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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

【レクサス IS F】北米限定発売の伝説の名車が、中古なら半額以下で手に入る!

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

10年経っても乗る価値があるプレミアム・スポーツセダン

いつもの景色が変わって見える。そんな名車の条件を備えたクルマがレクサス『IS F』です。しかし、現行型ISシリーズでは日本仕様はなく北米のみの発売。クルマ好きの夢が断たれた状態です。

初代『IS F』は2007年12月25月に販売を開始(2014年5月販売終了)。名機の誉れ高い5リッターV8エンジン『2UR-GSE』を搭載し後輪を駆動。胸がすくような圧倒的パフォーマンスと、精緻なキャリバーが奏でるような極上の回転フィールを特徴とします。

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現時点を起点に振り返れば、全長4660mm、全幅1815mmというボディサイズは比較的コンパクトで使いやすく、また、2730mmというホイールベースは車体の安定感をもたらします。しっかり居住空間を確保した実用的4ドアセダンのパッケージは、大人4名乗車でも苦はなく日常遣いが可能。

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抜群のポテンシャルをもちながら、一般人にはスタンダードのISと見分けがつかない外観は『IS F』の美点です。横文字にすればアンダーステートメントという英国調の表現となりますが、どこか日本人の美意識にかなう感性をもちあわせます。

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発売当初の車両価格は766万円。生産期間中に消費税が8%に改定され、また、年次改良などの仕様変更もあり最高価格は1080万円に達しましたが、いまなら中古車でしか買えないので相場的にはお得感があります。まずは初期モデルのスペックをご覧ください。

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【LEXUS IS F / USE20型】
エンジン型式:90度V型8気筒DOHC(2UR-GSE)
総排気量:4969cc
ボア×ストローク:94.0×89.5mm
圧縮比:11.8
最高出力:423ps(311kW)/ 6600rpm
最大トルク:505Nm / 5200rpm
トランスミッション:8-Speed SPDS
0-100km/h:4.6s
タイヤサイズ:225 / 40R19・255 / 35R19
ボディサイズ:全長4660×全幅1815×全高1415mm
ホイールベース:2730mm
※掲載画像はすべて北米仕様です。

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発売当時にライバル視されたモデルは、メルセデス・ベンツのC63AMG(W204型6.3リッターV8搭載)、BMWのM3セダン(E90型4リッターV8搭載)の2台。いずれもFRのスポーツセダンですが、微妙なターゲット(開発コンセプト)の違いを考慮すれば、『IS F』には見るべきものがあります。

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スポーツカーと思えばトルコン式ATに不満は残りますが、『IS F』が採用する8速ATは、2速以上でトルコンを介さずロックアップするダイレクトなATです。ブレーキキャリパーはブレンボ製でフロント6pot、リア2potの対向式。片側2本出しのテールエンドも気分をそそります。

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注目すべきは『IS F』の中古車相場です。サクッと検索すると50台以上がヒットしました。もっともお高い2014年登録の最終モデルで車両価格は400万円台前半。10年落ちならコミコミ300万円以内で買えそうな魅力の価格帯なのです。

以上の相場は街の中古車店のもの。そこで『レクサス認定中古車CPO』も検索してみましたが1件もヒットしませんでした。しかし、最終モデルで7年落ちだからなのでしょうか、車種別検索一覧には『IS F』の掲載がありますのでコチラも要チェック。最後にモデルイヤーごとの改善点などまとめます。

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【主なタイムライン】
2010My:トルセンLSDを標準装備。メータークラスターのデザイン変更
2011My:内外装の変更とサスペンションを強化。LEDポジショニングランプを追加。
2012My:新開発ショックアブソーバーを採用
2014My:エンジン内部のフリクションを低減し最高出力が7ps向上した430ps仕様のエンジンを搭載した『ダイナミック スポーツ チューニング』を設定

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この手の趣味車は経過年数とともに個体ごとのコンディションは天と地ほど差が開いてきます。物件探しはそれなりに目を養う必要がありますから、最低でも3台程度は見るべきでしょう。また、先を見越したメンテナンスフィーとして50万円程度の予算を別枠で用意したいところです。

10年経っても乗る価値がある。レクサス『IS F』は、そんな至極のプレミアム・スポーツセダンなのではないでしょうか。

Text:Seiichi Norishige

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