「融合」するファッション
先日の10月4日に亡くなった高田賢三さん(81)。パリを拠点に活動し、世界的なファッションブランド「KENZO」を立ち上げたデザイナーです。
新人の登竜門とも呼ばれる「装苑賞」を受賞後、パリにわたり民族衣装をアレンジした斬新なデザインを発表。フランスの最高勲章に加え、日本でも芸術分野で優れた功績を挙げた人にのみ贈られる紫綬褒章を受章するなど、世界のファッション界をリードする存在でした。
今回はそんな高田賢三氏による「KENZO」のランウェイを振り返ります。
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©REX/アフロ
1996年の冬コレクション。鮮やかな色彩と大胆な柄の組み合わせが、見る人に忘れられないインパクトを残します。
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©REX/アフロ
こちらは1994年の冬コレクション。中央アジアのようなテイストもありつつ、ヨーロッパらしさも感じるようなスタイル。こうした「融合」が高田賢三氏の作風の大きな特徴でもありました。現代でも十分通用するファッションですね!
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©REX/アフロ
ラストは1985年の夏コレクションです。一般的なコレクションと違い、複数人のモデルが同じ服装で登場するショットは中々見かけません。高田氏は映画館やパブでもコレクションを開いていたそうで、普通の枠にとらわれない発想が当時の人々の間で話題になったそうです。
いかがでしたか? 華やかな色彩、大胆な柄の組み合わせ、民族衣装からの着想、重ね着……。純粋にファッションが好きで、それを追求し続けた高田氏の作風はファッション史の中でも大きな位置を占めています。
こちらに載せきれなかった色あせない名ショットの数々をフォトギャラリーで紹介しています。ぜひご覧ください。
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それでは次回もお楽しみに!
Text:celebrity watchers☆MK
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