バックパックといえば、学生や若い世代が持つバッグというイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし最近は、そのファッション性や機能性の広がりにより、若者だけのものではなくなってきています。バックパックは30代はもちろん、40~50代の大人の男性にも愛用してもらいたいアイテムなのです。
大人の男ともなれば、使用するカバンにはやはりこだわりを持ちたいものですよね。
そこで今回は、お好みに合わせて選べるバックパックの選び方のコツをビジネスシーン向けとカジュアルシーン向けでの2種類に分けてご紹介いたします。
1.「ビジネスシーン派」にはどんなバックパックが良い?
スーツ姿にもフィットするバックパックはひとつ持っておくと、とても便利。仕事で使う大人のバッグパック選びのコツをご紹介いたしましょう。
通勤スーツにマッチするダークカラーとシンプルデザイン
通勤や仕事で使用するバックパック。カジュアルさを抑えて、できるだけフォーマルに見えるものを選ぶべきです。
その際のコツは、シンプルなデザインのものを選ぶこと。
背負ったまま出し入れしやすいポケットの機能性
バックパックを選ぶ際の最重要ポイントは”使いやすさ”。
大きさ(容量)は20Lくらいの大きめサイズがオススメです。ですが、その際にバッグ自体が重すぎない素材であることも重要なチェック事項です。
またビジネスシーンで使用するなら、ノートパソコンやスマートフォンなどのガジェットが収納しやすいかも大切なポイントです。バッグの中に機能的な収納ポケットがあることはもちろん、PC用のパットが付いているものが便利ですよ。
さらに、トップのファスナーは両開きになっていて、モノの出し入れがしやすいこともチェック。
40代50代男性はリッチなレザー素材がオススメ
通勤などのビジネスユースでバックパックを選ぶときは、レザー素材を使ったアイテムをオススメします。オールレザーでもよいですが、レザー×異素材のコンビネーションなどは軽くてオススメです。
リッチなレザーのツヤは、スーツなどの都会的なファッションになじんでくれます。
ビジネス用バックパックのおすすめブランド
ビジネスバッグで世界中のビジネスマンから高い評価を得ているブランド、Tumi(トゥミ)がオススメです。
ほかにはアウトドアチェアなどで有名な世界的ブランド、ヘリノックスのターグ バイ ヘリノックス(TERG by HELINOX)、アップル社の公認バックブランド、インケース(Incase)などもオススメ。どれもステイタスを感じさせる高級素材を使用していて、大人のスーツ姿にもマッチするでしょう。
2.「カジュアルユース派」にはどんなバックパックが良い?
最近はステイホームなのでもっぱらインドアになりがちですが、本来はがっつりアウトドア派の人も多いのではないでしょうか?
アウトドアなシーンに限らず、普段のカジュアルファッションにアウトドアテイストを取り入れるのも1つのおしゃれになってきています。レジャーシーンだけでなく、タウンユースでも使用してもらいたい、カジュアルなバッグパック選びのコツをご紹介しましょう。
普段使いもできるクラシックなデザイン
レジャーシーンで重視すべきは機能性なので基本的にはナイロンなどのカジュアルな素材に限定されますが、”普段使い”という点で大人の男が選ぶべきは、「クラシックでレトロ」なデザインです。
特に地味すぎも派手すぎもしない程良いカラフルな色使いは、大人の男性にも似合いますね。
軽量で耐久性・耐水性があり、多機能ポケットが便利
休日やカジュアルなシーンで使うバックパックで、重要視したいのはやっぱり機能性ですよね。そんなときは軽量のナイロンやポリエステルなどの、撥水性や耐久性に優れた素材がオススメです。
外づけのペットボトル収納ポケットやジッパーつきのマチのポケットなど、アウトドアのための機能性はレジャーシーンのときには重要なポイントです。ビジネスシーンと同じく、荷物を出し入れしやすい外付けポケットなどの機能性はもちろん重要なチェック事項です。
カジュアル用バックパックのおすすめブランド
筆者のお気に入りかつオススメはJ.クルーのバックパックです。建築家が開発した老舗バッグパックブランドのケルティ(KELTY)、パラシュートを作っていたブランドのドリフター(Drifter)、海外で人気になりつつあるハーシェル サプライ(Herschel Supply)などもオススメです。
テイストの違う2種類のバックパックをご覧いただきましたが、いかがでしたか?
大人の男性にこそ持ってほしいバックパック。その選ぶときのコツについて解説しました。
ぜひ、お役立てください。
Text:Shinichi Shuto