5月も半ばとなり、日中は半袖で過ごすくらいがちょうどいい暑さになってきましたね。そろそろ本格的に衣替えをし始めた人も多いのでは?
とはいえ、まだまだ本格的な夏は到来していません。日中25度を超える日でも、日が落ちれば半袖では肌寒いと感じる日も多々あります。
そんな季節には、ジャケットを脱ぎ着して温度調節をはかるのが一番。ジャケパンコーデは寒い季節だけのものではありません。インナーを工夫したり、ジャケットの素材を変えたりすることで、夏にも対応できる王道スタイルなのです。
例えば、こんな風に着こなしてみるのはどうですか?
①セットアップスタイル、インナーをポロシャツに。
こちらはデヴィット・ベッカム氏のジャケパンコーデ。シアサッカー素材のネイビーのセットアップを着用しています。シアサッカーとは日本語では「しじら織り」と呼ばれる夏向けの生地。コットンを原料とするものが多く、しわになりにくいのが特徴です。
彼がインナーに着ているのは黒のポロシャツ。襟付きのポロシャツはドレッシーなセットアップスタイルの雰囲気を壊さず、一気に大人な印象を与えてくれます。
日中暑いなと思ってジャケットを脱いでも、インナーに着ているポロシャツが品よく見せてくれるので安心。少し上品に見せたいときにうってつけなジャケパンコーデです。
②スーツっぽく見せないジャケパンコーデ。
次にご紹介するのはヨハネス・ヒューブル氏のコーディネート。ベージュのジャケットにホワイトのパンツ、靴や小物は茶色でそろえています。
困ったら黒に頼りがちな人も多いかもしれませんが、茶色や白など、柔らかい印象の色のアイテムを取り入れることで一気にビジネス感がなくなります。ただし、色の使い過ぎには要注意。基本は2色、多くても3色でコーディネートをまとめましょう。
Yシャツの前ボタンを開けることで、涼しげなコーディネートに見えますね。こちらも、開けすぎはむしろだらしなく見えてマイナスイメージなので気を付けてくださいね。
③ハーフパンツにサンダルで涼しげに。
最後にご紹介するのは、我らが干場編集長のコーディネート。
ジャケットにはハーフパンツだって合うんです。
フルレングスのパンツより足元が涼しげな分、靴もサンダルにすることで一気に爽やかさが増していますね。そこにジャケットを一枚羽織ることにより、カジュアルすぎず大人の雰囲気も感じさせてくれるコーディネートです。
これからの季節、暑いからという理由でジャケットを敬遠せず、インナーや素材にこだわることで、まだまだジャケットのオシャレを楽しんでみてはいかが?
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Text : FORZA STYLE