $28,855~
3.シボレー・シルバラード 286,410(264,442)+ 8.3% $29,300~

4.トヨタRAV4 221,195(183,360)+ 20.6%  $26,250~
5.ホンダCR-V 213,199(138,898)+ 53.5% $25,350~
6.日産ローグ 182,289(106,965)+ 70.4%      $24,060~
7.トヨタ・カムリ 177,671(125,899)+ 41.1%  $25,045~
8.ホンダ・シビック 152,956(127,858)+ 19.6% $21,700~
9.トヨタ・ハイランダー    144,380(79,071)+ 82.6% $35,085~
10.トヨタ・カローラ 143,538(100,721)+ 42.5%  $20,075~
※価格は各モデルのエントリープライスです(2021年6月末時点)
※( )内は前年比
※出典:Motor Intelligence

このランキングで興味深いのは4~6位のSUV3台です。注目は新型日産ローグ(日本名エクストレイル)であり、数字的にはなかなかいい勝負をしています。この日産ローグにはローグスポーツというボディ形状の異なるモデルもあり、データ的には合算した数字なのですが、新型効果も手伝って勢いがあります(2020年10月下旬より発売中)。

そして侮れないのはカムリです。ボディ形状はセダン一択。カローラのようなバリエーション、伝統あるシビックと比較すれば大健闘といえるでしょう。カムリはこの2車と比較して価格的にもひとクラス上なのですから。

9位のハイランダーは日本未発売モデルのSUV。かつてはクルーガーの名で販売されていましたが、日本では継続販売されませんでした。現在は第4世代となり全長が約5mとサイズアップ。日本では使いにくいかもしれません。

カナダとメキシコを含めた北米エリアで見ても、やはり多数を占めるのはSUT(スポーツユーティリティトラック)です。便宜上、働くクルマという位置付けで、乗用車より保険料が安価となるため人気があります。また、都市部を除けばラフロードの多いお国柄も影響しオールマイティな使いやすさがあります。

ランキング11位から20位は、トヨタ・タコマ、GMCシエラ、ジープ・ラングラー、フォード・エクスプローラー、ホンダ・アコード、ジープ・グランドチェロキー、スバル・フォレスター、マツダCX-5、スバル・アウトバック、フォード・エスケープとなり、やはりSUVの人気が際立ちます。いまやライフスタイルの最大公約数がSUVといえるでしょう。

今回はクルマ談義のネタにアメリカのランキングをお伝えしました。機会を見計らってその他のエリアも特集したいと思います。

Text:Seiichi Norishige



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