【惜しいよオトコその43】気を抜いた時の後ろ姿がキケンです。トッキドキ・アルクーノヘン氏
いつもは爽やかで素敵な方なのに、あ~見なければよかった……という悲しい瞬間ってありますよね。特に、歩き方や走り方にそういったものが出やすいような。
そう、今週お届けするのはトッキドキ・アルクーノヘン氏。
例えば、足を引きずるようにしながら、トボトボと背中を丸めて日が沈んだ公園を横切っていくお姿。近くで若い青年たちが演劇の練習をしていたりすると、さらに悲しさが倍増します。
一緒にマフィア映画を観た後に歩き方が偉そうになってしまっている方もいらっしゃいました。隣にいて、ちょっと恥ずかしいような気持ちになったり、一緒に酔いしれてあげられないことに申し訳なく感じてしまったりして、なんだか疲れました。
そういえば、エスプレッソを飲むと必ずソワソワしながら、やや速度のある小走りでトイレに行かれる方もいらっしゃいましたっけ。ちょっと内股気味の後ろ姿に、初めはびっくりしましたけど見慣れてくるものですね! パソコンショップに行くと同じようになる方もいらして、ある時どうしてなのか聞いてみると、「情報量が多いとトイレに行きたくなるんだ」と言われました。説得力のあるような、ないような……。
書店で立ち読みするとトイレに行きたくなる現象と同じってことでしょうか?
と、いろいろ書きましたが、実は歩くのも走るのも速すぎて相手を置いていく人はもってのほかですよね。女性はヒールを履いていたりすると、そんなに速く歩けないもの。そのあたりを気遣って、さりげなくゆっくりと歩いてくれる方は素敵です。
さて、理想の男性は、緊急事態でも素敵に走ることができる方。4月には『007』の最新作が公開されることですし、それまでに気絶の「ボンド走り」の集中トレーニングなどもオススメです♡
Illustrations: Akiko Hiramatsu
Edit : Yukari Tachihara
【Akiko's NEWS】
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平松昭子 Akiko Hiramatsu
イラストレーター/ブロガー 雑誌やWEBサイトをメインに、ファニーでエレガントなイラストやエッセイを執筆する。一方そのファッションセンスが注目され、女性誌のファッションスナップページなどに多数登場。着物を愛好し、Masshivanのメンバーとしてアート活動にも力を入れている。著書に『平松昭子の着物事件簿』(宝島社)『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社)『平松昭子のファッションホリック道』(KKベストセラーズ)などがある。かつて原宿のアンティークショップでバイトをしていたこともあり、FORZA STYLEでは「アニ散歩」に大注目。いまの夢は「カウンターでアニキと飲むこと!」。
オシャレでキュートなイラスト満載のHPはこちら! http://akikohiramatsu.com