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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

【ひとめぼれ!】フルモデルチェンジした新型ハリアーにフォーリンラブ!?

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

新型ハリアーは輸入車を超えるプレミアムSUV?!

フルモデルチェンジを行ったあの新型車の、現行型のオーナーたちの心中は穏やかではないはずです。今回取り上げるのは、そう、新型ハリアー。見れば見るほど新型が輝いて見えてくるから不思議です。

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シルエットそのものに大きな変化は感じないかもしれません。

しかし、基本的にはキープコンセプトのように見えるデザインも、並べてみれば一目瞭然。斜め後方のアングルでは、前方から後方へと跳ね上がるように映る側面パネルのコントラストと、左右のテールランプとそれを繋ぐガーニッシュが一体となり存在感を演出。クーペスタイルのルーフラインと相まって、新鮮かつ秀逸なデザインに見えます。

一方、フロントマスクは好みの分かれる部分かもしれません。ちょっとヤリ過ぎでは? と感じる方。あるいは、第一印象で惚れた! という方まで、その印象は様々かと思います。正面から、斜めから、上方から。どう眺めてもいまは画像のみの世界観。この点は実車を見るまで判定できません。

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現状のアナウンスは開発コンセプトの他に、新型ハリアーの発売時期が6月頃に予定されていること。ハイブリット車とガソリン車、ともにFFと4WDの駆動方式を設定すること。また、今回公開した画像はあくまでプロトタイプと前置きしている点も気になる部分です。早く詳細な装備表を拝見したいですね。

話題は前後しましたが、新型の開発コンセプトは初代から継続して「都市型SUV」を掲げます。つまり、ファッション性豊かでライフスタイルに敏感なユーザーに寄り添うクルマ造りということ。デザインは流麗なクーペスタイルで街に溶け込みながらも存在感をアピールします。では、基本的なディメンションから見てみましょう。

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【TOYOTA NEW HARRIER】
ボディサイズ:全長4,740×全幅1,855×全高1,660mm
ホイールベース:2,690mm
トレッド(F/R):1,605 / 1,625mm
最低地上高:最低地上高:ハイブリッド車190mm / ガソリン車195mm
車重(FF/4WD):ハイブリット車1,710 / 1,770kg・ガソリン車 1,620 / 1,680kg
最小回転半径:5.7m
乗車定員:5名
車両価格(税込):未定

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現行モデル比でボディサイズは、全長+15mm、車幅+20mm、全高-30mm、ホイールベース+30mmとなった新型ハリアー。車重はハイブリッド車とガソリン車では90kgの差、FFと4WDの駆動方式では60kgの差があります。この点はドライブスタイルに応じて加味したい要素でしょうか。続いてパワーユニットです。

【ハイブリッド車】
エンジン:2.5リッター直列4気筒(A25A-FXS型)
最高出力:131kW(178ps) / 5,700rpm
最大トルク:221Nm / 3,600-5,200rpm
モーター(F/R):3NM / 4NM
最高出力(F/R):88kW(120) / 40kW(54ps)
最大トルク(F/R):202Nm / 121Nm
システム最高出力(FF/4WD):160kW(218ps) / 163kW(222ps)
トランスミッション:電気式無段変速機

【ガソリン車】
エンジン:2.0リッター直列4気筒(M20A-FKS)
最高出力:126kW(171ps) / 6,600rpm
最大トルク:207Nm / 4,800rpm
トランスミッション:Direct Shift-CVT

今回、ガソリン車はターボエンジンを排し、自然吸気エンジンとなりました。基本的には同社のRAV4と共通する新世代シャーシを採用し刷新しましたので、この点は仕方ありません。ターボエンジン特有のパワー特性がお好きな方は、現行型を駆け込みで入手する手もありでしょう。ただし、最新の安全装備やインフォテイメントシステムを諦めなくてはなりません。

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見所はエクステリア以上にインテリアかもしれません。馬の鞍をイメージしたというセンターコンソール、調光グラスを用いたパノラマルーフ(同社初採用)、厚手の革を曲げた際に生じる自然なシルエットまでも空間演出に取り込んだ新型は、開発陣が“心に響く感性品質”を求めた結果の表れといえるでしょう。

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新型ハリアーの公開直後から、ライバルはレクサスSUVという論調も見られます。それだけ完成度が高く、ファッショニスタにふさわしい洗練度を感じます。

しかし、レクサスは車両の魅力にプラスして、カスタマーサービスなど、ソフト部分の付加価値を加味しなければなりません。

もしもレクサスが新型ハリアーの完成度に影響を与えているとしたら、それは開発チームのライバル心かもしれません。

トヨタブランドチームの意地とでもいうのか、そこに好循環を感じます。注目の新型ハリアー、晴れた気分で初夏を迎えたいものです。

Text:Seiichi Norishige

トヨタ自動車

■新型ハリアー ティザー動画 トヨタモビリティ東京

 


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