プレミアム感漂う新型ゴルフは賢者の選択?
吉報は寝て待てといいますが、やっと新型ゴルフの発売がアナウンスされました。で、何が“吉”なのかと申しますと、「納車はもう少し先になるので車検代10万円とオプション代5万円の特典を付けますよ!」というキャンペーンが用意されているのです。
ただしこのキャンペーン、2月から4月末日までに車検終了予定の車両(下取り車)をお持ちの方に対する3月末(年度末)までの特別オファーだといいます。条件に当てはまれば好都合でしょうが、対象外の方はコレを元にブツヨク成就の戦略を練る……という頭の切り替えが必要となります。
さて、日本上陸第一弾となる新型ゴルフですが、現状では48Vのマイルドハイブリッドのパワートレインを採用した3グレードになるとのこと。
具体的にはエントリーモデルが1.0リッターエンジンを搭載した『eTSI Active』(100ps/200Nm+100kW)。主力グレードが1.5リッターエンジンを搭載した『eTSI Style』(130ps/200Nm+130kW)となり、さらにスポーツ仕立ての『eTSI R-Line』が上位モデルという構成です。
欧州仕様には6速MT仕様もあるのですが、どうやらこの3モデルは7速DSGと予想します。ディーゼルエンジン搭載の『GTD』、PHEVの『GTE』はさらに先のハナシになる見込みであり、飛び切りスポーティな『GTI Clubsport』などはさらに時間を要することが考えられます。
世界的ベンチマークとして自他共に認めるフォルクスワーゲン・ゴルフも今回のモデルが第8世代となりました。新型のトピックはデジタル対応と電動化されたパワーユニット、そして最新型運転支援装置の充実です。
装備内容の詳細など今後のアナウンスを待たねばなりませんが、安全性に関していえば、もし運転中にドライバーが気絶級のトラブル(運転不可能)に遭遇したとしても、緊急時停車支援システム『Emergency Assist』が作動しクルマを安全に停止してくれるのだそうです。
正式発表から幾年月。どんだけ待たせんだよ状態もついに解消される時が来ました。目がだいぶ慣れたせいか、新型ゴルフもその魅力がジワる段階に達したようです。
今回ココで紹介する画像はすべて欧州仕様ですが、右ハンドル設定の英国仕様をセレクトし掲載しています。ギャラリー内にはRラインを中心に画像をドッサリ。少しでも気分を盛り上げてくださいね。続報が入り次第、随時詳細をお伝えします。それではまた!
Text:Seiichi Norishige