FASHION ― エディターヤナカのこじラグ

【立冬なのに暖かいから…】エルメスのコットンカシミアニットが活躍!

2019.11.9 2019.11.9
2019.11.9
自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに...。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが...、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

こんな陽気なら まだまだコットンカシミアで十分かも…

さて、157回目も「エルメス」。爽やかなカラーリングと、相変わらず 細部のディテールがぶっ飛んでて気になるコットン×カシミアのニットです。

立冬を迎えたってのに、昼間は陽射しが燦々と降り注いで、ちょっと長い距離を歩くと、まだTシャツでもイケちゃうんじゃないかってくらいの陽気。冬どころか、秋はまだか??

ただ さすがに朝晩は冷える…。そうなると着るものには 困ってしまいますよね。

暦どおりなら今頃、柔らかくて暖かいカシミアのニット着て、なんなら その上にコートなんかを羽織っててもおかしくないのに、今そんなんしたら 汗ダックダク……。

じゃあ 何着るのかってときに重宝するのが、今回みたいなコットン×カシミアのニットなのかなって。カシミア100%ほど 保温力は高くないし、コットンが混紡されているので サラッとした肌触りを味わえるんですよね。

本来は 寒さが残る春先に着るもんですが、こちらのエルメスは コットン50%、カシミア50%なので 実体験に基づくと 日本の場合は春先より冬の手前くらいが丁度えぇ。

秋冬だから 暖色の方が向いてるのかもですが、この陽気だと分かりやすく暖色着るのも どうかと。ちょっと先走りしすぎな気もするし、何より暑苦しい。明るめのブラウンをベースにして こんな明るめなブルーを挿す、アズーロ・エ・マローネなんかが洒落てるんじゃないですかね?

そしてこのニット、ディテールも面白くて、裾や袖を折り返すと 切り替えと同色のネイビーが覗くんですが、こんなの序の口おちょぼ口。

襟から肩、袖にかけてのディテールったら スゴくないですか? 襟はサイドが Vになったような変則ボートネットで、肩部分がネイビー地に切り替えられているんですが、袖ぐりの編み合わせてるところが なんかおかしい…。

ニットの肩下辺りから ぶった斬って、すげ替えたような作り。機械編みで それぞれのパーツを編み上げて、それを合体させてると思うんですが、なんとも手間のかかる作業。

タグを見ていただければ お分かりの通り、ソルドにて清水ダイブしたものなんですが、定価は結構お高かった…。まぁ、パッと見じゃ分からないし、この手間を評価してお財布の紐を緩める人なんてのは そうそういないでしょうからね。

ちなみに、着ていて コレに気づいたのも、たった1人。ニットどころか、着ている僕に興味がないって話でもありますが(笑)。

じつはエルメスのニットって 毎シーズンさまざまなテクニックを取り入れてて面白い作りのものが結構多いんです。高額なものが多くて おいそれとはダイブできませんが、眺めているだけでも楽しい。

ふ〜んなんて感心して眺めているうちに 試着して……、この先は また別の機会にでも。

Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka

Author profile

谷中 龍太郎
谷中 龍太郎
Yanaka Ryutaro

FORZA STYLE シニアエディター

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

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