FASHION オトナの”鉄板定番”ベスト

1枚でオシャレ度がいきなり上がる、手練れストール

#ストール

2019.12.17 0

男を惹きつけてやまない定番の魅力。しかし、定番ゆえに見過ごし、定番ゆえに買い逃してはいませんか？　知ればあなたの人生を必ず豊かにしてくれるFORZA厳選の「鉄板定番」を、あらためて紐解きご紹介します。

退屈な冬コーデも、ここのストールなら一転華やかに

第209回目は、ピエール＝ルイ・マシアのストールです。

3万7000円（税抜）／ピエール＝ルイ・マシア（フィーゴ）

ダークカラーでまとめがちな冬コーデ。いかに機能素材であっても、やはりその印象は重たくなってしまいます。かといって、ライトカラーのアウターを選ぶのは勇気がいるもの。そんな時、ピエール＝ルイ・マシアのストールが頼りになります。

2007年にスタートした同ブランド。フランス人デザイナーのピエール＝ルイ・マシアは、イラストレーターとしても活躍しています。1900年代初頭のヨーロッパカルチャーやアートからインスピレーションを得た絵柄を得意としつつも、単にクラシックで終わることのない大胆なコラージュや複雑なパターンを披露。まさにアート的なストールは、冬コーデにおける差し色柄アイテムとして打ってつけ。

今回ご紹介するストールも、そんな1枚。英国トラッドなタータンチェックを、種類を違えてミックス。それをプリントによって表現するなど、ギミック感に溢れたデザインに仕上げています。こんな遊び心あるタータンチェック表現なら、同じく英国トラッド定番のトレンチコートに合わせてもキマり過ぎず、統一感のあるハズしが楽しめますね。ちなみに、こちらのストールはダブルフェイス仕様。表の赤チェック部分はシルク100%、ひっくり返して無地ブルーの部分にはレーヨン×カシミヤ混の生地を使っています。

20世紀初頭のヨーロッパだけでなく、どこか日本画のような趣もあるこちら。様々な様式やモチーフを組み合わせたプリントも、ここの真骨頂です。こちらはスカーフ。シルクの滑らかな肌触りと共に、コーデにエレガントな印象を加えてくれます。1万6000円（税抜）／ピエール＝ルイ・マシア（フィーゴ）

今シーズン展開する柄の中でも、特に目を引くアニマル柄。軽く柔らかなレーヨン×シルク生地には、ゼブラやレオパードといった様々なアニマル柄を、ここお馴染みのコラージュによって表現しています。長方形型で、その中央にはブラウンのレザーベルトモチーフがプリントされています。3万6000円（税抜）／ピエール＝ルイ・マシア（フィーゴ）