リゾートで着るには最高なのに…、今年もムリなのかしら??
さて、223回目も やっぱり「エルメス」。コットン×カシミアのスキッパーポロシャツです。
湿気の多い日本でも涼しく爽やかで、肌触りがサラサラなコットンクレープジャージー素材のアイテムを買いまくってるってな話を散々してきましたが、じつは別の素材もチョイチョイ清水ダイブしておりまして…。
以前紹介したコットン×リネンのポロシャツは白と黒で色ち買い。そして、今回はコットンに、なんとカシミアが15%混紡されたタイプをお買い足しです。
エルメスのコットン×カシミア アイテムは いくつかを持っているんですが、このポロシャツは他のに増して柔らかくてトロットロ。
絶妙なヌメりがあるというか…。コットンクレープジャージー素材が肌にまとわりつかないとすると、こちらは逆に包み込む、優しく抱き抱えられているような感触なんです。
加えて、とにかく細かいワッフル織なので、汗を吸収してもサラっとしている独特の肌触りで、乾きも速いため不快感は皆無っ!
前立てのボタンが省略され、ほど良く開いているスキッパーと呼ばれる襟は、胸元に開放感が生まれてリゾート向き。
コロナが発生する前は、夏前にお休みを頂いて海外リゾートでノンビリするのが定例行事だったんですが、日本と違って陽が沈むと涼しくなったり、日本以上に冷房ガンガンなレストランに出掛ける際には、こんなアイテムが重宝するので、心踊らせながら準備してたわけです。
普段はポロでも下にインナーかTシャツを着るけど、これは一枚で大胆に着てやるぞって。
ところがコロナ禍で2年連続 足止め…。なので、いまだにタグが付いたままクローゼット内で眠っており、今年こそは海外は無理でも日本のリゾートで着てやるなんて息巻いていたんですが、昨日発表された4度目の緊急事態宣言で8月22日まで 自粛な雰囲気……。
一体いつおろせばイイんだよ。
街で着るっていう選択肢もあるけど、ちょっとくだけ過ぎると一気に だらしなく見える危険性もあるし。
緊急登板の可能性だけ残して、もう1年くらい眠って貰うことになるのかな。贅沢な箪笥の肥やし感。トホホ…。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka