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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

Dr.ノリシゲの妄想爆発!第2回「妄想ドライブ大賞」2019-2020 発表です!

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

独断と偏見に基づいた妄想は一読の価値あり!

令和元年を締めくくる年内最後の更新ということで、今回もやっちゃいます『妄想ドライブ大賞』。2019年もたくさんのニューモデルが登場した自動車業界ですが、やはり最後はお祭りで明るく着地したいものです。

当アワードの授与基準は、如何に妄想を掻き立てた1台であったか? ということ。その1点においてブレない選考基準の元、忖度なく、厳正な審査を行い発表します。無論、妄想にはストーリーがございますので、誰と乗るか? という助手席の同乗者も大切な要素となってきます。

念のため申し上げておくと、あくまでワタシの個人的番付ですので絵空事とご認識ください。それでは表彰式スタート!

【ラグジュアリーカー部門】マセラティ・クワトロポルテ(TOP写真)/芦田愛菜さん
昨年の受賞車はロールス・ロイス ファントムと芦田愛菜さん。ワタシの脳内ではいつまでも「アシダマナだよ~」と幼少期のまま成長しません。つまり、もしも娘を授かったなら……という妄想が大前提。

娘の笑顔を宝物にお仕事で精進したら、やはりラグジュアリーな高級車が欲しくなります。それも個性的な唯一無二の1台を。娘とドライブデートですからね。そう考えると、少なくともメルセデスは該当しません。だって、多数派ですから。

もしもアナタが何物にも代えがたい大切なご息女とドライブするならマセラティ・クワトロポルテを推奨します。妖艶なインテリア空間はダンディなパパにピッタリでしょうし、ひとたびアクセルを踏めばフェラーリ製エンジンの咆哮で男前。ああスバラシイ娘Love!!

シボレー・コルベットスティングレイ
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【スーパーカー部門】シボレー・コルベットスティングレイ/気楽な後輩
スーパーカー造りはショービズにも似たエンターテインメント性が商品力を左右します。その点で昨年は上方排気システムを採用したマクラーレン600LTが受賞しました。ドライブ中の助手席にはつい興奮してしまい先祖返りしたニューハーフの怒号が。まさに異次元なマクラーレンのニューモデルでございました。

で、今年はスーパーカーの価格破壊王、ミドシップカーにパッケージ変更し、さらに驚異的な実質6万ドル台の価格を実現したシボレー・コルベットスティングレイを最強の1台に認定します。この手のクルマに乗るとオートバイ感覚で早朝ドライブなど楽しみたいもの。よって助手席は気遣いいらずの後輩としました。ただし、性別は問いませんのでご自由に。

フェラーリ・ローマ
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【グランツーリスモ部門】フェラーリ・ローマ/ソウルメイト
久しぶりにかっこいいFRベルリネッタが登場しましたね。メカニズム的にはポルトフィーノのクーペ版ですが、エクステリアデザインは新世代であることをアピールします。エンジンは最新の制御にアップデートした3.9リッターV8ターボ。最高出力620psを誇ります。

GTモデルは長距離ドライブにふさわしいドライバビリティが肝心。気分が乗ればチョイ乗りドライブから足を延ばしてロングドライブへ。美味しいものを食べに遠出なんて予定変更も気分次第。よって、助手席はソウルメイトがふさわしいでしょう(男女問わず)。

アストンマーティンDBX
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【SUV部門】アストンマーティンDBX/嫁さん
R40世代が大枚をクルマに突っ込むということは、世間様が浴びせる「贅沢してんなぁ~」の視線や声に対し、「今日の成功は嫁あっての成果」であることを強調せねばなりません。ですから、少なくとも夫婦に見えることが大切かと思うワケです。

昨年はランボルギーニ・ウルスと嫁さん組が受賞しましたが、いまアルティメイトなSUVは最強の遊びグルマに見える時代です。アストンマーティンは創業から一世紀を超える伝統ある英国ブランドですが、やはり世間体は意識すべきでしょうね。

ボルボS60
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【好感度No.1カー部門】 ボルボS60/銀座高級クラブのお嬢さん(休日ゴルフ)
昨年は好感度の高いモデルを【八方美人カー部門】としましたが、より正確を期して今年は改名。わかりやすく表現すれば、「いい人に見えるでしょこのクルマ」って意味なんですが、誰が見てもいいイメージのクルマってありますよね。

この部門、昨年は嫌われないクルマNo.1のMINIコンバーチブルと、健康美人の象徴として助手席にヨガのインストラクターにお座りいただきました。そして今年はイメージ的なオーナー像で賢人指数の高そうなボルボから、最新セダンのS60をNo.1に認定いたします。だって今のボルボセダンは大人のクールさが漂っていて、華がありますから。

そして、大人ですから、仕事も息抜きも節度をもって過ごしたいですね。なので、助手席には休日ゴルフにお誘いした銀座高級クラブのお嬢さんを。ドイツ系プレミアム御三家より待ち合わせした時の安心感はメイド・バイ・スウェーデンのS60の方が効果的かと。でもね、S60には隠された色気があると感じます。

キャバクラ嬢の七不思議に「結婚してんの?」という質問がありますが、ワタシの知人は「ヨメは〇んだ」と即答する反射神経の持ち主です。人間にはついクンクンしてしまう習性がありますが、銀座の躾とボルボのクルマ造りがなぜか重なって見える令和元年です。

トヨタ・クラウン(上)・ヤリスハイブリッド(下)
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【えっちぃカー部門】トヨタ・クラウン/愛人(ヤリス・ハイブリッド) 
ワタシの原稿って、ちょいちょい赤字が入るのですが、ココだけは絶対に譲れないカテゴリーがコチラでございます。かつて日本の成功者の証として君臨したトヨタ・クラウン。そのDNAは現在も最強にして唯一無二。皆さんにも、一度ご試乗いただければ妄想の片鱗が伝わるかと思います。

リアルな昼ドラのような展開に目立たぬクラウンは上質にして最強の1台です。妄想ドラマの設定で愛人は社内にいますが、まあ、お互い少々の不満はあっても相性よろしく、その関係は長続きしています。前回大会に続きコレでクラウン2連覇となりますが、愛人の愛車はアクアから若々しいヤリスへと更新。もしクラウンとヤリスが並んでいる会社を目撃したら……ガン見しないようにご注意ください。

ホンダN-ONE
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【特別賞】ホンダN-ONE/息子
男の子の子育てって、なんか自分を見ているようでハラハラしたり微笑ましかったり。何が最善策となるかわかりませんが、アイディアのひとつとして、お父さんのお手伝いがいいのではと思うワケです。

いうまでもなくN-ONEはホンダの軽自動車ですが、同時に、ホンダがボトムアップ型のモータースポーツとして提唱するナンバー付き車両によるワンメイクレース『N-ONE OWNER’S CUP』のベース車両です。コレを買って親子・家族でレースに夢中になるのがよろしいかと思い特別賞を授与します。

ご予算はベース車両代(ターボエンジン搭載車のFFグレード)と追加安全装備代などで、新車ベースでもザックリ200万円+αレベル。中古車ならもう少し安上がりとなります。2014年から始まって年々盛り上がり、2019年は全国8つのサーキットで14大会を開催。2020年も盛り上がること間違いなし。是非とも休日のイベントとして見学してみてください。

トヨタ・グランエース
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【妄想ドライブ大賞2019-2020グランプリ】トヨタ・グランエース/愛犬(猫可) 
昨年はメンテナンス費用込みで乗り出しアンダー1000万円の夢ある英国製GT、名車アストンマーティンDB9(中古車・同乗者なし)を選びましたが、今年はご時世の変化もあり、トヨタ・グランエースとしました。

国産ミニバン最大にして最上級高級車仕立て。あるときはキャンピングカー、あるときは移動オフィスにと、大活躍してくれること間違いなし。ノマド民に相応しい使い方も可能です。

ワタシなら4列目シートなしでカスタマイズし、畳でも敷いてみるでしょうか。相棒には愛犬を。また、アジリティ競技などで遠征するにもピッタリな広々空間がこのモデルの武器になります。猫もいいですが、その場合は子供のころから胴輪をして散歩する癖をつけましょうね。2020年も素敵なカーライフを過ごしましょう!

Text:Seiichi Norishige

■2019 N-ONE OWNER‘S CUP Round.2 鈴鹿サーキット 決勝レース

 


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