旅ができないならワイントリップはいかが?
ごきげんようmakikoです。
実家に戻っての自粛生活も2ヶ月ほど経過しまして、だんだん「自粛が日常」と化しているこの頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は色々と工夫をして毎日を極力楽しむようにしています。その一つとして、家飲みにも趣をということで、季節に応じたワインをセレクト。
初夏の兆しが見えるとロゼが恋しくなりますね。上質なロゼの産地、フランス・プロヴァンスのロゼワインをお取り寄せしてみました。
私にとって、プロヴァンスのワイナリーといえば、以前モナコ〜ニースを旅したときにふらっと訪れたベレが印象深く、ニース在住のステファニー(マイコートダジュールツアーズというガイドの会社をしています。日本語OK!)に連れていっていただいた、ドメーヌ・ド・ラ・ソースとシャトー・ド・クレマ(このドメーヌのシンボルがシャネルのCCマークになったことでも有名)に行って惚れ込んだのが記憶に新しいのです。
とはいえ、ベレはプロヴァンス最東の生産地でして、ワイン産地はそこから西方面へ……石鹸で有名なマルセイユの先までたくさんの名産地があります。
今回オーダーした『La Vie En Rose(ラヴィオンロゼ、略してラビロゼ)」は高品質のプロヴァンスのロゼワインに特化しており、最近個人的に興味を持っているオーガニックワインも扱っています。
今回いただいたのはこちらの4本。
すべてロゼですが異なる味わいのため、合わせられるお料理も幅広い!
左のアンロゼはシャンパンと同じ製法でつくられたスパークリングワインで、泡がとても柔らかく、ロゼワインの繊細な味わいが口内に優しく広がっていきます。アテいらず、食前酒として楽しみました。
お隣のブルーのエチケット、サントロペは、ほのかに白桃系の香りがしたのでモッツァレラブラータに合わせて。お塩とオイルをかけただけのシンプルなブラータ&ルッコラのサラダにピッタリでした!
右から2つめは、今年フランスのワインガイド「guide Hachettes des vins 2020」にてベストワインメーカーオブザイヤーフランスに選ばれた、ローズデヴォン。オーガニック有機ビオラベルの一本です。華やかでみずみずしい味わい、南仏の青空を想像してしまいます。合わせたのは今年バルセロナで買ってきた60ヶ月熟成のハモンイベリコ。ハモンって赤ワインと合いそうなイメージですが熟成が長いため味がとてもまろやかになっているんですよね。キンキンに冷やしたロゼに合わせるのが好きです。
一番右のランプ・ド・メドュスは今回とても好きだった味わいです。木樽醗酵ならではの芳醇な味わいと複雑味に「アテいらないな〜」と味わい味わい……一本ぺろりと一人で飲んでしまいました。
一昔前、というかあまりロゼに馴染みがないと、「味が薄いんじゃない?」とか「白と赤の中間でしょ、単に!」などと思われる方もいらっしゃると思いますが、白でも赤でもなく、ロゼはロゼとしてとても上品で凛とした存在のワインだと思います。
これからの季節、本当にロゼが美味しく感じられるはず。
こんなこと言ったら生意気ですが、ロゼを飲んで思うのが、地中海などのビーチでパラソルの下、ロゼに氷を入れながら飲んでまったり……という過ごし方が好きで、早く自由に海外いけるようにならないかなと心から思うのです。
今夜もラビロゼのワインを飲んで、燦々と輝く太陽と美しい青い海を想像しながら……妄想トリップしなくっちゃ。
また美味しい家飲み情報見つけたら報告します!
では、ごきげんよう♡makiko