CAR ― Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

妄想は続くよ、どこまでも!

輸入車ブランド総チェック第一弾。『ドイツ・プレミアム御三家』編

2020.10.4 2020.10.4
2020.10.4
説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

ブツヨク成就のタイミングを見誤るな!

製造ラインから物流まで以前同様とまでは行かぬものの、徐々に回復傾向にある自動車業界。メーカーにより業績のバラつきはありますが、2020年1月~9月でザックリ20%前後落ち込んでおります。

とはいえ、下を向いてばかりはいられません。ローンチスケジュールに多少の遅れはあるものの現在はマイナーチェンジ(MC)を含めニューモデルが目白押し。そこで今回は多数派を形成する人気輸入車、ドイツの“プレミアム御三家”に絞ってその動向をリサーチしてみましょう(以下、ABC順)。

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最初はアウディです。日本の輸入車のなかでは販売台数ランキングは万年4位。インポーターとしてはもっと売りたいところでしょうが、メルセデスやBMWを蹴散らすほど売れてしまったらその価値は下がると思います。

アウディというブランド、先進的とかオシャレだとか、前出の2ブランドにない個性が魅力です。よって市場に対するその数自体がブランド価値に影響を及ぼします。

最新トピックはついに日本発売となったBEVの『Audi e-tron Sportback』です。前輪用と後輪用の2基のモーターを備え出力300kWを発生し、航続距離407km(WLTC)を実現(バッテリー容量は95kWh)。性能的には実用面も申し分ありません。

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デザインパッケージはクーペスタイルのSUVといった風情ですが、皆さんの感想はいかがですか。ワタシはもう少し革新的な何かを感じさせてほしかったというのが正直な感想です。アウディSUVの流れをくむ安心感より、大胆なモノを期待していました。フェンダーアーチの処理も分割線を増やしただけで、どうにもインパクトに欠けます。

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しかしその一方で、カメラ式のドアミラー『バーチャルエクステリアミラー』を初採用。室内からの視認性もよく、またキレイにモニターをインストールした点は流石に着こなし上手なアウディです。ちなみに日本価格は通常のミラーを採用するモデルが1,327万円、このバーチャルエクステリアミラー仕様が1,346万円(いずれも1stエディション)。

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2020年の年末から年度末までリアルなブツヨク候補(車両価格500万円前後)は、まずドイツ本国でMCモデルが発表されたコンパクトSUVの『Q2』です。日本導入予定は2021年前半。つまり現行型を買ったら1年と経たずに旧モデルとなってしまいます。その分、価格やオマケの特典があるかも知れませんが、よ~く考える必要があります。

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そこで選択肢は日本デビュー2年目に突入した『A3 Sportback』と『A3 Sedan』です。エントリーモデルはともに1.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、お馴染みのスポーツバックが330万円~、渋いセダンが349万円~。上級モデルを見ればキリはありませんが、アウディの魅力が濃縮されたモデルだと思います。

アウディ ジャパン

 

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レーシングなM3&M4の発表で話題沸騰中のBMW。どちらも実質的には1,400~1,500万円クラスですから夢の世界です。しかし、BMWのいいところは何を買ってもライド感がスポーティなところ。まるでドレスアップしたかのような心地よい緊張感が味わえます。

リアルな価格で旬のモデルとなれば流麗なクーペスタイルの4ドア車『BMW 218d Gran Coupe』が筆頭格です。この夏に追加されたディーゼル車ですが走りはBMWそのもの。価格は420万円~とイイ感じです。パッケージはFFとxDriveを選べますが、個人的には軽快な前輪駆動で十分だと感じています。

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新エンジンの採用で価格的にも競争力ある3シリーズの追加モデル、『BMW 318i』が500万円を切って489万円とそそられます。いずれM3のような大型のキドニーグリルになるのでしょうが、プレーンな現行デザインに魅力を感じる方は要検討の1台。

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人気のSUVからは『X1』がブツヨク候補です。後方までまっすぐに伸びるルーフラインが示す通り、トラッドなSUVらしい実用性を確保しながらもデザインの妙でシティ派SUVに必要な洗練された印象を与えます。価格はエントリーモデルの『BMW X1 sDrive18i』で438万円。少し装備を欲張ってコミコミ500万円に収めましょう。

BMW

 

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悩ましい選択を強いられるのが国内輸入車No1.の販売実績を誇るメルセデスです。直近の話題はAから始まるコンパクトクラスに安全装備である『レーダーセーフティパッケージ』がオプション扱いから標準装備(GLAを除く)へと格上げされたこと。

で、フォルツァ世代のイケてる40代は何を選ぶべきか? ワタシなら迷わず『CLA』を選びます。スタイリッシュな4ドアクーペの標準ボディなら遠目に上級モデルの『CLS』に似た存在感がありますし、先代よりデザインバランスの整った『CLA Shooting Brake』も存在感があります。また、Aクラスならセダン、SUVのGLAも候補の1台。

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価格は前車が472万円~、後車が483万円~。ともに1.4リッター直列4気筒ターボエンジン搭載モデルですが、約30万円上乗せできれば2リッターのディーゼルターボ搭載車も選べます。

ラインナップ豊富なメルセデスですから、基本的にはお好きなモデルをという部分もあるのですが、ご予算タップリならクロスカントリー系のSUVから『G 350d』を。6月30日の価格改定で+45万円の1,237万円となりましたが、やはり絶対無二の魅力は尽きません。

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最後にもう1台上げるとすれば輸入車ミニバンの頂点となる『V class』でしょうか。最新トピックは7月13日にアナウンスされた『レーダーセーフティパッケージ』と音声による対話型インフォテインメントシステム『MBUX』の標準化。価格は781万円~831万円。いいお値段なのですが、最上級モデルのトヨタ・アルファードが775万2,000円です。これはもう考え方次第ですね。

メルセデス・ベンツ日本

今回は日本で輸入車トップ4にランクされるドイツのプレミアム御三家を特集しましたがいかがでしたでしょうか。価値基準は他人と比較するものではないと思いますが、それでも購入時期により多少の損得が生じます。ブツヨク成就はクルマ選びとタイミングも大切な要素なのです。

Text:Seiichi Norishige

※文中の車両価格は消費税を含みます。なお、最新の価格は各社の公式HPにてご確認ください。

Author profile

教重 誠一
教重 誠一
Norishige Seiichi

自動車雑誌の編集者を経てモータージャーナリストへ。駆け出しの頃からサラリーマンの限界に挑戦し数々の輸入車を乗りまわす。印象深かった愛車はポルシェ911(930)、Ruf CRo
コンバージョン(964)、メルセデス・ベンツ500E、フェラーリ412、BMW6シリーズ、RG500Γ(バイク)。趣味はシガーとパイプとすし屋巡り。ジャンルを問わず酒好きだが、一定以上飲むと睡魔が襲い銘柄を失念する。1964年、北海道生まれ。

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