通勤にも使える上品さと軽い履き心地が魅力の頼れる相棒です
第320回は、カンペールのシューズです。
1万8500円 (税抜)／カンペール（カンペール）
ダッドスニーカー然り、ハイテクスニーカー然り。長らく続くスニーカーブームでいわゆる派手スニが注目され、ここ数年で急増。一部アイテムにはプレ値がつくほどでありますが、正直この手のアイテムは食傷気味。
そんな傾向もあってか、ベーシックなローテクが沸々と人気上昇中なんです。中でも、あらゆるスタイリングにマッチするシンプル顔は最適。そこでオススメしたいのが「カンペール」のレザースニーカーです。
1975年に創業した同ブランド。創業者のロレンソ・フルーシャは靴職人の家系で育っていて、そのDNAは前身となる祖父が経営する1877年から紡がれています。独特なラウンドトゥが特徴で、そのレトロな雰囲気が昨今のクラシック回帰のトレンドも相まって再加熱。
写真の「ランナー」は、1982年に誕生したアイテムに現代的なアレンジを加えてリリースされた、同ブランド鉄板の一足。
履いているのを忘れるかのような軽い履き心地が魅力の本作。シンプルなコート系をベースに、アッパーはカウレザーを採用。カジュアルなルックスでありながら上品な光沢を放つので、デニムやチノパンはもちろん、ドレッシーな装いとも好相性です。
アウトソールには耐久性とクッション性に優れたオリジナルのラバーソールを配し、敢えてネイビーで仕上げることでこなれ感を演出。ラフな履き心地とともにきちんと感も楽しめます。
あれこれ悩まずに履ける一足は、慌ただしい朝にも、近所に出かける時にも活躍します。ベーシックな定番を持っているだけで、今どきな派手スニとの使い分けもできるので、コーデの振り幅もマシマシになるかと。
3万2000円(税抜)／カンペール × ポップトレーディングカンパニー（カンペール）
今季で2度目となる「ポップトレーディングカンパニー」とのコラボ。ベーシックなシルエットのサイドゴアブーツに、耐久性に優れたビブラムソールがボリューム感をプラス。プルトップ周りのエラスティックゴムとイエローのドローコードが、モダンなスポーティさを演出します。
2万円(税抜)／カンペール（カンペール）
恋人へのギフトでもオススメなユニセックス仕様。アッパーにパンチングでデザインを施し、洒落感とともに通気性も抜群。クラシックな一足に配した厚さ4cmのソールが、さり気なく旬な履き姿を楽しませます。ボリューミーな見た目とは裏腹な、驚きの軽さも見どころに。
1万8500円 (税抜)／カンペール（カンペール）
Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Text：Hayato Hosoya
【問い合わせ】
カンペール 03-5412-1844
