CAR ― Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

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絶好調トヨタの新SUV ヤリスクロスは買いなのか?

2020.9.2 2020.9.2
2020.9.2
説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

スタイリッシュ系SUV、ヤリスクロス登場!

2020年8月31日。トヨタから新コンパクトSUVの『ヤリスクロス』が発売されました。各地のディーラーでの店頭発表会は9月26日(土)と翌27日(日)。店舗によるでしょうが、現車を直に見ることができるのはもう少し早い時期と予想されます。

早速、HPをチェックすると納期は既におよそ2か月後。仮商談の受注と見込み発注分の生産でこの期間を要するということは、これから発注すると早くて11月。ゆっくり構えたり、またオプションの組み合わせによっては年内納車が難しいかもしれません。

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トヨタSUVをザックリ大分すると、スタイリッシュ系がヤリスクロス(179万8,000円~)<C-HR(238万2,000円~)<ハリアー(299万円~)。ユーティリティ系がライズ(167万9,000円~)<RAV4(274万3,000円~)<ランドクルーザープラド(362万1,000円~)<ランドクルーザー(482万6,800円~)というイメージ。

というワケで、ヤリスクロスはトヨタSUVのラインナップのなかで、もっともコンパクトな都市型のスタイリッシュSUVというポジションになります。この先はカローラクロスも登場するでしょうが、いずれにせよプレミアム感を備えたイケフォー世代に似合うクルマだと思います。

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ヤリスクロスのモデル構成は、ガソリン車とハイブリッド車があります。ベースとなるエンジンはどちらも1.5リッター直列4気筒。どちらを選んでもFFと4WDが選べます。そして、装備差によるグレード構成はX<G<Zという3種類。価格面ではXがお安くなりますが、欲しくなるオプション装備が選べるのは中間グレードのGから。まずは、サイズ感から確認です。

【YARiS CROSS】
ボディサイズ:全長4,180×全幅1,765×全高1,590mm
ホイールベース:2,560mm
最低地上高:170mm
エンジン:1.5リッター直列3気筒
乗車定員:5名

コロナ禍で販売好調だったユーティリティ系のライズのボディサイズは全長3,995×全幅1,695×全高1,620mmでホイールベースが2,525mm。ヤリスクロスはデザイン重視と捉えれば、室内空間はほぼイーブンというところでしょうか。次にガソリン車とハイブリッド車のパフォーマンスを比較します。

【YARiS CROSS ガソリン車】
最高出力:88kW(120ps) / 6,600rpm
最大トルク:145Nm / 4,800-5,200rpm
車重(FF/4WD):1,110-1,140kg / 1,200-1,230kg
WLTCモード(FF/4WD):18.8-20.2 / 17.4-18.5km/ℓ
価格(税込):179万8,000円-244万1,000円

【YARiS CROSS ハイブリッド車】
最高出力:67kW(91ps) / 5,500rpm
最大トルク:120Nm / 3,800-4,800rpm
モーター出力(前/後):59kW(80ps)・141Nm / 3.9kW(5.3ps)・52Nm
車重(FF/4WD):1,160-1,190kg / 1,250-1,270kg
WLTCモード(FF/4WD):27.8-30.8 / 26.0-28.7km/ℓ
価格(税込):228万4,000円-281万5,000円

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ベースとなるエンジンは自然吸気で使用燃料がレギュラーガソリンです。ガソリン車とハイブリッド車の車重の差は50kg、FFと4WDではガソリン車が90㎏でハイブリッド車が80kg違います。燃費がいいのは当然ハイブリッド車ですが、ベースとなる車重の差は運転時のフィーリングを左右しますので参考までに記載しておきます。

さて、お買い得グレードを検証してみましょう。価格的にもっともお安いのはガソリン車のXに設定のあるBパッケージで、FFが179万8,000円、4WDが202万9,000円です。装備面で不足がなければこの2車を選ぶのもあり。

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実質的にボリュームゾーンとなるモデルは、ガソリン車もハイブリッド車も中間グレードのGとなるでしょうか。装備表を確認すると、SUVらしいスタイリングを構成し、また、アウトドアを趣味とする方の必需品であるルーフレールがオプションとなり、Gでは装備できてもXには未設定なのです。さらに、快適性を高めるステアリングヒーターやパワーバックドアも選べません。

安全装備はどうでしょうか。エントリーモデルのBパッケージを除き、プリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+カメラで歩行者などを検知)、レーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロールといった主要3装備を標準採用。これはありがたい。

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ガソリン車とハイブリッド車で大きく異なるオプションの差が、駐車支援装備であるトヨタチームメイトの設定です。縦列駐車など苦手意識のある方は欲しくなる機能で、クルマ自身がキッチリと駐車スペースに車体を収めてくれます。技術的にはガソリン車に装備できなくもないのでしょうが、ハイブリッド車では極低速でモーターを駆動し機能させます。

オプション装備を欲張ればキリがないのですが、ヤリスクロスの場合、車両価格+オプション10~20万円+カーナビ代金というのが実際の予算となるでしょうか。コンパクトクラスでもデザインと安全装備の充実でプレミアム感あるヤリスクロス。ライフスタイルカーの資質を十分に備えた1台です。

※本文中の価格は2020年8月31日現在の消費税を含む車両本体価格となります。

Text:Seiichi Norishige

トヨタ(ヤリス クロス)

Author profile

教重 誠一
教重 誠一
Norishige Seiichi

自動車雑誌の編集者を経てモータージャーナリストへ。駆け出しの頃からサラリーマンの限界に挑戦し数々の輸入車を乗りまわす。印象深かった愛車はポルシェ911(930)、Ruf CRo
コンバージョン(964)、メルセデス・ベンツ500E、フェラーリ412、BMW6シリーズ、RG500Γ(バイク)。趣味はシガーとパイプとすし屋巡り。ジャンルを問わず酒好きだが、一定以上飲むと睡魔が襲い銘柄を失念する。1964年、北海道生まれ。

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