デニム、チノパン、グレスラetc. なんでもござれなのに、きちんと感は顕在!
第342回目は、トッズのスニーカーです。
トッズの名作と言えば「ゴンミーニ」。本連載でもご紹介し、“一度履いたら他は履けない”ほど心地よくエレガントなシューズでお馴染みです。……と、ゴンミーニ以外は履けないなんて申しておきながら、今回は敢えてオススメさせてください! トッズの新定番とも言える「トッズ タブズ スニーカー」を。
「仕事の場やドレスシーン、はたまたカジュアルなど、様々な場面で履くことのできる美しく、構造のしっかりとしたシューズ」をコンセプトに誕生したゴンミーニ。その哲学の下97年には初のバッグコレクションを、その後トータルウェアでのコレクションも展開。中でも完全メイド・イン・イタリーを貫き職人によるハンドメイドで作られるシューズやバッグは、耐久性や美しさにおいて他とは一線を画します。
2020年秋冬より継続展開されているトッズ タブズ スニーカーも当然そのDNAを継承。オーセンティックなローテクスニーカーをベースに、程良いヴィンテージ加工を施したスエードを採用。深みのあるブラウンカラーも相まって男らしい履き姿を楽しませます。その一方で足入れしやすいカップインソールやグリップの効くラバーアウトソールなど、嬉しい機能性も兼備。ヒールに配されたゴンミーニの凹凸を示すラバー・ペブルモチーフが、さり気ないアクセントに。
履きやすく合わせやすいローテクスニーカーは、ドライビングシューズとはまた違ったリラックス感のあるラグジュアリーさを楽しませます。何より、病みつき必至のゴンミーニを生み出したトッズ謹製ですから、負けず劣らずの名作であることは、履けば実感頂けるはず。こちらも、一度履いたら他は履けなくなるかも!
長く人気を続けるダッド系スニーカーも、トッズが手掛ければ大人顔にまとまります。ニットやメッシュ状のテクニカルファブリックを使ったハイテク系をベースに、カーフスエードを随所に組み合わせることで落ち着いた雰囲気に。見た目以上に軽く、クッションインソールによる抜群の履き心地も見どころです。
シンプルな見た目のスリッポンは、ベルベットのような風合いのスエードを採用。ひと目で質の高さが分かるルックスは、ワンマイルのラフなカジュアルからジャケットスタイルまで幅広いスタイルにマッチします。クッション性にも優れ着脱も楽ちんだから、一足持っておけば重宝しそう。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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トッズ・ジャパン 0120-102-578