FASHION 干場の「エロサバ」

【旅のスタイルに近づいていく!?】ニューノーマル時代の仕事着とは?

旅の装い=究極のワードローブを日常でも!

新型コロナウイルスの影響は、ネガティブな変化ばかりではありません。政府が掲げる「働き方改革」は、個々人の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で“選択”できるようにする施策ですが、これまで目立った進捗が見られませんでした。

それが、テレワークを導入する会社が増えたことで、通勤ラッシュの回避や無駄な会議の削減、DXによる効率化が急速に進められています。今回は、そんなニューノーマル時代の仕事着について考えてみましょう。

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アイテム

ジャケット/MOVB×G-TUNE
パンツ/MOVB×G-TUNE
Tシャツ/クロスクローゼット
時計/ブライトリング
バックパック/G-TUNE
スニーカー/パトリック

セットアップスーツは「G-TUNE(ジーチューン)」のもの。「G-TUNE」は、JALショッピングでおなじみの日本航空グループのJALUXによる新ブランドであり、FORZA STYLEが全面プロデュース。僕がディレクターを務める「MOVB(モーヴ)」とのコラボモデルを作ったんです。

この取り組みはJALUXからFORZA STYLEに、ブランド立ち上げにあたり相談があったのが発端。MOVBの機能性が旅にドンピシャだったことから、間を取り持つかたちでスタートしました。

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ベースとなるセットアップスーツは、MOVBの1stシーズンで好評だったモデルを、薄手の天竺生地に変更したもの。生地を薄くした分、型くずれ防止のためにボンディング加工を施し、全方向のストレッチ性はキープしつつ変形しにくいように、ひと手間かけています。実際、着用後にハンガーに吊るしておけば、翌日にはまた着ることが可能。まさに旅向きのスーツといえそうです。

G-TUNEとのコラボモデルでは、JALらしく旅にフォーカスしたアレンジを追加。ジャケットの内側にパスポートポケットを、パンツのポケットには座ったときに ものが落ちないようにファスナーを備え付けました。

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僕の場合、移動のときバッグをいちいち開けて ものを取り出すのが面倒なのと(バッグにもいろんなポケットがあるし)、そのとき別のものを落っことしたりするのがイヤなので、できるだけ必要なものは服のポケットにしまっておきたいんです。

僕が思うに、旅の装いというのは、普段のワードローブの縮図。要するに、旅に持っていくものこそ、その人にとっての究極のワードローブだと思うんですよ。少数精鋭にならざるを得ないがゆえ、いろんなふうに着回せて、さまざまなシーンに対応できることが大前提。そのうえ、メインテナンスがラクなら申し分ありません。

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そういう意味では、MOVB×G-TUNEのこれは かなり使える存在です。ここでは旅ではなく、普段のテレワーク時の移動を想定して、白Tと白スニーカー、PCが入る黒のバックパックを合わせましたが、インナーをシャツ&タイに替えて革靴を履けば、出勤時のスタイルに通用します。

また、上下を切り離して、ジャケットにデニムを合わせたり パンツにニットを合わせたりと、自由に着こなしを楽しめるのがいいですよね。

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ちなみに、このコーディネイトでは時計の文字盤にも黒をチョイスしましたが、こうした小さな部分にも、徹底的に色を使わないことでカラーリングに悩む時間がなくなります。

忙しい現代のビジネスマンに必要なのは、スピーディ(コーディネイトの時短)、スポーティ、モダンの3拍子揃ったスタイルだと思うんですよ。

旅のワードローブを究極とするなら、それを普段使わない手はありません。テレワークはもうなくならないでしょうから、普段は自宅やカフェ、コワーキングスペースで仕事をして、週に何日か出社というケースが今後は多くなりそうです。また、混雑する電車を避けて、自転車を利用する人も増えるという予想もあるようです。

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そうすると これからの仕事着は、きちんとした見た目だけでなく、快適な着心地や機能性もさらに重要になっていくのではないでしょうか。そう、ニューノーマル時代の仕事着は、どんどん旅のスタイルに近づいていくと思うんです。

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職種にもよりますが、どこでも働けるようになると、近い将来、旅するように暮らすライフスタイルも可能になるかもしれません。定額住み放題の多拠点生活を提案するプラットフォーム「HafH(ハフ)」や「ADDress(アドレス)」などのサービスが注目されているのも、そんな背景があるからでしょうね。

コロナが終息したら、日本中、いや世界中を旅して周りたい。本当に、世界中を転々と移動しながら働けたら最高ですよね。早くそんな日が来ますように……。神サマ、マジでお願いします。


今回のスタイルのキモは……。

●旅先で使える服は、その人にとっての究極のワードローブ
●これからの仕事着は、旅のワードローブと共通点多し。
●きちんとした見た目だけでなく、着回し力と機能性も大事。
●色数を抑えれば、コーディネイトは簡単に。
●新しい生活様式は、無理せず、油断せず、続けることが大切。


Photo: Ikuo Kubota (OWL)
Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


最新刊となる7冊目は、いわゆる”ファッションの本”ではありません。性別問わず、誰しもが気になる人を惹きつける内面の魅力である色気の重要性。ファッション以前の人間的な、大事な部分について迫りました。色気があるとないとでは、仕事だけでなく、遊びや恋愛など、人生でのさまざまな局面が変わってきます。とはいえ、これと言った正解、とらえどころがないのが色気です。

 

異性を惹きつける性的な魅力が色気なのか? 髪型や体型、メイク、香り、ファッションなど外見をセクシーにすれば色気は出るのか? 肌の露出を高めボディタッチをすれば色気は出るのか? 逆に隠せば色気は出るのか? 雰囲気や仕草、目の表情、声に色気は宿るのか? はたまたダメ男やダメ女に色気はもたらされるのか? 上品な色気と下品な色気の違いとは? 男性が思う女性の色気とは? 女性が感じる男性の色気とは? 「色気力」とはいったい?

いろいろな経験をしてきたけど、まだまだ辿り着けない「色気力」。本書では、過去の失敗やコンプレックスを乗り越えながら学んだ「色気力」の正体に迫ります。巻末には、和文化総合プロデューサーであり、上品な佇まいからそこはかとなく「色気力」が溢れる美人エッセイストでもある森 荷葉さんとの対談「男と女の色気」もあります。お楽しみに!

あなたの基本を作り、周囲の人を心地良くさせるコツを紹介します。急速に変化する対人関係の在り方のヒントが満載の一冊です。ありがたいことに発売前から全国からたくさんの問い合わせをいただいております。ぜひ読んでいただけると幸いです。

「色気力」
(集英社文庫)

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【エロサバ】-Hoshipedia

「エロサバ」とは、エロいコンサバの略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのに、なぜかエロく見えるスタイルのこと。例えば喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着ていて、メイクもナチュラルで抑制しているのに、不思議と色っぽく見えるスタイル。例えば、普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンの開け方や袖口のまくり方でSEXYに見えるスタイル。粗悪な素材でデザインが変わっているシャツでは駄目。上質な素材でベーシックなシャツだからこそ、崩して着こなしても上品さが保てるのです。男性で例えるなら、仕立てられたグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに黒の無地のネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのに、内側から大人の色気が香るスタイルのこと。



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