ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION あなたの靴、見せてください!

【雨でもお洒落に】 レッド・ウィング、クラークスなど雨に強いブーツを靴魂ポストから厳選。あなたの靴、見せてください!

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
靴を偏愛する こじラグ谷中が、さらに靴企画を充実させるべくスタートさせた「靴魂(くつたま)」! インスタグラムに#靴魂のハッシュタグを付けてポストされたソウルメイトの投稿から、独断と偏見、そして魂を込めて厳選! あなたの靴が見たいから〜。

ワークやアウトドアがルーツのブーツは、雨なんかヘッチャラです!

少し晴れ間がのぞきましたが、天気予報を見ると雨や曇りのマークばかり。来週あたりからは本格的にグズついて梅雨入りの様相を呈してきました。

第37弾では、雨に強い靴の中でもビジネスで履けるものをピックアップしましたが、今回の38弾ではカジュアルなスタイルにハマる! 雨に強いブーツを選んでみたいと思います。

梅雨時期にブーツなんて蒸れると思われそうですが、雨に濡れて靴下がビチョビチョになるのに比べたら数倍マシですし、やっぱりオトコの足元には無骨なブーツがお似合い! レインブーツとしてのワークブーツ使いです。

これなら、いかにも雨のために履きましたっていう靴より、いつもの格好のままでいられるので、雨に負けた感もなくなりませんか?(笑)

働くためのブーツは、雨というか全天候型で荒地にも強いので安心して履けるはずです。

では、話をクルリンパと戻して 雨に強いブーツの投稿から素敵な5選をご紹介していきましょう!

レッド・ウィングの「アイリッシュセッター #8167」

まずは、@tigeranddoragonさんの投稿から、レッド・ウィング(REDWING)の「アイリッシュセッター #8167、 6インチ クラシックラウンド(6" Classic Round)」です。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割

元々、ハンティングブーツとして誕生したレッド・ウィングの「アイリッシュセッター」は、全天候型で悪路にも耐えられる作り。

1980年代後半に日本で人気を博した"オロラセット"と呼ばれる赤みのあるブラウンレザーだけでなく、バリエーションを拡げるべく生まれたのが、ベージュ色のラフアウトレザーである"ホーソーン・アビレーン"を使ったプレーントゥブーツ#8167です。

このレザーは、当時アメリカでペコスブーツなどウエスタン系のブーツやアウトドアブーツに使われていました。レザーの起毛面を薄くスライスして作る多くのスエードレザーとは異なり、レザーの繊維密度が最も高い銀面(レザー表面)を内側に使って起毛面を外側に使うのが特長です。

元々アウトドア用の靴に多く用いられるレザーなので、もちろん雨にも強いわけです!

@tigeranddoragonさんは、2016年に投稿していたものに#靴魂タグをつけてくださったものだと思われますが、5年の歳月を経てもまだまだ綺麗に履かれていますね。

それでも経年変化して味も出ていて素敵なので、今後も良き相棒としてたっぷり愛でてあげてください。

ダナーの「ダナーライト

続いては、@neo_pennywiseさんの投稿。ダナー(Danner)の「ダナーライト(Danner LIGHT)」です。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割

ダナーのアイコン的存在である「ダナーライト」は、今でもハンドメイドにこだわり、アッパーをミッドソールに接着して張り出した革をソールに縫い付ける"ダナー式ステッチダウン製法"によって組み立てられています。

この製法によって排水性能が高まり、ブーツに水が溜まりにくくなっているのです。

また、ソックス状のゴアテックス®(GORE-TEX®)を組み込んだ「ゴアテックス®ブーティー」は完全防水のライニングなので、防水・透湿性能に優れていて雨でもまったく怖さを感じません!

@neo_pennywiseさんは、革靴好きを公言するだけあって素敵なモデルをたくさんお持ちですが、そのラインナップと「ダナーライト」とのギャップがたまりません。

わざわざ雨の日に愛でている靴たちを履いて過酷な思いをさせる必要はないので、「ダナーライト」は最良な選択だと思います。

今後も可愛らしいトイズを絡めた投稿を楽しみにしています。

ラッセルモカシンの「スポーティングクレーチャッカ」

次は、 @yoshikiishidaさんの投稿から。ラッセルモカシン(Russell Moccasin)のスポーティングクレーチャッカ(Sporting Clays Chukka)」です。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割

1898年に、アメリカ・ウィスコンシン州で創業した老舗ブーツメーカー「ラッセルモカシン」。

もともとは森林の伐採作業時に履くブーツとして、ブランド設立者ウィル・ラッセルが誕生させ、いまでも昔ながらの製法でハンドメイドによるブーツを作り続けています。

足を裏側から包み込むように仕上げていくモカシン製法は、最も古くからある靴の製法で"袋モカ"や"インディアンモカ"とも呼ばれ、堅牢性はもちろん、その構造上耐水性も兼ね備えており、瞬く間にハンターやアウトドアマン達の間で人気となりました。

1920年代になると、ビル・ガスティンが新たに加わったことによって多くのバリエーションが誕生し、ワーカーだけでなく、大統領や将軍、王様や映画俳優にまで愛されるほど成長を遂げます。

そんなブランドを代表するベーシックモデル「スポーティングクレーチャッカ」は、アッパーに堅牢で耐久性にも優れる"クロムエクセルレザー"を採用。オイルをたっぷりと染み込ませてあるレザーなので雨を弾いてくれ、安心して履けます。

「ラフに履いていた」とあるように、だいぶ味出ていますね。ソール交換して少しケアしたら、見違えるように復活しますので、ぜひお試しを! そして、10年、20年と履き続けてあげてください。

ブランドストーンのサイドゴアブーツ「#500」

4人めは、@fukudadenime430さんの投稿。ブランドストーン(BLUNDSTONE)のサイドゴアブーツ「#500」です。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割

1870年、創業者であるジョン・ブランドストーンが、オーストラリア南東部に浮かぶ自然豊かなタスマニア島最大の都市であるホバートにて、息子とともに靴の輸入を手がける会社として設立された、ブランドストーン。

やがて地元産のレザーを使ったオリジナルブーツの生産に取り組むようになり、第二次世界大戦時にはオーストラリア軍に50万足のブーツを供給。その経験をもとに、戦後、堅牢で信頼性の高いワークブーツの製造をスタートさせました。

そして、1960年代にはブランドストーンを象徴するブーツ「ORIGINALS」シリーズが誕生。サイドゴアを備え、履き口にプルストラップをあしらったブーツは、頑丈で履き心地に優れ、ワーカーからアウトドアマン、都市生活者にまで幅広く受け入れられます。

「#500」も そんな一足。水、油、細菌、酸などによる劣化に強いサーモウレタン素材をアウトソールに使用し、加熱した素材を金型に流してアッパーと結合させるインジェクション製法で取り付けられているため縫い目がなく、靴底からの水の浸入を防ぎます。

もちろんアッパーにもオイルをたっぷりと染み込ませた堅牢なレザーを採用しているので、雨天でも問題なく履けるのです。

ル サン パレイユ(Le Sans Pareil)のコットンモールスキン カバーオールとチノとの組み合わせも素敵ですね。

@fukudadenime430さんは、永く愛せる物を好むとあって、着用アイテムのセレクトも素晴らしい。このブランドストーン#500も永く愛でてあげてください。

クラークス「デザート ロック ゴアテックス®︎」

最後は、レッド・ウィングコンバース、そしてビルケンシュトックの回に登場頂いた常連 @masayoshi_1986さんの投稿。クラークス(Clarks)の「デザート ロック ゴアテックス®︎(Desert Rock GORE-TEX®︎)」です。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割

1990年代、湾岸戦争時にイギリス軍に支給されたアーミーブーツを元にアメリカで作られた、クラークスの隠れた名品「デザート トルーパー(Desert Trooper)」。クレープソールではなく、コマンドソールを履いているのが特長でした。

そんなモデルをビームスが別注して、見事復活させたのが「デザート ロック ゴアテックス®︎」です。

アッパーを完全防水のゴアテックス®︎仕様にしながらも、クラークスと同じタンナー、チャールズ.F.ステッド社のスエードを使ってゴアテックス®︎機能を備えているのがポイント。当時のものはヴィブラム(Vibram)社のラバーソールでしたが、こちらのモデルにはオリジナルラバーソールが採用されています。

元々スエードは雨に強い素材ですが、ゴアテックス®︎仕様で防水耐久性に加え、汗などの水蒸気を発散させる透湿性も兼ね備えるとあれば、鬼に金棒。梅雨の長雨だろうと突然の豪雨だろうと敵なしです!

革靴&アメカジ好きな@masayoshi_1986さんは、本当にお目が高い。他の靴もですが、この「デザート ロック ゴアテックス®︎」を選んでるあたり、さすがです。

「デザート ロック ゴアテックス®︎」も他の靴同様に永く愛してあげてください。そして経年変化を拝見したいです。

 

やっぱりカッコいいですね、ワークブーツって。働くための靴だから無駄がなく、そして機能性も高い。暑くて蒸す梅雨時期ではありますが、もしかしたら帰宅した結果の足の状態を考えたら、他の靴よりブーツの方が不快指数は低い気がしてきました。

もちろん、もっと機能的な靴は多いのかもしれませんが、スタイルを崩して履くのは はばかられるので、いつも履いてる靴で過ごしたいですよね。シュークローゼットの奥に仕舞ったブーツを引っ張り出してみることにします!

それでは、本日はここまで。是非これからも ドレスシューズに限らず、ブーツやスニーカーなどなど、みなさんの愛用靴を「#靴魂」を付けて たくさんポストしてください! 女性も大歓迎!

ちなみにですが、会員登録して頂けるとコメントを書き込むことができますので、#靴魂に対するご意見や感想、「オレはココの靴が好きだー」「こんな切り口で靴が見てみたい」などなど奮ってコメントしてください。それから、インスタグラムの #靴魂(くつたま)を介して、皆さんが交流してくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

投稿に関してですが、撮影の仕方は自由。靴のみ、履いている足元、その靴を中心としたコーディネートなどなど、靴が写っていれば何でもOKです。ぜひご自慢の一足をインスタグラムに投稿してください。もしかすると あなたの投稿を取り上げるかもしれません。

それでは次回の「あなたの靴、見せてください」もお楽しみに!!

Edit:Ryutaro Yanaka



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5