自宅待機がブツヨクを高めるGW
皆さん、いかがお過ごしですか？ できるだけオウチにいてください！なんていわれると、家の中の行動もなんだかマッタリしますね。コレでは夏を前にデブ化が進んでしまいそうです。いつもの晩酌もつい多めになった、という方も多いのでは？
子供たちも休校。そんなことを見込んだのか、自動車メーカーの一部は自社モデルの塗り絵を公式HP上で公開しています。出来上がった作品をSNSに掲載するなど、賑わいを見せていますね。このさなか、あのTENGAがオトナの塗り絵として、4月7日にTwitter上で公開。話題を呼んでいます。
歴代の名車や話題の人気車が塗り絵になれば、キッカケはさておき、販促効果もあるのではと思います。全車とはいいませんが、自動車メーカーの皆さんは積極的に取り組んではいかがでしょうか。ワタシが渇望するのは現在Web予約中の新型車「ダイハツ・タフト（TAFT）」です。
タフトはクロスオーバータイプの軽自動車ですが、前後のフェンダーが樹脂製ということもあり、なんだかGショックのように見えます。アンダーガード調のバンパーボトムが生むワイルドな風貌もいいですね。インテリアにはアクセントカラーを取り入れ、相乗効果でタフな道具感を高めています。
段階的に情報を公開し話題性を高める、という販売戦略をとっているタフトですから、ダイハツさんには是非ともタフトの塗り絵を作っていただきたいものです。そうしないと話題性だけで、かつてのネイキッド（個人的に好きでした）の二の舞となってしまいそう。
ダイハツ・コンパーノ（バン）拡大画像表示
いまでこそ軽自動車のイメージが強いダイハツですが、ワタシが大好きなのは1963年発売のコンパーノでした。なんでカッコいいのか？と調べると、当時のプレスリリースに「フィアット、ランチア、マセラーティなどの名車を手がけたビニアーレ（Vignale）氏のデザインを試用」とありました。気絶級も納得です。
ダイハツ・フェロー バギィ拡大画像表示
この「コンパーノ」はワゴンのみならず、スパイダーまで発売。時折、旧車イベントで見かけることもありますので覚えておいてください。ダイハツは面白い会社で1970年には「フェロー・バギィ」を発売。オールプラスチックのボディを採用してまで特徴的なデザインを製品化しています。いま見ても斬新な隠れ名車ではないでしょうか（というか、忘れ去られたモデル）。
実用的かつ趣味性に富み、キャラクターの立った「ダイハツ・タフト」。軽自動車は任意保険が安いのが最大のメリットと考えますが、探せば嗜好品的モデルは存在します。個人的に時間が取れるこの時期、メーカーを問わず、公式HPを巡回チェックすると思わぬブツヨクが芽生えるかもしれませんよ。
ダイハツ・タフト
Text：Seiichi Norishige
■TAFT コンセプト オリジナルムービー ダイハツ公式
