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「マクラーレンGT」でゴルフに行こう! コロナの緊急事態が解除されたら……

見つけた!これが究極のゴルファーズビークル

ひと口にスーパーカーと言ってもブランドそれぞれに個性があります。創設者の理念が違えば歩んできた歴史も違う。もっと端的に言えば国でも違うでしょう。ブランドの個性の根幹には国民性というのが強く関係している気がしてなりません。

新型マクラーレンGTを走らせながらそんなことを感じました。イタリアのエキゾチックカーをも凌駕するスタイリングに、英国のインテリジェンスが見え隠れします。

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では何が英国的なのか……を語る前に少しこのクルマの説明をしましょう。マクラーレンGTはその名の通りグランドツーリングカーです。マクラーレンはこれまで、“アルティメット”、“スーパー”、“スポーツ”というカテゴリーを自ら創設しラインナップしてきました。その意味でこのクルマは“GT”という新たなジャンルということになります。

特徴はリアのガラスハッチを開けたところにスポーツギアを積むスペースがあること。中央が凹んでいて、ゴルフバッグや185cmまでのスキー板なら積めるそうです。確かにナイロン製のスタンドタイプのゴルフバッグは入りそうですね。きっとこのクルマでゴルフ場へ行ったら最高でしょう。パワーとハンドリング、エキゾーストノートで早朝から頭も身体も覚醒します。ゴルフ場に着いた時にはスッキリ。テンション高くテーオフができそうです。

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では英国的要素ですが、運転し始めるとわかりますが派手なスタイリングに反し、ドライバーは常に冷静にいられます。前述したように、パワー、ハンドリング、エキゾーストノートはまさにスーパーカーですが、そこに惑わされずジェントルな走りを終始行うことができます。

理由はステアリングの正確さ、コントロール性の高さなどが関係していると思われます。特にスタンダードなドライブモードでは乗り心地こそ少し硬めですが、GTカーらしい安定した走りに身を任せられます。

今回の試乗は高速道路がメインでしたので、気分良く高速巡航できました。高い速度域であっても周りの状況を把握しながら無理なくスイスイ走る感覚です。心拍数を高くせず冷静に。「なるほど、これがマクラーレンのイメージするGTカーなのか」という感じですね。ゴルフ場やマリーナの往復に使うのに良さそう。

でも、それで満足してはいけません。マクラーレンの真骨頂はその先にあります。ドライブモードを“アクティブ”に、パワートレーンを“トラック”にずらしてボタンを押すと、このブランド本来の姿が現れます。一言だけでいうなら、レーシングカーです。

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アイドリングからエキゾーストのフラップが開きサウンドが響き渡ります。そしてアクセルペダルにそのまま反応するアクセレーション。パドルシフトのレスポンスもかなりクイックです。シフトアップもそうですが、コーナー手前のシフトダウンはブリッピングを含めいい感じに減速に結びつきます。言うなれば“やる気モード”ですね。

それでも、どこか冷静にいられるのはクルマのつくりがいいからでしょう。どこまでも破綻することなくしっかりコントロールできることがイメージできます。

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エンジンは4リッターV8ツインターボ。最高出力は620psを発揮します。それをミッドシップに搭載してこの安定感ですからお見事ですね。レーシングコンストラクターを母体とするオートモーティブカンパニーは侮れません。いつかこんなクルマでゴルフ場へ行きたいものです。
 



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