ビームス無藤さんに訊く、フィリッポ デ ローレンティスの魅力とは?
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コロナ禍で市況が不透明な中、それでも世界の素晴らしいアイテムを発掘し、皆さんに届けようと尽力するセレクトショップの雄、ビームス。
数あるレーベルの中でもFORZAと編集長干場がとくに注目する、「ブリッラ ペル イル グスト」のディレクターを務める無藤和彦さんが、イタリア発の素敵なブランドを買い付けたとの報を受け、早速お話を伺ってきました!
独自のスタイルを持ち、つねに遊び心を探求し続けている大人の男性に向けた、
アドリア海に面したイタリア中部の街ペスカーラにて、カルミネ・フェランテと、彼の息子フィリッポによって 2012年に誕生したニット専業のブランドです。
カルミネの70年代から今日に至るまで多くの知識と経験に、フィリッポのモダンなテクニックと素材の研究を融合させることで、古典的なニットウェアの伝統を際立たせながらも現代的でスタイリッシュに仕上げたニットアイテムが豊富にラインアップされます。
中でも無藤さんがとくに注目したのが、その素晴らしい発色!
他のイタリアブランドとは異なる加工によって生み出されたそれぞれの色は、とにかく美しいのひと言です。
白はとびっきり白く見えるし、他の色もパッキリと綺麗なカラーパレットで表現されています。
そして、ポロシャツはジャケットにもバランス良く合わせられるよう台襟がついているため、Vゾーンがしっかり綺麗に仕上がります。まさに大人のためのポロシャツです。
「綺麗なカラーアイテムを一品取り入れるだけで、スタイリングが新しく見える」。そんな提案をしていきたい、と語る無藤さん。
本日の着こなしも、「かつてだったらポロシャツはネイビーか、ジャケットの色を拾ってベージュになったり、白を選んでいたところを発色の良いアイテムを一点取り入れることで変化が加わり、新鮮に見えますし、一日を気分良く過ごせる」とのこと。
最初は綺麗な色を取り入れることに抵抗を感じるかもしれませんが、「一度袖を通し、電車に乗って会社に行き、帰ってくるうちに慣れます」。そう。思い切りは肝心ですね。
「一枚仕立てのジャケットにブルーのポロシャツを合わせて、全体をブルーのトーンでまとめれば、爽やかな印象にまとまります」。
ちなみに、他のカラーならどんな風に着こなすのが良いか、おすすめを尋ねると…
「オレンジのポロシャツなら、カーキスエードのシャツブルゾンを羽織り、リネンのパンツとスリッポンを合わせてリゾート風なコーディネートはいかがでしょう?
実際にリゾートへはまだまだ行けなそうですが、こんなスタイルでコーヒーでも片手に近所の公園へ行って、ベンチに座りながら飲んだら気持ちイイじゃないですか」。
「コロナ禍でリモートでのテレワークが増えましたよね。シャツだと少し堅さが出てしまいますがポロシャツなら こなれ感も出ます。ジャケットもパンツもジャージーなのでストレッチが高く快適ではありますが、万が一いますぐ出てこいなんて言われた場合でも問題ありません。
ビジネスっぽいですけど、少しカジュアルなテイストで爽やかさもある。爽やかなスタイリングって絶対女性にモテますからね。そこも狙いです」。
「ブルーのポロには、ネイビーのヴァルスタージャケットに、シアサッカーのパンツとスリッポンを。ブルーを基調とした爽やかなカジュアルテイストで、少しだけリゾート感も出しています。
停滞しているムードの中だからこそ、気持ちを明るくするような着こなしを楽しんで欲しいです」。
そして、ビームスでは この台襟があるタイプのポロシャツや、ビームスが別注した半袖のボーダーニットやラグランのクルーネックニット、そしてスタンドカラーブルゾンなどもバイイングしており、ラインアップも充実しています。
ちなみに、こちらのボーダーは過去の商品で、担当者が着ていたのを見て気に入った無藤さんが別注する形で復活させたため、ビームスのみでのお取扱い。
ボーダーでもカットソー地ではなく鹿の子なので、大人っぽくエレガントな雰囲気。とにかくしなやかで、肌触りも抜群です。
こちらはスウェットでよく見るラグランのクルーネックをニットで表現。あのデザインやディテールは好きだけど、スウェットだとカジュアルすぎると悩まれていた方にオススメです。
じつは、汗止めも付けようか迷ったそうですが、イイ塩梅に落ち着いています。
ここまでアイテムを見て頂いて気づかれたと思うんですが、価格も素敵じゃありませんか? イタリアブランドだとポロシャツでも2万超えは当たり前の中、2万円でお釣りがくる! 他のニットも2万円台とは思えないクオリティに仕上がっています。
数々の名品を見続けてきたビームスと、無藤さんを納得させたイタリア発の「フィリッポ デ ローレンティス」。今後ますます注目のブランドになっていきそうなので、早めのチェックをおすすめします。
Video:Kenta Matsuo
Photo:Riki Kashiwabara
Edit:Ryutaro Yanaka
【取材協力】
ビームス 六本木ヒルズ
03-5775-1623
【提供元】
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