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【時計業界の地殻変動】ロレックスなど5ブランドがバーゼルワールドを電撃離脱!

2020.4.18 2020.4.18
2020.4.18

4月14日。先月の速報に続いて、新型コロナウィルス(COVID-19)で揺れる時計界に、またしても衝撃的な出来事が発生!

なんと、ロレックス、パテック フィリップ、シャネル、ショパール、チューダーの5ブランドがBASELWORLDから離脱し、FHH(The Fondation De La Haute Horlogerie=高級時計財団)とジュネーブで新たな時計のフェアを開催することを発表したのです。

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この5ブランドはBASELWORLDのメイン会場である「ホール1.0」にブースを構える、いわばBASELWORLDの「顔」のブランド。いずれも巨大グループに属さない独立系であり、そこが大きな魅力と人気で、BASELWORLDの集客に大きく寄与する功労者たち。

また、ロレックスとパテック フィリップは同会場の中央左右のブースがBASELWORLDの象徴ともなっていた、そういう意味でも、BASELWORLDには決して欠かせない存在であったのです。

が、しかし、そんな主役級の5ブランドが去ることが決定。2019年には時計界最大の巨人であるスウォッチグループが脱退し、それに続くようにブライトリングが脱退。セイコー、カシオ、シチズンらの日本勢もすでに脱退。

ブルガリもコロナで延期になる以前に「2020年は出展しない」と表明しており、こうなるとウブロ、ゼニス、タグ・ホイヤーも含めたLVMHグループが脱退する可能性も高いのではないでしょうか。

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そして今回の5ブランドの新しいフェアは、FHHが開催するWATCHES & WONDERS(旧・SIHH)と連携し、同じパレクスポの会場内で2021年の4月上旬の同時期に開催される予定。「出展ブランドが増える可能性もある」とのことで、さらにBASELWORLDからの離脱が増えそうでもある。

となると、メジャーブランドのほとんどが同じ期間に同じ会場で見ることができるわけで、参加ブランドの少なくなったBASELWORLDにわざわざ出向くリテーラーやプレスは激減すること必至。

100年以上の歴史と伝統のある「世界最大級の時計フェア」であるBASELWORLDは、いったいどうなってしまうのか。いま時計の歴史が大きく変わろうとしているかもしれません。

Text:Yutaka Fukuda

Author profile

福田 豊
福田 豊
Fukuda Yutaka

ロックと猫を愛するライター&編集者。もともとは建築家であったが、ひょんなことから、出版界に移籍。『エスクァイア日本版』広告営業、編集部の後、現職。『LEON』『MADURO』『ENGINE』『GQ』などの雑誌やwebで、ファッション、時計、クルマ、旅など、男性のライフスタイル全般について執筆。毎月1回以上ライヴを観に行く、を目標に奮闘中。そのあたりの報告と、ロックTシャツの紹介をインスタグラムでやってますので、よろしければフォローをお願いします。

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