結局、黒スニが大人の足元選びの王道な件
今年の夏は暑くなりそう。とくれば、爽やかな白スニが気になるところですが、でも結局一番使えるのは黒スニだったりするんですよね。
何にでも合わせやすく、それでいて大人っぽい雰囲気にまとまる黒スニ。特にレザーを採用したモデルなら、休日カジュアルにはもちろんオフィスカジュアルにだってマッチしてくれます。汎用性の高さを求めるなら、ポイントは黒一色かモノトーンを選ぶこと。アクセントカラーが入ると、ベースが黒なだけに結構目立ってしまいます。ミニマルに徹した黒スニなら、大人には少々軽さが気になる夏のショーツスタイルもグッと大人顔に。夏らしいくるぶし見せも、ヌケ感が効き過ぎません。
さらなる選びのポイントは、比較的ベーシックなデザインの1足を選ぶこと。いかにもハイテク顔やボリュームシルエットではなくローテク系を選ぶことで、大人感と汎用性は一段と高まります。無限にバリエーションがあるスニーカーですが、これら条件が揃った黒スニを持っておくと、コーディネートがかなり楽チンになりますよ。
JOHN LOBB ジョンロブ
紳士靴の名門らしいスタイリッシュ顔
スニーカー14万3000円／ジョンロブ（ジョン ロブ ジャパン）
ジャケット4万9500円、パンツ2万5300円／ともにデュノ（トヨダトレーディング プレスルーム）、Tシャツ4290円／コス（コス 銀座店）、バッグ7万1500円／トゥミ（トゥミ・カスタマーセンター）
ダブルモンクデザインのアッパーは、それだけで十分に大人顔。名門ジョンロブ製ともなれば、なおさらです。革靴では一般的にボリューム感のあるダブルモンクですが、コチラはフラットなソールも相まってスッキリとシャープなシルエットに。だから、セットアップとでイマドキなビジネススタイルだって作れちゃいます。
PHILIPPE MODEL フィリップモデル
モノトーンに終始すればラン系も大人顔に
スニーカー5万9400円／フィリップモデル（トヨダトレーディング プレスルーム）
シャツ1万8700円／サンディニスタ（イディオット アウトフィッターズ）、ショーツ1万5400円／キャル オー ライン（ユナイト ナイン）、サングラス2万8710円／ペルソール（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）、アクセサリー5万3900円／スーマン・ダックワ（S.O.S fp 恵比寿本店）
クラシックにしてモダンな、大人顔ランニングスニーカーの定番トロペ エックス。コチラはスムースレザーとスエードのコンビ使いに加えて、モノトーンでまとめたミニマルカラーリングも大人感を後押し。半袖シャツにショーツというラフなコーデも、同じくブラックで合わせれば断然スタイリッシュに。
山陽山長
レザーならではの照り感が大人見え要因に
3万9600円／三陽山長（三陽山長 日本橋髙島屋S.C.店）
その名の通り、歩くことの楽しみを提供してくれるモデル・歩。クッション性に優れたカップインソールや履き口とベロのフィット感により、軽快な歩き心地を楽しませつつ、アッパーには上質なカウレザーを採用しクラス感も誇示。ドレス靴仕込みのスマートなシルエットも見どころです。
Pantofola d'Oroパントフォラ・ドーロ
これさえあれば年中足元選びが楽勝
2万5300円／パントフォラ・ドーロ（カメイ・プロアクト）
リッチ感のある大人スニーカーブランドの常連といえば、イタリア生まれのコチラ。スリースターというエントリーカテゴリーで、ヒールパッチについたゴールドのスターが特徴。アッパーにはキメの細かい上質なスエードが。ライニングも総レザーと、シンプルにしてラグジュアリーです。
Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text：Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
https://philippemodel.jp/
三陽山長 日本橋髙島屋S.C.店 03-6281-9857
カメイ・プロアクト 03-6450-1515
https://pantofoladoro.jp/
イディオット アウトフィッターズ 092-533-2055
S.O.S fp 恵比寿本店 03-3461-4875
コス 銀座店 03-3538-3360
トゥミ・カスタマーセンター 0120-006-267
ユナイト ナイン 03-5464-9976
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 0120-990-307
