CAR ― Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

妄想は続くよ、どこまでも!

【マセラティMC20】いま最高にクールなスーパーカーで気絶しよう!

2020.9.13 2020.9.13
2020.9.13
説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

マセラティMC20はまさに気絶級のスーパーカーだった!

いま最高にクールなスーパーカーは何? と問われれば、ワタシは迷うことなく『Maserati MC20』と答えます。無論、現時点で最後発(もっとも新しい)ですから当然かもしれませんが、新しければ速くてカッコよくブツヨクをそそるとは限りません。

マセラティというブランドですが、イタリアの自動車メーカーを戦前と戦後で大分すると、同社は戦前組。現在に至る過程は紆余曲折あれ、ヴィンテージ的価値が高いブランドといえます。

ちなみに現存するイタリアの自動車メーカーでは、フィアット(1899年)、ランチア(1906年)、アルファロメオ(1910年)、マセラティ(1914年)が戦前に。フェラーリ(1947年)、アバルト(1949年)、ランボルギーニ(1963年)、パガーニ(1992年)が戦後に創業したブランドとなります。

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さて、注目の最新スーパーカー『Maserati MC20』ですが、車名の由来に触れておきましょう。前段のマセラティはメーカー名(ブランド名)で、後段のMC20の部分がモデル名になります。で、MCとは“Maesrati Corse”の頭文字で、伊マセラティ・コルセ=英マセラティ・レーシングという意味になります。数字の“20”は2020年を意味し、同社にとって新時代の幕開けを象徴する(挑戦する)意味を含んでいます。

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『Maserati MC20』はカーボン・モノコック(100kg)をもつミドシップのスーパーカーです。搭載するパワーユニットは従来型のフェラーリ製エンジンではなく、マセラティ自身が100%新規開発した3リッターV6ターボエンジンです。

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このエンジンには名前があり『Nettuno』といいます。伊ネットゥーノ=英ネプチューンなので、ローマ神話に登場する海の神ネプチューンを指します。ネプチューンは三又の槍をもっているのは皆さん後存じかと思いますが、マセラティ生誕の地であるボローニャの紋章=同社(車)のエンブレムなので、一貫したストーリーがそこに存在するのです。

エクステリアデザインやシャーシとともに、このネットゥーノ・エンジンがMC20のキモなのですが、まずはスペックからご覧ください。

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【Maserati MC20】
ボディサイズ:4,669×1,965×1,221mm
ホイールベース:2,700mm
トレッド(前後):1,681 / 1,649mm
エンジン型式:V型6気筒(90°) MTC twin turbo
排気量:3,000cc
ボア×ストローク:88×82mm
圧縮比:11
潤滑方式:ドライサンプ
最高出力:630CV(約463.4kW) / 7,500rpm
最大トルク:730Nm / 3,000-5,500rpm
トランスミッション:8速DCT
車重:1,500kg
0-100Km/h:2.9sec
0-200Km/h:8.8sec
最高速度:325Km/h
ブレーキ(前後):380×34mm (CCM disc 390×36mm) / 6pot・350×27mm (CCM disc 360×28mm) / 4pot
タイヤサイズ(前後):245/35 ZR 20・305/30 ZR 20
燃料タンク容量:60ℓ
日本価格(税込):2,650万円

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早くからMC20の情報を追っている方には耳タコなのですが、搭載されるネットゥーノ・エンジンには2本のプラグがあり、ひとつは従来のように直接燃焼室に火花を飛ばし着火するのですが、もう1本は副燃焼室(プレチャンバー)に使い強力な炎を燃焼室に噴射します。

近年のF1では燃料流量の制限からこのプレチャンバーシステムを開発。燃焼による熱エネルギーのロスを最小限に抑えパワーにつなげる構造を各社ともパワーユニットに採用しています。そして、市販車ではマセラティが世界に先駆けMC20に採用したことになります。

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クルマの速さは移動時間の短縮ですから自由の拡大を意味します。ワタシがいうのもどうかと思いますが、人類文明の進化と個人が移動する自由はいわば同義語。コロナ禍の自粛生活は人々に過度のストレスをもたしましたが、わずかな移動の制限ですら日々の希望を失いかけます。夢を抱けなければ想像力は生まれません。人がスーパーカーに惹かれるのは求めて止まない本能のようなものです。

マセラティは将来的に電脳化を視野に入れているでしょうが、現時点で『Maserati MC20』にはすべてが備わっていると思えます。メイド・バイ・モデナのスーパーカー。待望のデビューです。

 

Text:Seiichi Norishige

マセラティ

Author profile

教重 誠一
教重 誠一
Norishige Seiichi

自動車雑誌の編集者を経てモータージャーナリストへ。駆け出しの頃からサラリーマンの限界に挑戦し数々の輸入車を乗りまわす。印象深かった愛車はポルシェ911(930)、Ruf CRo
コンバージョン(964)、メルセデス・ベンツ500E、フェラーリ412、BMW6シリーズ、RG500Γ(バイク)。趣味はシガーとパイプとすし屋巡り。ジャンルを問わず酒好きだが、一定以上飲むと睡魔が襲い銘柄を失念する。1964年、北海道生まれ。

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