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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

【個性派シトロエンC3マイナーチェンジ】カスタマイズオプションもグンと増えてさらに自分好みな一台に

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

個性派ライフスタイルカーの最右翼はシトロエン!?

個性派シトロエンの中核モデル、第3世代の現行型C3が間もなくマイナーチェンジ(以下、MC)を迎えます。本場欧州では4月受注開始で納車は6月から。順当なら日本でも秋口には発売されることが予想されます。C3が変わるということは、少し先ですが派生モデルのクロスオーバSUV、C3エアクロスも追って変更されるに違いありません。

MCの内容です。一目見てわかるのはLEDヘッドライトやサブランプの灯火類です。よって、バンパーなどの樹脂製パーツがデザイン変更を受けますが、ボディパネルそのものは大きく変わらず、独特のC3フォルムは基本的に変わりません(ギャラリーに現行型画像をアップしましたのでご覧ください)。

 

今回、一番変わったのはオプションを含むパーソナライズ的要素でしょうか。とにかく選択肢が広がりました。また、モデル構成を細分化し5つとするなど、ユーザーに寄り添ったカタチで内容充実。インテリアは上級モデルに採用されるアドバンスドコンフォートシートを採用し格上げされた印象です。

 

パワーユニットは変更なし。現行モデルに乗っている方は安心していいかと思います。ただし、電子制御系はアップグレードが予想されますので、乗り比べれば相応に違いを感じるかもしれません。まあ、この辺りはスマホやパソコンと同様に仕方のない部分です。

このMCモデル、欧州でのエントリー価格は€14,800から。日本仕様の正式な発売日、装備内容は未定ですが、現行型C3は2グレード3モデルを展開し税込価格229~256万円。少々値上がりしてもアンダー300万円の希少な輸入車というポジションは堅持されそうな雰囲気。

 

さて、今回はシトロエンを取り上げましたので、日本でのフランス車事情を少しデータで見てみましょう。

【フレンチブランド 2020年1月 / 2月 / 2019年の販売台数】
Citroen 279(196) / 306(282) / 4,115台
DS 68(42) / 43(53) / 904台
Peugeot 679(673) / 713(824) / 10,626台
Renault 423(503) / 520(642) / 6,805台
※( )内は前年同月

数字で見るとフランス車の双璧はプジョーとルノー。DSはラグジュアリーブランドですので比較対象外。現在シトロエンは3番手ですが、数は個性の強さのバロメーターといった感じのラインナップ。町中シトロエンであふれたなら、個性が薄まり乗る意味がありません。

特筆すべきは、シトロエンだけが2ヵ月連続で前年比プラスと販売増を記録したこと。これは販売戦略やモデルサイクルも影響しますが、何よりライフスタイルに敏感なユーザーの選択肢としてシトロエンが選ばれている証拠ではないでしょうか。

2020年は想定外の苦難からスタートしましたが、閉塞感つのる日常を打破するのに個性的なフランス車が最適です。そのなかでも、ベストバリューなシトロエンC3は、ますます注目の一台となりそうです。

Text:Seiichi Norishige

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