題して「実験FORZA」。その結果は動画でご確認あれ!
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前回の記事でご紹介したこちらのスーツ。百貨店クオリティのオーダースーツが「家庭で洗える」ってホント? と疑いの眼差しでご覧になっていた方がいらっしゃるかもしれません。
疑いますよね〜。家庭で洗える? しかもネットに入れて弱めの水流にすれば洗濯機でOKって……本当に?
それならば! 動画を得意とする我らがFORZA STYLE、実際にスーツを洗って動画でお見せしようではありませんか。題して「実験FORZA」(?)のはじまりはじまり〜!
0型 ウォッシャブル仕様 オーダースーツ ポリエステル55%、ウール45% 5万3900円+0型オプション2万2000円~(価格はすべて税込)
タカシマヤ スタイルオーダー サロン(以下TSS)のスーツの中でも最新の型であり、いま干場がいちばん気に入っているという0(ゼロ)型のスーツは、さすがのエレガントさ。こちらのウォッシャブル素材はポリエステル55%、ウール45%で、ウールがブレンドされているので上品で洗練された佇まい。誰もが惚れ惚れとする仕上がりです。
では早速このスーツを洗濯してみましょう!
……と言いたいところですが、このスーツは撮影当日、高島屋バイヤーの久曽神さんが直々に持ってきたばかりのもの。
「さすがに仕上がったばかりの新品のスーツをいきなり洗うのは……(汗)」と、とまどう干場のために、ハイ、用意しておきました。前回のスタジオ撮影でもご覧いただいたスーツです。こちらを洗濯してみます。
間近で見てもウールのような素材感。これからの暑い季節もさわやかに着こなせそうな淡い水色が涼しげで好感度抜群です。TSSでは今季、全20色のウォッシャブル生地を取りそろえております。
オーダースーツを自宅で洗濯機洗い。その手順は?
必要なのは大きめの洗濯ネット。大事なスーツの傷みを防ぐためにネットは必須です。今回はジャケット用とパンツ用の2つを用意。ジャケットとパンツを一緒に入れると、それぞれがこすれあって生地が傷む可能性があるので、同時に洗う場合はネットが2つあったほうが安心です。
ジャケットはボタンを外し、袖の付け根部分から真横に折りたたみます。
折りたたんだ袖が内側になるように、身頃を上下で半分に折ります。
このまま洗濯ネットに入れてもいいですし、ネットの大きさに合わせて、背中心のところでもう一度タテ折りしてからでもいいでしょう。
一方パンツは、ファスナーもボタンもきちんと閉めてからたたみます。ファスナーが生地を傷めつけやすいので、それを防ぐためだとか。ジャケットはボタンを外しておく、パンツはファスナーもボタンも留めておく、これポイントです。
長さを半分、さらに半分と折りたたんでネットへ入れたら……
いざ洗濯機へ。洗う際は他のアイテムと一緒にせず、スーツだけ単独で洗うようにしてくださいね。洗濯コースは「おしゃれ着洗い」「デリケート洗い」などをチョイス。水流の強さしか選べないようでしたら「弱」に設定して脱水時間は短めに。洗剤は「おしゃれ着洗い用」「デリケート衣類用」などを使って、スイッチオ〜ン!
ジョボジョボッと勢いよく水が入っていきます。本当にスーツを洗濯機に入れちゃった。……だ、大丈夫ですよね? ここまできても不安な気持ちを拭いきれませんが、「大丈夫ですよ。私もこのスーツ、何回も洗っていますから」と自信満々な久曽神さん。そう、久曽神さんが着用されているのも、TSSのウォッシャブル素材で作ったスーツ。その笑顔とお言葉を信じます。
洗濯が終わったら、スーツをハンガーにかけていきます。型崩れしないように、厚みのあるしっかりめのハンガーを使いましょう。さすがに乾燥機はNG。オート設定でうっかり乾燥までしてしまわないようにお気をつけくださいね。
一見、あまり濡れていないように見えるかもしれませんが、
裏地を見るとしっとりと濡れていることがわかります。これは、ウォッシャブルという生地の特性がゆえ。脱水により水分がだいぶ抜けている状態なのです。洗濯機から取り出してすぐでも、ビショビショという感じはありません。
パンツもハンガーにつるし、風通しのいい場所で陰干しします。基本的に洗ったあともアイロンは不要。シワっぽさが気になる部分があれば、軽くアイロンしてください。
それから数時間……
陰干しすること数時間。すっかり乾きました!(※実際は直射日光の当たらない場所で陰干ししていましたが、撮影のために移動しています)早速仕上がりをチェックする久曽神さんと干場。
改めてこうやって並べても、どちらが洗ったジャケットなのかわかりません。洗ったのは左側。繰り返しになりますが、ノーアイロンです。それでこの仕上がりって……改めて驚き!
洗えるスーツ、巷にたくさんありますよね?
さてここで、皆さんが気になっているであろう、素朴な2つの疑問にお応えしましょう。
その1「洗えるスーツってよく聞くし、今ではたいして珍しくないんじゃない?」
ハイ、洗えるスーツはよく見かけるようになりました。ですがそのほとんどは、カジュアルな作りの既製スーツ。本格的なドレススーツは胸や肩周りに立体感を表現するために天然素材の芯地を使用しているので、型崩れさせないためにはドライクリーニングしかできない、というのがこれまでの常識だったんです。その常識を打ち破ったのが、今季のタカシマヤ スタイルオーダー サロン。天然素材と同等の立体感を表現できるポリエステル製の芯地を開発。さらに水洗いに耐えられる表地、裏地、ボタンの準備や縫製と後加工で工夫を施すことで、「オーダースーツ」でウォッシャブルを実現しました。
NGの例をお見せしましょう。このネイビーのジャケット、一般的に「洗える」と言われている素材で作ったものです。今回の動画と同様に洗濯ネットに入れて洗い、ノーアイロンの状態がこちら。全体的に波打ってシワっぽくなっていますが、アイロンをかければそれなりに復元できそうです。
ところがよく見ると、ベントの縫い合わせ部分がほつれてしまっています。このことからもわかるように、ウォッシャブルをスーツで謳うためには生地だけでなく縫製も重要なんです。TSSはこの縫製についても克服した、というのですから頭が下がります。
その2「クリーニングで汚れは落とせるから、自宅で洗う必要ないでしょ?」
実は、一般的なドライクリーニングで落とせるのは「油汚れ」のみってご存じでしたか? ドライクリーニングは、特別な溶剤に衣類を浸して汚れを溶かし出しますが、それで落とせるのは皮脂や油染みなどの油系の汚れだけなんです。これからの季節いちばん気になる汗など水性の汚れは、残念ながらドライクリーニングでは落ちません。しかし、今回のスーツなら家で水洗いして、汗汚れもオフできる。手洗いではなく洗濯機まかせであとは干すだけ、アイロンも不要という手軽さ、素晴らしくありませんか? お金も手間もかからない、まさにビジネスマン必携の、最強スーツの誕生です!
お求めは、日本橋、新宿、横浜、大阪、京都の高島屋にあるタカシマヤ スタイルオーダーサロンへ。「このスーツ、買って良かった」きっとそう思っていただける、お気に入りの一着となることでしょう。
そうそう、最近増えている、急な大雨だって大丈夫。パッと洗ってさっと陰干し。すぐに乾いて翌日には着られる。これは出張などにも重宝しそうですね!
Movie:Shingo Takeda,Kengo Yagawa
Photo:Ryoichi Onda
Text:Yukari Tachihara
【提供元】
高島屋
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