7月に入って、東京の新規感染者の数を気にしながら、「なかなかショッピングも行けないなぁ」とお嘆きのフォルツァーの皆さん。奥様やパートナーと気分良くお買いものができるユナイテッドアローズの新レーベル「LOEFF(ロエフ)」の1号店が東京ミッドタウン・ガレリア2階にオープンしました。今回ももちろんマル(丸山尚弓)ちゃんとオープンしたばかりの新店をチェック。“マルちゃんにまた惚れてしまう!”の全身ホワイトコーデは必見!
自粛生活中にクローゼットの“断捨離”をして気づいたこと
マコ できたばかりの「ロエフ」、やはりテンション上がりますね
マル 接客してもらうって、やっぱり特別なことなんだなと実感しました。それと、洋服やアクセサリーを見る目が、自粛期間の前後でちょっと変わったことに気づいたかな。
マコ 趣味が変わったってこと?
マル 自粛生活中に皆さんもいろいろ断捨離したと思いますが、私は2~3年前の服をごっそりいきました。
マコ それはデザインが古いとか、着こなしの好みが変わったとか?
マル 改めて思ったのは、最近、「5年後の私が着ても素敵に見える服」というコンセプトで選ぶようになりました。そうそう、それと最近、周りの人から、「40代になると身体が全然変わってくるよ」って、耳が痛いほど聞かされていて(笑)、5年後、10年後も代謝が下がらないように、“身体づくり=筋肉貯金”を始めました。
マコ 筋肉貯金! さすが、高みを目指すマルちゃんは違いますな。
マル いくつになっても、どんな服でも着こなせるように、やっぱり土台作りが一番大事だと最近痛感しますね。
マコ 確かに、加齢とともにいろんな部分が下に垂れて、丸くなってくるからなぁ。
マル フォルツァーの皆さんにも、自分が着たい服を着こなすための美しい身体づくりにこだわってほしいですねー。筋肉、大事ですよ!
ロエフのコンセプトは、「年齢を重ねても大切にしたい日常着」
マコ 竹下智子店長、よろしくお願いします。6月13日にオープンと伺いましたが、本来はいつだったんですか。
竹下 4月24日オープン予定でした。
マル なんと、一番大変な時期だったのですね! 満を持してのオープンおめでとうございます。
マコ レーベル名の「ロエフ」はどういう意味なんですか。
竹下 ロエフはいくつかのラテン語からの造語で、「老いても美しく」という意味が込められています。さらに、靴のローファー(Loafer)の語源、なまくら者の意味もあって、「実用性を大事にする」というメッセージにもなっています。
マル なるほど。ぱっと見ですが、大人の服という感じで、東京ミッドタウンの雰囲気に合っていますね。ミッドタウンの中のレストランで食事したり、公園を散策している人たちが愛用しそう。
マコ ミッドタウンのショッピングゾーンは、横に建っているレジデンスの住人の気軽なお買いものの場ですからね。
竹下 お客様は落ち着いた大人の方が多く、初見の方でも洋服を見て共感していただけます。
マル ミッドタウンは六本木ヒルズの客層とも違うのが面白いですよね。
竹下 そうですね、私はヒルズのショップにも勤務したことがありますが、ミッドタウンを愛用される方のほうがコンサバな感じを受けますね。
マコ ミッドタウンにジョンロブができたとき、「丸の内では紐靴が主役だが、ミッドタウンは紐のないローファーがよく売れる」と聞いたことがあって、同じ東京なのに、エリアで好みが全然違うことが面白いなって思いました。
マル ミッドタウン族は、きっとこなれた感じのおしゃれが好きなんですね!
「マスキュリンな装いの中にでる女性らしさ」をマルちゃんが試着!
マコ このTシャツとタック入りワイドパンツの“ホワイト・コーデ”、マルちゃんらしくないけど(笑)、着たところを見たいな。
マル 素敵ですよね。でも普段、私が着ているものとは全然テイストが違うから、似合うのかちょっと心配だな。
マコ マルちゃんは、味付け濃いめのこってりした着こなしが似合うけど、こういうクリーンな服も絶対似合いますよ。新しいファンがつくかもしれない(笑)。
竹下 「マスキュリンな装いの中にでる女性らしさ」をコンセプトにしているロエフの夏のイチ推しコーディネートなので、ぜひ。
マコ お~、良いじゃん! マルちゃんのパンツルックは新鮮!
竹下 Tシャツの素材は透けにくくしっかりとしたオーガニックコットンで、パンツは白の発色の良い生地を使っているので、いつもきれいな白を楽しんでいただけます。お似合いですよ。
マル 自粛生活中に少し痩せたので、オールホワイトでもなんとかいけるかしら……(笑)。朝走って、夜歩いていた甲斐がありましたね。特にこのTシャツは肉厚で下着のラインが響かないのでホントにいいですね。
マコ なんだかパリにいそうな感じ。マルちゃんは洋服が似合う体型だし、いいねー。シルエットがきれい。眩しい!
Tシャツ1万4300円、パンツ3万6300円、ネックレス4万1800円(すべて税込)
マル ありがとうございます~。うれしい! 私、いつも10歳ぐらい上の人たちと仕事をしたり、遊んだりしている影響もあると思うのですが、「ボディラインがわかって、鮮やかな色使いの、『女ですけど何か?』」みたいなスタイル」が好みなんですよね。普段はそういう「味付け濃いめ」の服選びをしているので、新鮮に感じます!
マコ アクセサリーも効いてますよ。
マル 新しいスタイルに挑戦するときは特に、やっぱり目の前で接客していただいてアドバイスをもらうのがありがたいですよねー。このコーデもパールのネックレスを合わせるだけで、こんなにステキになる。
竹下 ロエフのアクセサリーは、宝飾デザイナー・森暁雄さんのブランド「Haute Joaillerie AKIO MORI」のもので、丸山さんが身につけているグレーのパールはこの六本木店限定なんですよ。
マル ヴィンテージの腕時計にも惹かれます!
マコ こういう新しい出合いがあると、女性はヘアスタイルやメイクなんかも変わっていきますよね、ほんと変幻自在だわ。
LOEFF(ロエフ)
六本木店
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア2F
03-5786-0877
11:00~21:00*
※ 現在、新型コロナウィルスの影響により通常と営業時間が異なります。詳しくは東京ミッドタウンのホームページをご覧ください。
LOEFF OFFICIAL SITE
Instagram:@loeff_official
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丸山尚弓(まるやま なおみ)
「美人すぎるメンズファッションライター」として活動中。メンズファッションを題材とした自身のFacebookは、コメントが女性目線で分かりやすいと好評で、紹介した商品には問い合わせが殺到する。ファッション初心者を「素敵な男性」へと優しく導くことが信条。またファッションだけでなく「人生を豊かにするライフスタイル」をテーマに、男性としてトータルの魅力アップが目指せる記事を発信している。ライター以外の活動として、メンズブランドの企画やブランディングも行う。特技はコミュニケーション力を活かして外国人ともすぐに友人になれること。趣味はタウンウォッチと英語での映画鑑賞。
Instagram:@maruchan.703
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Makoto Kajii