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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

レコ大より歴史があった日産スカイライン!

説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

ザックリ振り返りシリーズ『日産スカイライン』

年末の“賞取りレース”といえば、『日本レコード大賞』です。ワタシのような昭和歌謡世代にとって、年末のTV特番として外せない番組でしたね。レコードからCD、そしてデータDL方式が主流となった今でも“レコード”なのは歴史かな。ちなみに初開催は1959年。既に60年以上の歴史があります。

自動車業界も師走の声が聞こえる頃、各種団体から様々に受賞発表があります。直近の発表は『2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤー』。今回取り上げる日産は軽自動車『ルークス』が『K CAR オブ・ザ・イヤー』を受賞。明るいニュースですよね。

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そんな日産からもうひとつ発表されたのが、一般社団法人日本ネーミング協会が主催する『日本ネーミング大賞2020』において、同社の『SKYLINE(スカイライン)』が自動車部門で優秀賞を受賞したということ(画像は1962年式プリンス・スカイライン・スポーツ・クーペ)。

ちなみに大賞は『鼻セレブ』、審査委員特別賞に『カップヌードル』、そして変わったところでは猫好きの切り札『(CIAO)ちゅ〜る』が優秀賞を受賞。他にもありますが気になる方は調べてみてくださいね。

この日本ネーミング大賞は今回が初開催ですが、確かにブランドの構築や販売促進上、ネーミングはとても大切ですよね。自動車ファンのためにひとつ例をあげますと、よくラリーで使われる「ターマック」という舗装路面を表すこの言葉。じつはとある企業の登録商標です。

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ところで、皆さんはご自身の愛車の車名の由来をご存じですか? 今回注目したスカイラインは1957年に誕生し、現在発売中の現行モデル(上の画像)で既に13代目。ですから、自動車好きでも記憶が遠くなりがちです。あらためて正式アナウンスからその由来を引用してみます(画像は現行型最新モデル)。

“車名の「スカイライン」は、「山並みと青空を区切る稜線」に由来しています。初代モデルの誕生当時、それまでの主力商品であった「プリンス・セダン」に代わる新型乗用車のネーミングとして決定されました。

当時の富士精密工業の会長であり、ブリヂストンの創業者としても知られる石橋正二郎会長は、同社製品のゴルフボール「ブルースカイ」、「スカイウェイ」などと共通性のある「空」に因んだ言葉を指向し、社内に存在した命名案の中から、清冽なイメージを持つ「スカイライン」が選ばれたと伝えられています。”

初代スカイラインはどれ? なんて聞かれてもピンとこないでしょうから、ザックリ振り返ってみましょう。スペースの都合でご紹介できない分はフォトギャラリー内をご覧ください。では、スタート!

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1.ALSI (1957-1963年)
いま見ると随分とキュートなセダンですが、時代は50sですからアメリカ車のようなテールフィンのデザインを採用しています。排気量は1.5リッターでした。そして、1962年のMCで2ドアクーペが誕生。

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2. S50(1963-1968年)
第2世代のトピックは直列6気筒エンジンの採用でしょうか。画像の2000GTは東京オリンピックイヤーにあたる1964年(昭和39年)に誕生。第2回日本グランプリ出場マシンとして急遽開発されたモデルでした。

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3. C10(1968-1972年)
日産との合弁直前に完成させ、プリンス最後のレーシングカーとしてレースに挑んだR380と(上)と3代目スカイライン(下)。このモデルは通称“箱スカ”(ハコスカ)と呼ばれ、また、ツーリングカーレースのホモロゲーションモデル“GT-R”を誕生させました。

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4. C110(1972-1977年)
TVCMの挿入歌「愛と風のように」が有名ですが、キャッチコピーである「愛のスカイライン」、「ケンとメリーのスカイライン」を知る人はオジサンです。4代目の通称はケンメリ。画像のGT-Rも生産されましたが排気ガス対策の影響もあり消滅。

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5. C210(1977-1981年)
初めてターボエンジンが搭載された5代目モデル。デビュー当初は丸形4灯ヘッドライトでしたがMCで角型ヘッドライトを採用し大門軍団に帰属。TVCMではなぜか外人風の声が「スカイライン・ジャパン!」と叫びます。その影響で通称“ジャパン”。ヒロミ・ゴウより早いです。

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6. R30(1981-1985年)
あのジャパン! は6代目への布石だったのでしょうか。CMキャラクターにハリウッドスターでクルマ好きのポール・ニューマンを起用。デビュー当初は2リッター直6ターボが最強でしたが、後に4気筒ですがDOHCエンジンが復活。

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最終的にターボ化&ICも備わりスカイラインファンが大フィーバー。ココまで来ると西部警察の劇中車としてしっかと定着(5代目を含む)。ただし、この6代目から伝統のサーフィンライン(後輪の前方から後方にかけてフレアに広がるプレスラインのこと)が消滅。MC後モデルは通称“鉄仮面”。

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7. R31(1985-1990年)
7代目最大のニュースは直6DOHCエンジンの復活です。自動でニョキッと姿を現すフロントボトムのスポイラー(世界初のオートスポイラー)がアナログ育ちの男心を刺激しました。それにしても不思議だったのはそのモデル名で、なぜかGT-RではなくGTS-Rでした。

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8. R32(1986-1995年)
ついにその日がやってきました。『GT-R』完全復活です。まあ、4WDとかターボとか排気量マシマシはご愛敬(画像はGT-R V-spec)。サーフィンラインがなくてもリアがブリスタースターフェンダーでカッコいいので許します。

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9. R33(1993-1999年)
ちょっと恰幅が良くなった9代目。“デブ化は甘え”なれど走りは熟成されました。

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10. R34(1998-2002年)
“スカイライン”と“GT-R”が同義語であったのはこの10代目まで。日産に病魔が忍び寄ります。

11. V35(2001年)
12. V36(2006-2013年)

11代目以降は「C・ゴーン来襲」以降のハナシとなります。スカイラインとGT-Rは分離されグローバル化の波にさらわれました。ココまでくるとスカイラインのハナシなんだかGT-Rのハナシなんだか物語は混沌としてきます。息が切れたので今回はココまで。ではまた!

Text:Seiichi Norishige

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