PR PROMOTION

【新デザイナーは元ヨウジヤマモト!?】釣りのダイワが手掛けるD-VECが大きく変化を遂げました!

目指すのは、着るだけでテンションがあがるような服作り

Sponsored by D-VEC

釣りのダイワ(DAIWA)が手掛けるD-VECが、なにやら変わったらしい。ヨウジヤマモトでユニセックスライン「ビー ヨウジヤマモト(B Yohji Yamamoto)」を手掛けていた35歳のデザイナー、齊藤亮太氏をチーフデザイナーとして招き、今までと違ったアイテム展開をしているという。

そこで早速、取材を敢行! D-VECがどんな変化を遂げたのか? そして、チーフデザイナー齊藤亮太氏がどんな人物なのか? をうかがってきました。

今後、日本に限らず世界でも高い評価を受けそうな気配をヒシヒシと感じるので、誰より先に青田買いしちゃいませんか?

機能性は高いが、都会で着る想定で作られた服

FORZA:まず、「D-VEC」とは どういったブランドですか?

齊藤亮太(敬称略・以下齊藤):釣り具メーカーで世界一との呼び声高いダイワが誇る優れた機能を、都会で着ることができるウェアに落とし込んでいるブランドです。

FORZA:他のブランドとは異なる、D-VECとしてのアイデンティティを教えてください。

齊藤:スポーツブランドが発信しているファッションブランドは他にもたくさんありますが、D-VECは”釣り”というカルチャーに焦点を当てていて、ダイワが得意とする撥水・防水、防風機能などを巧く取り入れているのが特長です。

釣りは、過酷な状況で行われるスポーツなので、そこで蓄積されたノウハウも盛り込まれています。

FORZA:釣りの際に着ることも想定してデザインしているんですか?

齊藤:いいえ。釣りでも使える機能を豊富に取り入れてはいますが、あくまで都会で着る服作りをしています。

FORZA:齊藤さんが、D-VECを手掛けるようになったきっかけは?

齊藤:いろいろタイミングが重なったからなんですが、自分的に35歳というのをターニングポイントと捉えていました。ちょうどヨウジヤマモトで10年働き、子どもができたタイミングでもありました。

そんなときにD-VECから良いお話を頂きまして。僕が今までヨウジヤマモトで培ってきたモード的なファッションと、一方でダイワが釣りというスポーツの分野で築き上げてきた技術や機能面、この両極端なエッセンスがうまくミックスしたら、面白いものができあがるのではないかと思い、携わることになりました。

「ビー ヨウジヤマモト(B Yohji Yamamoto)」というブランドも持たせて頂いていたんですが、ある程度未来が想像できてしまったというか…。カッコ良く言うとヨウジヤマモトの名前を外して勝負してみたいという気持ちもあったので、決断に至りました。

劣等感を感じては打ち勝つ努力をするの繰り返し

FORZA:齊藤さんの”人となり”について興味があるので、掘ってもいいですか? まず、ファッションに興味を持ったきっかけを教えてください。

齊藤:高校が私服の男子校だったんです。メイプル超合金のカズレーザーさんがひとつ上の先輩だったんですが、ちょっとネジが外れた人が多い高校でした。

FORZA:超進学校ですが、自由な校風でも有名な高校ですよね。

齊藤:もちろんファッション好きな方もいましたが、個性全開な方が多く、自己表現という部分でのファッションに影響を受けて目覚めて、興味が湧いていきました。

FORZA:そこから文化服装学院に進むわけですが、どのタイミングでファッションでごはんを食べていこうと決断するんですか?

齊藤:一浪してるんですが、高3と浪人の2年間必死で受験勉強して、たった5〜6時間の試験で人生が決まるって何なんだろうという疑問が湧いたんです。

いい大学に進学するのは将来の選択肢が広がるからってだけで、はっきりした将来の夢は全然なかったんですが、このときにファッションの道が見えて、専門学校に進みたいと親に頭を下げました。

FORZA:ずいぶん思い切った方向転換ですね。周りの反応は?

齊藤:高校の先生からは「本当に大学行かないのか?」って聞かれました。ほぼ皆んな大学進学で同級生も医師や弁護士になったりしているので…。

FORZA:大きな決断をして、専門学校でファッションの道を目指す方々と机を並べるようになるわけですが、そこではどんな境遇が待っていました?

齊藤:浪人の後エスモードに1年通ってからの入学だったので、同級生が2個下だったんです。しかも周りは小さい頃からファッションが好きで入学してきたような方ばかりなんで劣等感も感じて、生来の負けず嫌いも発動して、がむしゃらに頑張りました。

劣等感に打ち勝つためにコンテストをたくさん受け続けて、文化服装学院始まって以来の最多記録と言われました。

FORZA:熱い情熱を感じます。

齊藤:ただ、結果的に一度もトップは取ることができず…。そこでまた劣等感を感じては打ち勝つ努力をするの繰り返しでした。

FORZA:「負けたくない」という反骨精神が強く、自分の中のコンプレックスをエネルギーに変えて戦ったきた。順風満帆に見えていたので意外でした。それで、卒業後はヨウジヤマモトに?

齊藤:卒業して1年小さなアパレル会社にいて、そこでアシスタントデザイナーを経験し、その後独立するか、コム・デ・ギャルソンかヨウジヤマモトに行くかの選択をしたんです。結果、縁があってヨウジヤマモトに入社します。

FORZA:ヨウジヤマモトで大きく得たものって、何だと思いますか?

齊藤:そこでしか会えない人や行けない場所を経験できたのは、貴重でした。25歳からの10年間の経験には感謝しています。ひとつのブランドも任せて頂けて、4年間手掛けることになるんですが、営業目線・MD目線・生産目線でも見なくてはいけなかったので、いちデザイナーやパタンナーでは得られない知識も身につけられました。

この経験はD-VECに携わるようになった今、とても役立っています。

テーマは「アンフォーカス(Unfocus)」

FORZA:では、齊藤さんが手掛けた2021S/Sコレクションについて聞かせてください。

齊藤:新しく変わるタイミングではありましたが、一切合切変えてしまうと今まで積み上げてきたものも崩れてしまうので、引き継げるものは引き継ぎました。

D-VECの元々のコンセプトが、水に沈めた写真が水面の揺らぎで変わることから、瞬間瞬間で変わる、唯一無二なものというのを標榜しているんですが、そこに立ち返って再度フィーチャーして「アンフォーカス(Unfocus)」というテーマを掲げました。

モデルには、西内まりやさん、ダイスケさんを起用

FORZA:「アンフォーカス」というテーマは、服にどんな風に現れていますか?

齊藤:釣りに大きく関わる「水」を通して物事を見ると、ブレたり、ぼやけたりするので、そこから着想してアシメントリーだったり、ジェンダーレスでユニセックスで着られるアイテムを作っています。

FORZA:デザインのインスピレーションは、どんなところから生まれるんですか?

齊藤:自分の興味の対象って無数にあるんです。それが直接ファッションにリンクするとは限らないんですが、頭の中にストックされていて、例えば今回ダイワの技術と繋がったことで花開いたというか、その繰り返しの連続です。何と何が繋がって、どこに火がつくかは自分でも分からないんです。

FORZA:火薬を持った爆薬を無数に持っていて、そこに新しい何かが着火剤となって、連鎖爆発していくって感じですかね。

齊藤:今までとは異なる、D-VECという新しい世界に飛び込んだからこそ見える新しい景色がどんどん広がっていきました。ダイワの背景だからこそできた技術も実感しています。

FORZA:今までできなかったことができて一番感動したことって、例えばどんなことですか?

齊藤:直球ですが、ゴアテックス®(GORE-TEX®)を使えたのは嬉しかったです。それと今まで僕が関わってきた工場ではできなかった技術を使用できたのにも感動しました。

ファッションを楽しむことを重視

FORZA:齊藤さんにとって、初めて手掛けたD-VECのコレクションとなりますが、今までとの大きな違いは?

齊藤:1stシーズンとして変化も必要だったので、今までより天然素材を多めに使いました。とはいえ、ダイワが築き上げた撥水・防水・防風の機能性が高いテクニカルな素材ももちろん上手に取り入れて、そこにモードの要素を組み合わせています。

機能性高い生地を使ったウェアって、スポーツ寄りな感じ、プロダクト感が強くなりがちですが、寄りすぎないように意識しました。

そこには、今まで学んできた身体に沿うような曲線的なパターンを活かせているかと思います。シルエットを見ていただけると、スポーツアパレルとの違いが分かって頂けるのではないでしょうか。

FORZA:パターンは、手で引くんですか?

齊藤:CAD(Computer Aided Designの略。コンピュータを用いての設計)も使いますが、思ったものを表現しきれない、納得できないところがあるので、イチからつくるときは必ず手で、定番のカタチならCADで、と使い分けています。

FORZA:そこもパタンナーだったデザイナーの強みですね。立体裁断も採用しましたか?

齊藤:そうですね。最初シーチングで組んで開いて。生地によって落ち感が変わるので、その繰り返しはしました。

FORZA:今シーズン、とくに込めた想いや、それが反映されたアイテムを教えて頂けますか? 

齊藤:元々ファッションって、機能面でのプライオリティと、単純にファッションを楽しむのと、大きく2通りあったと思うんです。その中でD-VECは、ファッションを楽しむ方を重視しませんかという提案をしています。お気に入りの服を着るだけでテンションがあがるような。

FORZA:フィジカルよりメンタル、感覚の方に訴えかける。男性って機能面を追求しすぎて「そこにそこまでの機能は必要ないでしょ?」というオーバースペックに陥りがちですよね。それよりは、どんな風に手に入れたのかとか、今日どこへ行くからとか、誰と会うからとか気持ちと連動した物作りってことですね。では、その代表的なアイテムって?

ゴアテックス インフィニアム コンビ ブルゾン 4万6200円、D-VEC TOKYO Tシャツ ホワイト 1万1000円

齊藤:この「ゴアテックス インフィニアム コンビ ブルゾン」です。オーバースペックの話に繋がりますが、今までの感覚だとゴアテックス®ならフルシームで完全防水で仕上げるんですが、ゴアテックス®を使ってるのはフードと袖、前端部分のみなんです。

FORZA:なかなか見ない試みですよね?

齊藤:使えたのは嬉しいんですが、あまりゴアテックス®を信仰しすぎず、素材のひとつとして取り入れるくらいの使い方です。

雨が降っても街中だったら傘差すでしょうし、フードを被れば濡れないので。都市で着るなら、そこまで過酷な状況を想定する必要はないですよね。

ツイード調の部分もポリエステルなので最低限の水は弾き、機能に縛れらすぎないというのを上手く表現できたと思います。

ちゃんとゴアテックス社からの公認も貰えています。

FORZA:まさに機能とデザイン、そして心躍る部分が盛り込まれていますね。他にも是非!

ドッキング ジャケット 8万8000円

齊藤:釣りの際着る、ライフジャケットからインスピレーションを得た「ドッキング ジャケット」です。

ジャケットの上にベストを着るんですが、パターンを工夫してベストを内側にも着られるように仕上げています。

FORZA:普通、入れ替えたらモタつくはずなのにスゴい!

齊藤:ラペルも2枚重なるんですが、それぞれ一枚で着た際もバランス良く美しく見えるようにしてます。

FORZA:まさにパターンマジック。この辺は、実際に着てみて 是非体感して頂きたい!

バックスリット モッズコート 5万8300円

齊藤:「バックスリット モッズコート」は、デッドストックの軍モノからパターンをトレースしているんですが、背中には特注の両開きコンシールファスナーで開閉できるスリットを配してベンチレーション機能をつけています。

こもった熱を逃す以外にもインナーを見せる面白さを楽しめます。

FORZA:ウルヴァリンの爪で引っ掻かれたみたい! でも、ベンチレーションといえば、脇下という概念をサラッと覆してますね。しかも気分で開け方を変えられるのも興味深いです。

ダイニーマ ライダースジャケット 8万8000円、アンフォーカスフラワー バイアス シャツ 3万5200円

齊藤:超軽量で、鉄の15倍ほどの強度を誇る高耐久性素材「ダイニーマ(Dyneema)」を使用したライダースジャケットは、水を通して撮影した花の写真を元に、オリジナルで表現した花柄をプリントしています。

半透明の素材なので、レイヤードを楽しんでいただけると思います。

じつは今シーズンは着こなしの部分にも注力しています。

どうしてもコロナ禍で外出する機会が減っているので、一着でたくさんの着こなしを楽しんで欲しいんです。

例えば、シャツは、上にTシャツを重ねて着る提案もしています。

Tシャツは着丈を短くしたり、そのサイズ感に合わせてシャツの袖のギャザー位置を考慮したり。

コーディネートすることを考えて商品構成をしているので、いろいろなアイテムを重ねたり試して頂けると楽しみが増えると思います。

D-VEC TOKYO Tシャツ ホワイト 1万1000円、ダブルスリーブ シャツ ブルー 3万1900円

FORZA:伺った話を見事に体現した1stコレクションですね。まだ始まったばかりですが、これからのD-VECについて教えてください。短期的・長期的な目標と、見据える未来についてなどなど。

齊藤:早い段階で「D-VECは こんなブランド」というイメージを固めたいです。そうすれば自ずと進むべき道も見えるでしょうし。そして将来的にはパリコレに参加できるようなブランドに成長させたいと思っています。そのためにはD-VECらしさ、”このアイテム”、”このシルエット”、”このディテール”といったアイコン的なものが作り上げる必要があって、それができれば道順も見えてくるんだと思います。

FORZA:期待しています! 今日はありがとうございました。

かつてのブランドイメージを刷新し、齊藤亮太さんが手掛けることになったD-VEC。彼が磨いてきたセンスと服作りのテクニック、そこにダイワが築いてきた機能面が融合することで生まれるコレクションは、とにかく期待度が高い。しかしそこに奢らず、ファッションを楽しむという原点を忘れることなく取り組む姿勢には共感でき、今後日本だけでなく、世界からも注目を浴びるのではないでしょうか?

素晴らしいアイテムが盛り沢山なので、ぜひショップを訪れ、いろいろ試してみてはいかがですか?

Photo:Shimpei Suzuki
Edit:Ryutaro Yanaka

齊藤亮太
1985年生まれ。文化服装学院卒業後、2010年株式会社ヨウジヤマモト入社。ウィメンズのコレクションライン「Yohji Yamamoto FEMME」のパタンナーとして経験を積み、「Ground Y」立ち上げに参画。 2016年「B Yohji Yamamoto」のデザイナーに就任。2020年退社し、フリーランスのデザイナー兼パタンナーとして活動した後、2021年より「D-VEC」チーフデザイナーに就任。

【提供元】
D-VEC TOKYO
東京都渋谷区神宮前6丁目7-8 ネスト原宿VI 1F
03-6712-6780
営業:11:00〜19:00
https://d-vec.jp

記事をクリップ

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録


RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
AND MORE