憧れは「ミニバッグで外出できる人」。パッスーモ・ドコイッターノさん
とっても素敵なのに、少しだけ「惜しいオトコ」をご紹介しておりますこの連載、今回は番外編、「惜しいよオンナ」をお届けいたします。

先週買ったばかりのセットアップ、インスタにあ〜げよ♡

あ、もうこんな時間! 急がなきゃ〜! とりあえず全部入れちゃえ!!!

ちょっと失礼〜! 通らせていただきま〜す!

どこどこ〜!? パスモはどこ〜!!!???(泣)
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男性って荷物が少ない人が多いですよね。一方女性は、荷物が多い派と少ない派がくっきりわかれる気がします。
というわけで今週ご紹介するのは、荷物が多くてバッグはいつもパンパン。それなのに(いや、それ故に?)探している物はなかなか見つからない パッスーモ・ドコイッターノ さん。
バッグがパンパンで中身がぐちゃぐちゃの惜しいオンナ、それは私のこと。
編集タッチーも同じタイプらしく、せっかくのミニ財布も、領収書やポイントカードやらで膨れ上がっているそうです。私も某ブランドのミニバッグに荷物を詰めすぎてしまい、金具が取れてしまいました……。
人気インフルエンサーの方々は、大きめのクラッチバッグをさりげなく脇に抱えていて絵になりますよね。
憧れているのは、真っ白なクラッチバッグを合わせたニュートラルカラーのワントーンコーデ。
でも、つい荷物を入れすぎてしまう私。5㎏のお米を小脇に抱えているように見えてしまわないよう、気をつけなければいけません。
急いでいる日は、一番大きなトートバッグにとりあえず思いついたものを片っ端から放り込み、タクシーや電車の中で整理します。すると、なぜかサングラスは3個も入ってるのに、ハンカチが1枚もなかったり……。パスモがすぐ出せなくて、後ろの人をイラつかせてしまったり、名刺入れがバッグの奥底に潜り込んでしまい、相手の方をお待たせしてしまうことも……。
さらに、重すぎるバッグは肩こりの原因になりますよね。最近、あまり肩こりを感じなくなってきたので治ったのかしらと思っていたら、パワーショルダージャケットの肩パッドがクッションになっていたようです。
理想は、シンプルなトートバッグを軽やかに持てる女性。この春は、The Rowの無駄を極限まで削ぎ落とした新作トートで、惜しいオンナから脱出したいです。

それでは次回の「惜しいよオトコ」もお楽しみに〜。
Illustrations: Akiko Hiramatsu
Edit : Yukari Tachihara

平松昭子 Akiko Hiramatsu
イラストレーター/ブロガー 雑誌やWEBサイトをメインに、ファニーでエレガントなイラストやエッセイを執筆する。一方そのファッションセンスが注目され、女性誌のファッションスナップページなどに多数登場。着物を愛好し、
オシャレでキュートなイラスト満載のHPはこちら! http://akikohiramatsu.com