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FASHION こじラグ

【ロロ・ピアーナのワニ革ベルト】身の丈に合うか、似合うかは二の次。今後の希少性を考え、先行投資!

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自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

このままだとワニ革は買えなくなり、希少性は上がる一方かと

さて、192回目は「ロロ・ピアーナ」。カイマン・レザーのベルト「オーエン」です。

やっぱりワニ革の竹斑(たけふ)や玉斑(まるふ)が綺麗に並ぶ様は美しく、心奪われてしまいますよね。ワニの話になると、クロコダイルか、カイマン(アリゲーター)かで、どっちが綺麗か、どっちが高価かなど議論になりがちですが…、いまやどちらも変わらないほど希少ですし、価格もさほど変わらなくなっていると思います。

毛皮やエキゾチックレザーの使用を禁止する流れを考えると、今後ますます手に入れられる可能性は低くなっていくでしょう。

買えなくなってから慌てて探すのも愚かなので、身の丈に合っているか、似合うかは ひとまず無視して、上質で一生使えるようなベルトを探してみることにしたんです。

まず向かったのは「エルメス」。ポロサス(クロコダイル)のベルトは目を見張るほどの美しさでしたが、バックル無しで軽く50万円超え…。現実的ではありません。

パッと踵を返して、第2候補のロロ・ピアーナを訪れたら、カイマン・レザーのベルトが 20万円弱で売っていたんです。

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とは言え、おいそれと買える金額ではないので、呼吸整え、一旦帰宅。

ただ 興奮は覚めやらず。一度見てしまったら あの竹斑の美しさが気になって仕方がない。いやらしい光沢もないし、斑もゴリっとしてなくて使いやすそう。

おそらく 買うのを躊躇している内に価格はドンドン上がってしまい、その上昇に反して斑の美しいワニ革は使えなくなって、納得のいくベルトには出逢えなくなってしまう…。

そんな風に思ってしまったら夢にまで見そうだったので、一念発起。思い切って清水ダイブをブチかましてやりました。

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店舗では ちょっとワガママを言わせて頂き、マイサイズの黒をすべて拝見した上で、最も斑の美しいものをチョイス。かなり納得のいく一本を手に入れることができました。

ただ、いまの僕には時期尚早。まだまだ似合う気がしないので、クローゼット奥に鎮座するパンドラの箱で しばらく眠ってもらうことに。おやすみ、ハニー。

ところが、本日発売したPOGGY別注のベビー・カシミアと「オープン・ウォーク」のニュースを聞いたら、なんだか無性に付けたくなってしまった。

先日 取材した捨てなかった服企画で tango245の結城恵介さんも スーツを着て、黒い靴を履いた日の約90%は同じベルトを30年間してきたという話をしていたので、今から使っても70過ぎまでは保つのかなって思ったりして。

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タイミング的には 2021年の年始から使い始めるのがキリが良さそうなので、年明けとともにテープカットか?ってな要領で タグの紐を切って、使い始めようと思います。

でも、最近はコロナの影響で在宅で仕事してることが圧倒的に多く、ウエストが紐になったイージーパンツばっかり穿いてる気がするから、スタートダッシュ後にすぐコケそうな気がする……。

まぁ、使う頻度が少ない方が穴も広がったりせず長く使えそうだから、それはそれでイイのかもね。

Photo:Shimpei Suzuki(item)
Edit:Ryutaro Yanaka



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