FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR 九島辰也のCAR STYLE

フェラーリ ポルトフィーノMは本ッ当にいいクルマ!【即惚れ】

今もっとも贅沢な日常使いのできるクルマ ポルトフィーノMにゾッコンです

フェラーリから新型車が出ました。ポルトフィーノMと言います。これまで高い人気を誇っていたポルトフィーノの進化版で、そのポジションにつきました。なので、可動式のハードトップを持つのが特徴。クーペにもスパイダーにもなるモデルです。昨年クーペボディのローマの登場で話題となりましたが、フェラーリのGTカー攻勢は続いているようです。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割

ところでみなさんはフェラーリのラインナップについてどのくらいご存知ですか? スーパーカーオタクでしたら現在のラインナップを即答できるでしょうが、多くの方はそこまで把握できていませんよね。スタンダードのラインナップで8種類。サーキット走行メインのクルマを合わせればもっとあります。中にはフロントガラスがないものも……。

そんな中で日常的に使えるのが、前述したローマとこのポルトフィーノMです。フロントにエンジンを置いてリアを駆動させるFRパッケージで、安定感のある走りを味わわせてくれます。レーシーに走ることもできれば、ツーリングカーとして週末の旅行にも使えるキャラクターです。なんたってリアシートがありますから。両親と子供二人で出かけられます。フェラーリというとエンジンをミッドに積んだピーキーな走りをイメージしますが、すべてがそんなわけではありません。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割

では、新しくなったポルトフィーノMですが、その進化した内容をお伝えしましょう。と、その前に、このクルマには“M”の文字が付いていることを説明したいと思います。これこそ今回のキモ。 “M”はイタリア語の“Modificata”の略で、モディファイしたことを意味します。フェラーリで言うところのモディファイですから当然パワーアップに決まっていますよね。過去のモデルですと、456M GTや575Mマラネロに使われました。その点ではフェラーリファンには馴染みのあるネーミングの手法です。

実際3.9リッターV8ターボエンジンは600馬力から620馬力となりました。0-100km/h加速3.45秒は驚異的ですし、最高速度320km/hは想像を絶します。日常的に使えるフェラーリと書いておきながら、そこは別世界ですね。エンジニアたちのこだわりを感じます。フェラーリに「このくらいでいいかな」と言うのはありません。妥協のないスペックです。

しかも、それだけのパフォーマンスを持ちながら排ガス規制にもきちんと応えるよう手が入りました。そこも今回は注目です。

それでいて実際に走らせてみると、とても扱いやすいんです。街中でのストップ&ゴー、低速でのだらだらした交通状況で、スムーズな動きを見せました。近年フェラーリが乗りやすくなったのはご存知の方もいらっしゃると思いますが、このクルマはさらにその上を行っています。

その恩恵は新開発の8速デュアルクラッチが大きく関係していると思われます。これまでの7速にギアを足したのではなく、すべてにおいて見直されました。フェラーリ自社開発のギアボックスとソフトウェアですから相当こだわったのでしょう。低速での滑らかな動きもそうですが、気持ちのいい加速もしっかり期待に応えます。ひとつひとつのギアをきっちり使ってパワーとトルクを出す感じがたまりません。いきなりドーンとトルクが立ち上がるクルマが多い中、これほどまでにリニアに加速するクルマは他にないと思いました。クルマ好きは誰もが惚れ込む加速感です。

そして、この時マレッティーノと呼ばれるドライブモードを“レース”にすると、迫力のエキゾーストサウンドを耳にすることができます。思わずニンマリしてしまうあのF1マシンサウンドです。甲高いレーシングカーのような音が響き渡るのですから興奮しない理由はありません。トンネルの中ではついつい2速まで落としてからの再加速を楽しんじゃいます。そうそう、ブリッピングも鳥肌モノ。やはりフェラーリは特別と感じる瞬間です。

なんて感じでしっかりフェラーリの味を楽しんじゃうのは、ポルトフィーノMの完成度が高いからでしょう。走り出せばGTカーでもなんでもフェラーリはフェラーリなんです。冒頭「日常的に使える」なんて書きましたが、これをそんな風に使うのはかなり贅沢なカーライフですね。憧れのクルマがまた一台増えちゃいました。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
AND MORE