下着だけでなく、上に穿くスウェットパンツも白にして、悪い流れをリセットする!
新年 明けましておめでとうございます! 2020年はコロナ禍という未曽有の事態に陥りましたが、2021年は「災い転じて福と為す」。災難を上手く利用して、逆に幸福のきっかけにできるようポジティブに過ごしていきましょう。
さて、2021年のハナを切る196回めは「マイストーリー(mey story)」の白いスウェットパンツ。
コロナの影響で、リモート会議など家で過ごすことが多くなり、必然的にパンツの類いはリラックス方向へと流れたのではないでしょうか?
以前より"アスレジャー"なんて言って スポーティなウェアに身を包む提案がされ、かつては完全な休日着だったスウェットパンツにも洒落たデザインが多くなっていたのもあって、意外と抵抗なく外出時にも穿いて出掛けられるようになりました。ワンマイルでなくても。
その結果、昨年はさまざまなスウェットパンツを買い足すことになったんですが、2021年という新しい年を迎えるために清水ダイブしたのが、今回のマイストーリーです。
1928年にドイツで創業した老舗ボディウエアメーカー、マイ(Mey)社が手掛けるカットソーブランドで、高品質のペルー産ピマコットンを使って、丁寧に手作業で生産されているんですが、ご多分に漏れずスウェットのクオリティも抜群!
新年は、気持ちを真っさらに清い心で迎えたいので、照れるくらいの白を選んでみました。
毎年新年には 下着も新調し、年明けは新しい白い下着で身を包むのを恒例としているんですが、2020年は気持ちも含め、なんとなくドンヨリとしていたので、思い切ってその上に穿くスウェットパンツも白にして、悪い流れをリセットしたいと思います。
知らなかったんですが、ブラジルでは新年を迎えるタイミングには白い服を着るのが慣例となっているんだとか。白は光・純潔・善行の象徴だからだそうで、想いは同じようです。
日本では白い服って春夏のイメージが強いですが、優雅でリッチに見えるので欧米のお金持ったお洒落さん達は、白い服に身を包んで冬を過ごしていますよね。
さすがに全身真っ白っていうのは、どこぞの宗教か、精神を病んでしまった人に見えてしまうので家を出る際は避けて、色のついたアウターを纏って出掛けますが、元日くらいは家で大人しく、清々しい心持ちで過ごします。
ただ お屠蘇からの痛飲で酔っ払って、お醤油なんかをこぼしてシミを作らないようにだけは気をつけます。年明け早々、汚点をつけるなんて なんとも縁起が悪いので…。
本年も、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
皆様に幸多き年となりますように。
Photo:Shimpei Suzuki
Edit:Ryutaro Yanaka