トレンドに左右されない、一目置かれる普遍的バッグです
第278回目は、チャップマンのバッグです。
[W36.5×H35×D2cm]6万9000円(税抜)／チャップマン（フローエンス トーキョー）
いつの時代も色褪せず、大人に相応しい品格を提供する英国クラシック。ここ数年のストリートトレンドとは一線を画す大人のファッションとして回帰している今、英国スタイルで頭ひとつ抜き出すなら、バッグはキーアイテムと言えます。中でも英国バッグブランド「チャップマン」は、100%イギリス生産にこだわったフルハンドメイド、まさにぴったりではないでしょうか。
王室御用達の名門フィッシングメーカーに勤めていたジョン・チャップマン氏が、1984年に自身の名を冠するバッグブランドを設立。
狩猟用バッグをルーツに持つモノ作りは、前職での大きな功績も後押しして間も無く王族やセレブに愛されるブランドに。注目を集めたのがオリジナルのボンデッドコットンキャンバス素材。コットン・ラバー・コットンの三層構造からなる生地で、丈夫で高い撥水性が特徴です。
自身のルーツと雨の多い英国ならではのアプローチが人気を博し、今もなお定番ファブリックとして健在。上のボンデッドコットンキャンバストートにも採用されています。
ドクターズバッグをベースにフィッシングバッグのディテールを採用。随所にあしらわれたレザーは、ベジタブルタンニンなめしを施したサドルレザー。元々馬具に使われていた牛革で、ボンデッドコットンキャンバスと相まって、タフさは折り紙付き。ガシガシ使ってもヘタれず、独特の風合いが増すのでエイジングも楽しめます。室内は仕切りなしのシンプル構造。大きな開口部なので収納しやすく、普段使いだけでなく出張バッグとしても重宝するはず。
カーキ×ブラウンの使いやすいカラーも見どころ。トラッドやワークスタイルはもちろん、ビジカジとも好相性なので汎用性も抜群です。エレガントな艶をプラスする上に長く愛用できるバッグ、お洒落な大人にこそ持って頂きたい逸品です。
[W36.5×H26.5×D2cm]2万9000円(税抜)／チャップマン（フローエンス トーキョー）
L字型に大きく開口し取り出しが便利なクラッチバッグは、トートと同じくボンデッドコットンキャンバスを採用。表地と裏地ともにクッション材が入っているので、デジタルデバイスの収納にも最適です。ゴールドカラーの真鍮バックルもさり気ないアクセントに。
[W27×H18×D9cm]1万9000円(税抜)／チャップマン（フローエンス トーキョー）
スマホや財布など最小限な持ち物を入れるなら、高級感漂うスエードのミニポーチを。ハンドル付きだから携帯しやすく、ハンドルを手首にかければ手ぶらになれるのも嬉しい限り。ワンマイルのお出かけから旅行時のバッグ・イン・バッグまで、これ一つで幅広く活躍します。
[W36.5×H35×D2cm]6万9000円(税抜)／チャップマン（フローエンス トーキョー）
Photo：Naoto Otsubo
Styling：Takahiro Takashio
Text：Hayato Hosoya
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フローエンス トーキョー
