貫禄と爽やかさという、ビジネス最強の印象作りに
ビジネススーツの大定番といえばネイビーですが、それなりの年齢になった暁には、それとともにグレーも是非持っておきたい色です。グレーといえば、落ち着きや貫禄を示すのに打ってつけの色。ゆえにフレッシャーズには着こなせない、ミドルエイジ以上が様になる色となります。
だからといって、グレーのスーツならば絶対的に貫禄ある姿になるというわけではありません。Vゾーン次第で、落ち着きや貫禄を示しつつも、若々しさや爽やかさを演出することだって可能です。
ポイントは、シャツにサックスブルーを選ぶこと。春らしい爽やかなサックスブルーは、グレースーツの貫禄を柔らかく中和してくれます。白シャツだと、どうしても生真面目な印象が強まりますからね。
清潔感や洗練さも演出できるとあって、多くの人から好印象を持ってもらえる組み合わせです。
RALPH LAUREN PURPLE LABEL ラルフ ローレン パープル レーベル
英国クラシックをブルーのVゾーンで春顔に
一見ベーシックなミディアムグレーのスーツ。よく見れば、うっすらとブルーのウインドウペンが乗せられ、チェンジポケットとともにブリティッシュな香りを漂わせます。そのチェック柄に合わせて、サックスブルーのシャツとブルーのタイを。ブルーで揃えることで、貫禄のミディアムグレーも春らしい軽快さをまといます。
正統派なブリティッシュスタイルに倣うスーツに対しては、ホワイトカラーのシャツも好相性。クラウンモチーフをデザインしたタイとなら、ブリティッシュ感をより楽しめます。
Belvest ベルヴェスト
淡いブルーとならストライプも柔和な印象に
ピッチの広いストライプは、本来ならクラシックな印象が強いはず。ですが、スーツが明るめのグレーであること、そしてサックスブルーのシャツによって若々しい印象を演出できます。ここでのポイントは、タイをダークカラーにしないこと。淡い色合いでまとめることで、よりストライプの貫禄を中和することができます。
TAGLIATORE タリアトーレ
洗練シルエットはダークネイビーとで精悍に
スーパー130sウールのバーズアイ調生地を採用したこちらは、シャープなシルエットが魅力のヴェスヴィオ。薄く入った芯地と相まって、落ち着いた印象が強いグレーもスタイリッシュに見えます。Vゾーンはサックスブルーのシャツで爽やかさを意識しつつ、ダークネイビーで引き締める。シャープさが転じて、フレッシュ過ぎてしまうことを回避できます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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