FASHION ― エロサバ

干場の「エロサバ」

干場の究極ランジェリーはこの一着!?

2020.3.16 2020.3.16
2020.3.16

繰り返しグレースーツこそが男の勝負下着である、という持論を展開しておりますが、今回の一着は勝負下着のなかでもトップランクに位置する最終兵器。

僕にとって、胸元の谷間と極細ウエストを強調する高級セクシーランジェリーのような、究極のグレースーツがこれなんです!?

アイテム

スーツ/ラルフ ローレン パープルレーベル
シャツ/アルコディオ
ネクタイ/タカシマヤ スタイル オーダーサロン
チーフ/ムンガイ
メガネ/オリバーピープルズ
時計/ヴァシュロン コンスタンタン
リング(右)/フィクサー
リング(左)/アスプレイ
ソックス/グレン・クライド
靴/WH

グレースーツは何十着と持っていますが、これを着るのは特別なシーン。自分自身に気合いを入れたいときに袖を通すパワースーツのような存在です。

ここぞ!という場面では、エロさ(僕にとっての自信と活力)を誇張し、自分からあえて勝負に出ることも必要。そんなときに、そっと背中を押してくれるスーツがあるというのは 何とも頼もしいものです。

このグレースーツがいつものそれと決定的に違うのは、肩パッドの入った構築的なライン。女性に例えると、Aカップの胸元がDカップになったと言うんでしょうか(不適切な表現だとは重々承知しておりますが、どうかご勘弁を!)。それくらい初めて着たときの衝撃が、強烈だったんです。

つまり、オスとして野生の感覚がビンビン刺激されたんですよね。いつもは なで肩のナチュラルショルダーを良しとしている僕ですが、たまにこういうスーツを着ると ピンと背筋が伸びます。

しかも、アームホールが予想以上に小さくて、アメトラとは一線を画す洗練の仕上がり。リラックスはできませんが、狩りに出掛けたい気分になります(笑)。

素材は、そんな構築的なつくりとは対称的に しなやかで女性的。すべてを優しく覆い尽くしてくれる感覚は、まさに聖母マリア様! これまで犯した人生の過ちを大いなる慈悲で包み込み、着るたびに僕を輪廻転生に向けた旅に導いていてくれます。

勝負スーツでありながらも、制服っぽさがあるところもお気に入りの理由。そして、いつも通りエロさの理由でもあります。

大好きな『007』シリーズのスーツに近い匂いがするんですよね。既成スーツですが、僕の体型に合わせてお直ししたおかげでオーダーのような佇まいとなっています。あとは、それに組み合わせる白シャツと7センチ幅の黒いタイ、そして黒いプレーントウがあれば 完璧!

もうひとつ特筆すべきなのは、スラックスにはベルトループがなく、サイドアジャスター仕様という点でしょう。人間、あるべきところにそれがないと、思わず二度見してしまいますよね。

あなたの周りの美女が、「あれ、簡単に脱いじゃうの?」と思うかどうかは別として、ベルトなしでスラックスがフィットしている様子は彼女たちの目には十分セクシーに映るに違いありません。これは体型に合っているからこそ なせるワザ。かつて一世を風靡したボディコンと同じですよね。

肩幅を誇張したジャケットで男らしさをアピールしながら、脱いだら脱いだで無防備ともいえるベルトなしのスラックス。こういう落差に、女性は弱いんです!(あくまでも個人的な見解です)

それゆえ、僕がこのスーツを着るのは、クライアントへのプレゼンテーションや講演会、トークショーなど。そして徐々に場が盛り上がり、熱気を帯びてきたころがジャケットを脱ぐタイミングです。真剣な姿を装いながら、シャツ姿になって熱弁を振るう。

その瞬間、きっとみんな思うはずです。なぜ、ベルトがないんだと……。

そうなったら、しめたもの。間違いなくそっちのほうに注意が向いて、話の内容はともかく、その場を圧倒することができます(もう一度、言います。あくまでも個人の妄想です)。

まあ、与太はさておき、説得力が増すのは僕の経験上、確実に言えること。皆さんも、ぜひ試してみてくださいね(責任は負いかねますが)。


今回のスタイルのキモは……。

●同じように見えるグレースーツにもランクがある!
●組み合わせは変わらなくても、気分の問題。
●男の本能を目覚めさせるアガるデザインは確実にあるのです。
●ベルトレスって案外セクシー。
●あくまでも個人の妄想です。


Photo: Ikuo Kubota (OWL)

Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


6冊目の書籍が発売しています。洋服から、ジュエリー、腕時計、ライフスタイルまで。僕が日頃から愛する大人の男女におすすめしたいブランドの逸品について書いています。読んでない方はぜひ!

干場義雅が愛する
「究極のブランド100+5」(日本文芸社)

5冊目は、1冊目の書籍の内容を改稿し、本質的な服装術を知らない新社会人から肩書きを持つ大人まで使える身に纏う処世術について書いています。読んでない方はぜひ!

世界のビジネスエリートは知っている
「お洒落の本質」(集英社文庫)

4冊目の本では、女性のエロサバなスタイルについてまとめています。女性はもちろん、男性が読んでも面白いのでぜひ。奥様にもすすめてくださいね。

干場義雅が語る

「女性のお洒落」
(ディスカバートゥエンティワン)

3冊目の書籍は、難しいとされる大人のカジュアルスタイルについて書いています。読んでいない方はぜひ!

干場義雅が教える

「究極の私服」
(日本文芸社)

2冊目の書籍は、色気についてです。
普通に見えて、なぜか人を惹きつける男の共通点について書いています。読んでいない方はぜひ!

一流に学ぶ

「色気と着こなし」
(宝島社)

1冊目は、スーツの着こなし術から世界の一流品選びまで、基本的なことやお洒落の本質について書いています。読んでいない方はぜひ!

世界のエリートなら誰でも知っている

「お洒落の本質」
(PHP出版)

【エロサバ】-Hoshipedia

「エロサバ」とは、エロいコンサバの略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのに、なぜかエロく見えるスタイルのこと。例えば喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着ていて、メイクもナチュラルで抑制しているのに、不思議と色っぽく見えるスタイル。例えば、普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンの開け方や袖口のまくり方でSEXYに見えるスタイル。粗悪な素材でデザインが変わっているシャツでは駄目。上質な素材でベーシックなシャツだからこそ、崩して着こなしても上品さが保てるのです。男性で例えるなら、仕立てられたグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに黒の無地のネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのに、内側から大人の色気が香るスタイルのこと。

Author profile

干場 義雅
干場 義雅
Hoshiba Yoshimasa

FORZA STYLE 編集長 兼 ファッションディレクター

尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする小誌編集長。1973年、東京生まれ。

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