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息をのむほど美しい! パルミジャーニ・フルリエの展示イベントを見逃すな!【※開催延期】

パルミジャーニ・フルリエの創業者のミシェル・パルミジャーニが、そもそもは時計の修復師としてキャリアをスタートさせたことは、時計好きならよく知ること。1976年に自身の工房を構えたのが、その始まりでした。

ミシェル・パルミジャーニはその優れた修復技術によりたちまち時計界で名声を馳せます。わけても、あまりの複雑さから修復不可能とされていたアブラアン-ルイ・ブレゲの同調時計を、1600時間以上もの時間をかけて修復したことは、広く賞賛され「ブレゲの再来」と称されます。

そしてそんなミシェル・パルミジャーニの技術力と功績とを、ことさら高く評価したのがサンド・ファミリー財団。1980年にミシェル・パルミジャーニと出会うと、財団の所有する懐中時計と機械式人形=オートマタのコレクション「モーリス・サンドコレクション」の修復と管理を一任します。

そうして1996年、ミシェル・パルミジャーニはサンド・ファミリー財団の支援により、自身の名を冠した時計ブランド「パルミジャーニ・フルリエ」を設立。以降もサンド・ファミリー財団の協力によりムーブメントを初めケースやダイヤルなど、すべてを自社一環で製造可能のマニュファクチュールへと成長するなど、パルミジャーニ・フルリエの歴史においてサンド・ファミリー財団の果たした役割はとても大きなものとなっています。

さて。そんなミシェル・パルミジャーニとサンド・ファミリー財団の運命的な出会いから、今年でちょうど40周年。それを記念してミシェル・パルミジャーニがこれまで修復してきた「モーリス・サンドコレクション」の作品が日本で初めて公開されることになりました。

もちろん、すべてが貴重なアンティークで、めったに目にすることのできないものばかり。ですので時計好きならずとも、一見の価値は大いにあり。ぜひ、足を運んでみてください。

※新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大防止の観点から開催が延期されることとなりました。

 

おうぎ形表示の懐中時計

1800年代前半制作。2000年に修復。「時」を記した丸いディスクが左から右へ移動しながら「分」を指し示すレトログラード機構。ミニッツリピーターを搭載。

 

伸縮する針のオーバル型懐中時計

1780年頃制作。1997年に修復。パンタグラフ状の針が伸び縮みしながら楕円形のダイヤルを回転する。

 

二時間帯表示の懐中時計

1874年制作。2013年に修復。2つのムーブメントを搭載し、2つの時間を表示。12時位置に日付、6時位置に曜日を表示する。

 

かえる

 

1805年頃制作。2008年に修復。全長60mm。後ろ足で地面を蹴って前進、停止して鳴き声をあげ、また前進、という動作を繰り返す。

 

かいこ

 

1800年頃制作。2010年に修復。全長75mm。腹部にある掛け金で駆動する仕掛けで、頭部を上げると同時に尾部を下げながら、這って前進する。

 

白ねずみ

 

1810年頃制作。2000年に修復。全長120mm。尾っぽを引くと、足を動かして歩き始め、しばらくすると止まって、匂いを嗅いでいるように頭を上下に動かし、また歩く。

【イベント情報】
※新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大防止の観点から開催が延期されることとなりました。

パルミジャーニ・フルリエ主催
モーリス・サンドコレクション特別展覧会
Mechanical Wonders
~機械じかけの生命~

会期:3月26日(木)~4月1日(水)
オープン時間:10:00~19:00
休館日:3月31日(火)

会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン
会場URL: http://www.2121designsight.jp/

協力/エドゥアール・エ・モーリス・サンド財団
後援/在日スイス大使館

【問い合わせ】
パルミジャーニ・フルリエ
03-5413-5745
https://www.parmigiani.com/jp/

Text:Yutaka Fukuda



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