夏のサンダルスタイルこそ上品さがカギ
夏といえば、やっぱりサンダルですよね。リゾートやアクティビティではもちろん、昨今はスポサン然りシャワサン然り、すっかりシティユースのファッションアイテムとなっただけに、しっかりチェックしておきたいところです。
とはいえ、サンダルは基本ラフなアイテムであることに変わりありません。アウトドアでならいざ知らず、大人が街で履くなら選びに一家言が必要です。例えば、ご近所感が出ないようにレザーを選ぶとか、軽さが過ぎないようにダークカラーを選ぶとか。さらに、パンツとのマッチングも重要で、ショーツよりもロングパンツの方が当然大人顔に。スラックスタイプならなおのことです。もちろん、あくまで夏らしさを楽しむのが本懐のサンダルなので、スラックスでもイージー仕立てで構いません。
大人のサンダルは、軽快感よりもむしろ品の良さを目指して履くのが正解ってことです。
ビルケンシュトック BIRKENSTOCK
肉厚ヌバックなら、ご近所感を回避できます

Tシャツ8580円/レミ レリーフ(ユナイト ナイン)、ニット3万6300円/フィリッポ デ ローレンティス(トヨダトレーディング プレスルーム)、パンツ4万7300円/セラードアー(ストラスブルゴ)、アクセサリー1万8700円/スーマン・ダックワ×シンパシー・オブ・ソウル(S.O.S fp 恵比寿本店)
解剖学に基づいたフットベッド設計で、抜群の履き心地の良さを誇る同ブランド。さらにこちらのモデル・キョウトなら、大人な上質感も楽しませてくれます。その理由は、見ての通り重厚なストラップ。シボの入った肉厚なレザーは、スリッパータイプにクラス感を与えます。クリース入りイージースラックスとで、夏の大人カジュアルに。
CONVERSE コンバース
大人感をより上げるならサンダル×スニーカーで

Tシャツ2万900円/フィリッポ デ ローレンティス、シャツ3万3000円/アスペジ、パンツ2万9700円/ブリリア 1949(以上トヨダトレーディング プレスルーム)、サングラス3万3220円/ペルソール(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、時計66万円/オメガ(スウォッチ グループ ジャパン)
夏らしい軽快さをアピールするストライプパンツ。爽やかなトップスとのカラーリングに対して足元はグルカサンダルを合わせ、ヨーロッパ的リゾートスタイルに。オールスターをベースに、スムースレザーのストラップアッパーを組み合わせたコチラ。オールホワイト、そしてメタルバックルがクリーンな中にリッチ感を与えています。
THE NORTH FACE ザ・ノース・フェイス
高機能モデルも色味次第でシックな都会顔に

アクティブ系のストラップサンダルといえば、やっぱりココの1足が気になるところ。コチラはウルトラ ストレイタム プロで、100%リサイクル素材を採用した軽量ストラップが見どころ。さらに反発力と安定性に優れるファストフォームが、長時間歩行も快適性を持続します。
SUICOKE スイコック
サンダル的な開放感とスニーカー的安心感

いわゆる足袋のように二股になったトゥガードが特徴のBITA-V。高いホールド感がありながらストレッチ性も備えるネオプレン製とあって、サンダルですが安定感抜群です。つま先が露出しないので、スニーカー感覚で合わせられます。
KEEN キーン
山でも街でも活躍してくれる特殊アッパー

夏のトレイル用シューズとして開発された、ゼラポート トレイル。トゥもヒールもあるように基本はスニーカー仕立てですが、アッパーにネオプレンとストラップを採用し、サンダルに近い開放感を実現しています。露出が少ない分、都会の街並みにも馴染みます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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