上質なタオルに包まれているような着心地
早いもので、「+CLOTHET(クロスクローゼット)」との共同プロジェクトも4回目。今回は、お気に入りの「スビンプラチナム」をスムースではなく、マイクロパイル生地にしたTシャツをつくりました。
振り返るとこの1年、コロナ禍でSTAY HOMEの生活を送ることになったわけですが、そのおかげで、おうち時間をいかに快適に過ごすかを考えるようになりました。
もちろん、従来のスビンプラチナムのTシャツもとろけるような風合いで とても心地良いのですが、さらに心地良い生地はないか、と考えていたとき、ふと思い出したのが海外のリゾートライフでした。
ホテルのプールサイドで、水着の上にバスローブを羽織り読書に耽る……。長く旅行をしていないせいか、そんな光景が目に浮かんできまして、それを Tシャツで表現したらどうだろうか、とウットリしながら妄想。せめてリゾートの気分だけでもと思い、優しい肌触りにとことんこだわった生地を追求しました。
実際に着てみると、まるで上質なタオルに包まれているよう。いずれセットアップで短パンもつくろうと思っていて、そうすると自宅スーツが完成します(笑)。そして、コロナが終息したあかつきには、ビーチやプールサイドをこのTシャツを着て闊歩したい!
レギュラー 9000円(税抜)/+CLOTHET
デザインは、ポケット付きのレギュラーとビッグシルエットの2種類。前回から胸ポケ付きにしたのですが、これが思った以上に去年の夏は便利だったんです。
ビッグ 9500円(税抜)/+CLOTHET
例えば、近所にゴハンに行ったとき、ポケットがあればマスクなどを収納できるじゃないですか。シルエットはお好みでいいと思いますが、僕は上にサマージャケットなどを羽織る場合はレギュラー、一枚で着るときはビッグと使い分けています。色は、白、黒、ネイビーの3種類で展開します。
いつものことながら、僕は白と黒を大人買いしました。だって、Tシャツ(シャツにも言えることですが)は、真っ白、真っ黒のまま着たいですからね。汚れたり、黄ばんだりするのがイヤなんです。だから気に入ったものは、何枚も同じものを用意しておくのが長年のポリシー。
そうすると、高価なブランドもののTシャツを一枚買うより、同じ金額で自分の体型に合ったコスパのいいTシャツを数枚買うほうが断然いいですよね。
ここ数年、+CLOTHETにハマり過ぎて、Tシャツはほぼ毎日ここのばかり着ています。
【問い合わせ】
+CLOTHET
Photo:Ikuo Kubota(OWL)
Text:Toshiaki Ishii