FASHION ― エディターヤナカのこじラグ

【2020年も大物釣りは続くのか…!?】ロロ・ピアーナが放つ、極上ラムスキンのM-65

2020.1.13 2020.1.13
2020.1.13
自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに...。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが...、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

またも大物! いつ、何をキッカケにおろそうかな…

2020年を迎えたな、なんて思ってたら アッという間に13日…。2週間が過ぎてました。いつまでもお屠蘇気分でノンビリしているワケにもいかないので、そろそろ"こじラグ"再始動します。

さて、2020年初となる目出度い163回目は、またも新年に相応しい大物「ロロ・ピアーナ」。ラムスキンのM-65です。

LVMH傘下になってからは価格も高騰し、なかなか買えないなぁなんて思ってたんですが、やっぱ神様いるから。イタリアを訪れた友人から「こんなん安く出てるけど どうする」的なLINE。前から、"最後の大物としてレザーのアウターは いっときたい"と伝えていたことが功を奏し、代わりに清水ダイブしてきてくれました!

モチのロン、代金に結構なお駄賃的なものも加えて支払いましたよ。それでも かなり安かった。

改めてですが、さすがは ロロ・ピアーナ。ニット類だけにとどまらず、レザーも恐ろしい しなやかさ。この上ない上質なラムスキンは とにかく柔らかくて軽いし、各所のステッチワークも美しすぎて、こりゃもう芸術品です。

それと毎度驚かされるのが、各レザーパーツの大きさですかね。背中は、腰に絞りがある手前、切り替えられていますが、袖は 肘に剥ぎのない一枚革です!

野生動物に比べたら、ラム(生後12か月未満の羊)は傷が少ないとは言え、大きな革をキレイな状態で使用するのは 楽ではないはず。

某HのOEMを受け追っていたセラファンですら、袖の肘部分には 切り替えがありましたから。

裏地はカシミア×シルクで、肌触りはスッベスベ。しかもヤワヤワで、暖かい。ちなみに、内側の縫製も美しすぎて 気絶します。

モノ自体に厚みはないんですが、寒さは感じないので、日本の冬なら 問題なく過ごせそうです。

とは言え、まだ勿体なくておろせてない……。このヌメっぽいレザーを着込んで味が出てきたら、相当カッコいいんだろうけど、はじめの一歩が なかなか踏み出せず…。

2020年の初詣も済ませちゃったし、来年の初詣あたりを目標にしてみようかな。

Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka

Author profile

谷中 龍太郎
谷中 龍太郎
Yanaka Ryutaro

FORZA STYLE シニアエディター

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

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