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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
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乗馬やハンティング、ドライブなど、1930年代・英国文化から生まれた「クラススポーツスタイル」を、現代でも着られる日常着として赤峰幸生がに解釈した新レーベル「AKAMINE CLASS SPORTS –STARTED 1968 TOKYO-」。

高円寺のアネモネで行ったオーダー会に潜入して、お客さまの小島興太郎さんに生の声を聞いちゃいました。

赤峰さんの服が欲しくて、欲しくてたまらなくなりました

──小島さんは、赤峰さんとのお付き合いはいつからですか。

今年(2020年)の5月に初めてめだか荘に伺いました。赤峰さんのお名前は、雑誌での菊池武夫さんと対談などを通して知っていましたが、FORZA STYLEを見て、「あ、ここにも登場している!」と、動画を見始めました。そうしているうちに、「いつかはめだか荘に行きたい」と思うようになり、赤峰さんの服が欲しくて、欲しくてたまらなくなりました。

──実際にお会いした赤峰さんはいかがでしたか。

動画を見ていると怖いイメージもありますが(笑)、実際にお会いして話をするととても優しく接してくれました。初回からスーツをオーダーしましたが、スタッフの方たちもしっかりサポートしてくれて安心でしたね。今、58歳ですが、この歳になって本物のクラシックスタイルと出合えて、赤峰さんには感謝しています。

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左から、「AKAMINE CLASS SPORTS」のノーカラージャケット「HAWICK(ホーウィック)」、ハンティングジャケット「ABERDEEN(アバディーン)」、ドライビングジャケット「ARBOIS(アルボア)」

──初回にはどんなスーツを作られたのですか。

モヘアのネイビーのスーツと、ブリティッシュリネンのスーツをオーダーしました。今日着てきたスリーピースも「AKAMINE Royal Line」のものです。

「前はネクタイをしていなかったのに、最近どうしたんですか?」と聞かれます


「AKAMINE CLASS SPORTS」ドライビングジャケット「ARBOIS(アルボア)」オーダー価格14万円~(税抜)

──赤峰さんのスーツを着ていていかがですか。

今まで着ていた既製品のスーツとはレベルが違うのを感じました。自分の身体のサイズに無理なくフィットして、出来上がったスーツを着て鏡で見たとき、あまりに決まりすぎていたので驚きました(笑)。イメージ以上の出来上がりで、一生この服とつきあっていこうと思いましたね。

──小島さんの周りの方の反応は?

以前のスーツは少し大きめでラフに着ることが多く、身体にフィットしたスーツを着たのは初めてでした。「AKAMINE Royal Line」のスーツは着心地が良く、生地のクオリティは最高級で、スタイルは赤峰さんが作り上げたものなので、とにかく自信を持って着られます。実は仕事ではしばらくスーツを着ていませんでしたが、赤峰さんのスーツを着てタイドアップすると身も心も引き締まって、仕事にも良い影響があると自分では思っています。

──オフィスや取引先に行くのが楽しくなりますよね。

そうですね。会社では「前はネクタイをしていなかったのに、最近どうしたんですか?」と聞かれたりして、スーツを着ることを楽しんでいます。仕事ではもちろん、普段もちゃんとスーツを着ようという意欲が出てきて、朝ウキウキして出かけています(笑)。

憧れていた“映画スター”の着こなしが、赤峰さんと出会って実現しました

──小島さんにとって「スーツを着る」ことの意味とは?

スーツには昔から憧れもあったし、この年齢になってやっとスーツを着こなせるかなと思うようになりました。自分の夢の一つに、「スーツを着て映画スターの着こなしに少しでも近づけたら……」というのがあるんです。

──具体的にはどんな映画スターなんですか。

大学生の時に映画をよく観ていて、マフィア映画が好きで、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、アラン・ドロン、マルチェロ・マストロヤンニとか、ポール・ニューマン、ダスティン・ホフマン、ウディ・アレン、スティーブ・マックイーンなどが大好きでした。そういうスターにずっと憧れがありましたが、赤峰さんと知り合って、思い通りのカタチになっていきました。赤峰さんとの映画や音楽、旅の話も面白いですよ。

オフの日もクラシックな“赤峰の世界”に包まれて過ごしたい

──今日のお目当てのアイテムは何ですか。

赤峰さんから「AKAMINE CLASS SPORTS」のお話を伺って、少しラフな感じで、“お金持ちの暇つぶし的な服”にも憧れと興味があったので、ドライビングジャケットの「ARBOIS(アルボア)」を試着してみたらものすごく格好良くて、思わずひと目惚れしてしまいました。

──「AKAMINE CLASS SPORTS」のオリジナル生地のモールスキンは生地の厚みをしっかり感じられていいですよね。

私はずっとクラシックに憧れてきましたが、今の服と着こなしは、周りを見渡しても首をかしげることばかりです。自分が映画を観ながら蓄積してきたスタイルと、今流行っている服はあまりにギャップがありますが、赤峰さんと出会って、「自分は、自分の好みで着こなすクラシックが好き」ということに気づかされて、迷いなく赤峰さんにお任せしようと思いました。

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──では最後に、赤峰さんにメッセージを。

赤峰さんの服やスタイルには、クラシックスタイルの哲学や信念を感じます。実際に着ていてダンディズムを楽しんでいるし、自分が好きな映画の世界を具現化していて、とても価値を感じます。

──今日は、モールスキン以外の生地や色も薦められましたが、どうされますか。

表がシルクで裏がコットンのクラススポーツオリジナル生地や、初夏にも着られるアイリッシュリネンなどいろいろ薦めていただきましたが、初志貫徹でモールスキンにします。桜が咲く頃に出来上がるので、楽しみに待っています。次は、夏用にコットンスーツを作りたいですね。

インコントロ
梶が谷「めだか荘」
川崎市高津区末長2-36-16

Photo:Naoto Otsubo
Text:Makoto Kajii



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