米・伊の絶妙なマリアージュが、タイムレスな着こなしを可能に!
第289回目は、マッキアジェイのデニムシャツです。
一枚でサマになるデニムシャツは、シーズンやシーンに捉われない男の永久定番。今回ご紹介するのは、汎用性抜群のデニムシャツにこなれ感を加えた、大人に相応しい逸品です。
「マッキアジェイ」は、デザイナーのマッテオ・マッキアヴェッリが2004年にLAで創業。アメリカとイタリアの雰囲気を融合させたコレクションが特徴で、新星を意味するライジングスターのロゴでお馴染みのブランドです。中でも定番のデニムシャツは、ウエストコーストを思わせるカジュアルさと上品な大人っぽさを併せ持つ、同ブランドの人気アイテム。
生地は薄手のコットン。スリムなシルエットでやや短めの着丈で、シャツアウターとしてもインナーとしても幅広く活躍します。モダンな着こなしを叶える一方で、洗いを掛け随所にアタリやダメージ加工を施しているので、男らしいな印象も。このリアルなヴィンテージ加工は、イタリアの職人によるハンドメイド。アメリカ的な遊び心ある空気感とイタリアらしい丁寧なモノ作りが、絶妙なバランスで組み合わさることで、無骨にも爽やかにも、様々な演出が可能に。表情豊かなマッキアジェイのデニムシャツが、大人の余裕を醸すというわけ。
トレンドに左右されずあらゆる着こなしを可能にする普遍のアイテムほど、こうした大人らしいプラスαがあれば周囲との差別化もできますから、ワードローブに加えてみてはいかがでしょう。
厚地のコットンを採用したフーディは、程よいオーバーサイズシルエット。ラフなムードにイタリアの色彩をイメージしたオリジナルのカモフラ柄が相まって、コーデにシックなエッジを与えます。今どきなストリートスタイルを大人っぽくこなすのに打ってつけ。
オリエンタルなバティックにインスピレーションを受け、「ブラックバティック」と名付けられたスウェット。サイドにのみタイダイ染めを配しているので、一枚で着ればインパクトを与え、アウターを羽織ればさり気ないアク足しに一役買ってくれます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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