オトコとして生まれたからには、一度は手にしてみたいモノやコト。本企画は、そんな夢と憧れが詰まった、超絶ラグジュアリー情報をお届けいたします。実際に手に入れるか入れないかは、アナタ次第です!
トラッドにしてラグジュアリーにして、どこかタフさもあり
第56回目は、ブリオーニのトレンチコートです。
96万円(税抜)/ブリオーニ(ブリオーニ ジャパン)
めっきり英国づいている今冬。トラディショナルなトレンチコート人気も高まっていますが、とはいえやはりトレンドの基準はイタリアンな柔らかさを備えた英国トラッド。ガチガチのジェントルマンスタイルではなく、どこかに余裕のあるエレガントなスタイルが主流です。その点、ブリオーニのトレンチコートは、まさしくな1着といえます。
まず生地は、ウールにカシミアをブレンドしたギャバジン。しっかりとしたハリ感がありながらも、柔らかなドレープ感も両立します。そしてやはり目に付くのはヌートリアカラー。極上に柔らかく品良い光沢を備えるヌートリアの綿毛を使うことで、ラグジュアリーな雰囲気を楽しませてくれます。さらには、裏地に注目。ブランケット柄の裏地を用いているんです。コート本体のディテールはトラディショナルに従いながらも、生地感とファーによりラグジュアリーを注入。そしてさらに、裏地で男心もくすぐってくれるってわけです。
お値段は例によって超絶ですが、3スタイルで着分けられると考えると……いや、それでもお買い得なんて言えませんけどね(笑)。
ヌートリアカラーはデタッチャブル仕様に。外すとトラディショナル感強めなトレンチコートになります。なにせ、エポレットやガンフラップ、そしてレザー製のチンストラップなど、ディテールにおいてはかなり王道をゆくデザインになっていますから。
こちらのヘリンボーン織りチェスターコートも、負けじと超絶。素材はカシミア95%に対して、シルクを3%、そして獣毛の王様ビキューナを2%ブレンドしていますから。その手触りたるや思わず頬ずりしたくなるほどですが、間違っても店頭でしちゃダメですよ。111万5000円(税抜)/ブリオーニ(ブリオーニ ジャパン)
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Photo : Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
ブリオーニ ジャパン
03-6264-6422
https://www.brioni.com/jp
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