人生には、どうしても手放せなかった服、そう「捨てなかった服」があります。そんな服にこそ、真の価値を見出せるものではないでしょうか。そこで、この連載では、ファッション業界の先人たちが、人生に於いて「捨てなかった服」を紹介。その人なりのこだわりや良いものを詳らかにし、スタイルのある人物のファッション観に迫ることにします。
ドルチェ&ガッバーナでは新鮮なデザインに惹かれました
独立後 八面六臂の活躍を見せる、世界のファッションアイコン 小木"Poggy"基史さんに続いて登場するのは、編集長干場とともに手掛ける「WH」を筆頭に、数々の名靴を世に送り続けるシューズデザイナーの坪内浩さん。
坪内さんが膨大な数を所有してきた中でも捨てられなかった服をご紹介する企画の第9回目は「ドルチェ&ガッバーナ」のパンツです。
ドルガバにしては珍しい、カジュアルのワークパンツに出会えて、購入しました。
おそらく海外で買ってるはずで、それまで いわゆるドルガバらしいアイテムっていうのは買ったことがなかったんですが、すごい太いパンツをリリースした時期があって、それにはシビれて欲しくなってお店に見に行ったりしていました。
そういう指名買いというか、単品買いしてる中の一本ですかね。
何に合わせて穿いていたのかは はっきりとは覚えていませんが、おそらくニットとかでカジュアルに着こなしていたんだと思います。
ワークな作りに反してキレイな状態のままで、それほど穿いていない気もしますが…、これもあまり見かけないデザインで気に入っているので手放すことはないと思います。
Photo:Shimpei Suzuki
Edit:Ryutaro Yanaka
坪内 浩
シューズデザイナー
エスペランサ靴学院卒業後、靴業界のコンサルティング会社ジャルフィックに入社、各メーカーの企画デザインに携わる。フリーランスのデザイナーとして活躍した後に、マグナム創立に参画して「プレミアータ ウォモ」や「エンツォ・ボナフェ」を日本に紹介。2008年より長年のキャリアの集大成として、自身の名を冠したブランド「HIROSHI TSUBOUCHI」をスタートし、現在はFORZA STYLE編集長の干場と「WH」も手掛ける。
シューズデザイナー
エスペランサ靴学院卒業後、靴業界のコンサルティング会社ジャルフィックに入社、各メーカーの企画デザインに携わる。フリーランスのデザイナーとして活躍した後に、マグナム創立に参画して「プレミアータ ウォモ」や「エンツォ・ボナフェ」を日本に紹介。2008年より長年のキャリアの集大成として、自身の名を冠したブランド「HIROSHI TSUBOUCHI」をスタートし、現在はFORZA STYLE編集長の干場と「WH」も手掛ける。
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