CAR ― Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

妄想は続くよ、どこまでも!

歴史的名車「日産 フェアレディZ」に新型登場。初代から一気に振り返りつつチェック!

2020.9.20 2020.9.20
2020.9.20
説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

愛されるスポーツカー、日産フェアレディZ

日産は“プロトタイプ”と前置きしながらも、異例のニューモデル先行公開を行いました。そのモデルとは次期型となる7代目『フェアレディZ』。全世界に向けたこのオンライン中継を楽しみにリアルタイムでご覧になった方もいらっしゃると思います。

フェアレディZは大変歴史あるモデルで、世界的に多くのファンを獲得している日産のスポーツカーです。その起源となるモデルには当初Zの文字はなく、“フェアレデー”という名で1960年(昭和35年)に登場しました。

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SP/SR型(1962-1970年)
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ことの発端はブロードウェイミュージカルの「My Fair Lady」といいます。逸話によれば、コレを当時の日産の社長が鑑賞し大感動。 ストーリー展開のように“時とともに洗練されてゆくクルマを造ろう”と妄想したのだとか。で、誕生したのが『フェアレディ』というモデルになります。

『フェアレディZ』としてカウントすれば、初代モデルは1969年(昭和44年)誕生のS30こそ起源であるという捉え方も。よって、ココは歴代徳川将軍になぞらえて、『フェアレディ』が囚われの身の松平元康、『フェアレディZ』が将軍まで駆け上がった徳川家康と考えてみてはいかがでしょうか。まずは歴代モデルをサクッと整理してみましょう。

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S30型(1969-1978年)
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●初代フェアレデーが1960年に誕生(画像はSP/SR型)
●初代Z S30型(1969-1978年)
●2代目Z S130型(1978-1983年)
●3代目Z Z31型(1983-1989年)
●4代目Z Z32型(1989-2000年)
●5代目Z Z33型(2002-2008年)
●6代目Z Z34型(2008年デビューの現行型)
●7代目Z Z35型(発売日未定)

北米で大ヒットしたS30は、通称Gノーズと呼ぶスラントしたノーズとオーバーフェンダーを装着した240ZGが有名ですね。次のS130は2トーンのマンハッタンカラーに目を奪われました。Tバールーフの採用もニュースでしたが、このモデルからZ初のターボエンジン、日本初の60%扁平の通称ロクマルタイヤの標準採用という部分も見逃せません。

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S130型(1978-1983年)
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Z31は点灯時にリフトするヘッドライトが象徴的で、開口部が設けられたデザインであることから半眼とも呼ばれその表情が話題に。また、DOHCを採用した3リッターV6エンジンの搭載もトピックでした。

Z32は迫力を備えながらも流麗なデザインで人気を博します。「スポーツカーに乗ろうと思う。」というキャッチコピーにシビレた方も多いのでは? じつはワタシもその一人でイエローパールマイカの2シーター(MT)を新車で所有しました。

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Z32型(1989-2000年)
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Z32の終売から2年の沈黙を経て、待望のZ33が登場。この辺りは若い世代の方でもご記憶にあるのではと思います。このモデルも売れまくったので、いまでもスポーツカーの中古車としては比較的流通量がありお値段も手頃です。

そして、あまり語られていませんが、このZ33はGT-R(35)生みの親であるM氏が大きくかかわっていることを付け加えておきます。また、両モデルともじつはレバノン逃亡中のG氏が来日する前から極秘裏に開発していたこともお伝えしておきましょう。

さて、次期フェアレディZに話題を戻しましょう。皆さんの感想はいかがですか? 歴史あるモデルなので世代によりZの印象は様々に分かれるのは仕方のないところでしょうか。おっとその前に、コチラはプロトタイプですが、日産によればこのデザインが最終系で市販モデルと同じなのだそうです。

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7代目Z Z35型
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もしこのプロトタイプと違う部分があるとすれば、バンパーに埋め込まれると予想される安全装備に活用するセンサー類などでしょうか。液晶パネルタイプのメーター類、伝統的なディテールを表現した3連メーターをもつインテリアもこのまま発売されるそうです。

最後に気になる発売時期と価格を考えてみましょう。実際の日本発売日を確かめる術はありませんが、いち早く購入したい方はディーラーで事前に聞きましょう。もし販社まで発売日に関する情報が行き渡っていれば、おおよその仮発注の時期まではある程度判明すると思います。

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7代目Z Z35型
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次に価格ですが、搭載されるエンジンが『スカイライン400R(562万5,400円)』とほぼ同じ3リッターのV6ターボとウワサされることから、エントリーモデルの価格は上昇して500万円台かと予想します(文中の価格はすべて消費税を含みます)。

現行型であるZ34のフェアレディZが397万9,800円 ~651万9,700円という価格帯なので、予算的に500万円オーバーは無理という方はZ34を今のうちに。今回の発表がキッカケとなり、どうしてもZが欲しくなった! という方は、コンディションのいいZ33を探すのもアイディアのひとつです。

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7代目Z Z35型
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いずれにせよ、日産は手の届く価格のスポーツカーとして今回も『フェアレディZ』を作ってくれました。マニュアルトランスミッション(6MT)の採用も評価したいポイントですね。正式アナウンスまでいましばらくZ談義が続くでしょうが、それもまた楽しい時間です。

Text:Seiichi Norishige

日産

Author profile

教重 誠一
教重 誠一
Norishige Seiichi

自動車雑誌の編集者を経てモータージャーナリストへ。駆け出しの頃からサラリーマンの限界に挑戦し数々の輸入車を乗りまわす。印象深かった愛車はポルシェ911(930)、Ruf CRo
コンバージョン(964)、メルセデス・ベンツ500E、フェラーリ412、BMW6シリーズ、RG500Γ(バイク)。趣味はシガーとパイプとすし屋巡り。ジャンルを問わず酒好きだが、一定以上飲むと睡魔が襲い銘柄を失念する。1964年、北海道生まれ。

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