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【アニ散歩特別編☆ジョセフ チーニー】ドレス、カジュアル両方イケるウィルフレッドで靴気絶!

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その美しい面構えと、汎用性高いセミブローグとのハーモニーにひと目惚れ。いつまでもずっと想い出になるよう プレメンテも忘れずに!

sponsored by BRITISH MADE

この春、青山・骨董通りの路地裏に佇む名店ブリティッシュメイドにて 「ジョセフ チーニー(JOSEPH CHEANEY)」の華厳ではなく、ケンゴン II R(CAIRNGORM II R)を手に入れたアニキ。

相当お気に入りなご様子で、早く自分色に染まるようヘヴィロテを繰り返しているのですが、履けば履くほどジョセフ チーニーの良さを再確認。前回購入した際に気になっていたドレスシューズもチェックしたくなり、再び青山・骨董通りのブリティッシュメイドへ アニ散歩に出掛けます。

改めてジョセフ チーニーについて解説すると、1886年にイギリス・ノーザンプトン州デスバラにて創業。カッティングからファイナルポリッシュまで全ての工程を自社工場で行ない、PURELY MADE IN ENGLANDを貫いるのが大きな特徴です。

8週間もの時間をかけて、160以上の工程を経て完成させるグッドイヤーウェルト製法のシューズは、丈夫で履き続けるほど自分の足に馴染むことで有名で、多くのファンたちに長く愛されています。

最近、生産背景が良くなっているのは、英国靴の名門チャーチ家による経営に加え、2014年より工場長に就任したアレックス氏の影響も大きく、彼はチーニー入社以前の約30年エドワードグリーンに努めており、工場長を任されていました。

さらに、ブランドには とても興味深い歴史もありまして…。3代目のディック・チーニーまでは家族経営だったのですが、彼の子どもは娘2人だったため、友好関係にあったチャーチに工場を売り渡すことに。 そのときチャーチ側の窓口となったのが現ジョセフ チーニーのオーナー、ウィリアム・チャーチの父、ジョン・チャーチです。

チーニーネームのシューズは 買収後の1967年にスタートするのですが、1999年にチャーチがプラダ傘下になったため、自動的にジョセフ チーニーもグループ傘下に。  

その後、2009年になるとチャーチ家(ジョナサン&ウィリアム)が、プラダからジョセフ チーニーを買い取って独立。そして現在は、ジャーミンストリートのフラッグシップストアに代表される直営店も増え、イギリス国内にも10店舗を展開。ブランドとのダブルネームやOEMでの靴作りも精力的に行なっているんですね。

2階に上がって、早速お目当てのドレスモデルをチェックチェック! スタッフの藤井さんに、気になっていた「125コレクション(125 Collection)」について いろいろと尋ねます。

2011年に創業125周年を記念して開発された125ラストは、トゥがラウンドシェイプ。名作と謳われる2003ラストのラウンドトゥを継承した、程よいボリュームバランスが魅力で、本国のフラッグシップショップであるジャーミンストリートの店舗でも高い人気を誇ります。

アッパーにはウェインハイマー社のボックスカーフを採用。今はなき、150 年の歴史に幕を閉じたボックスカーフの名タンナー「カール・フロイデンベルグ」の伝統と技術を継承し、 良質なカーフレザーの産地で知られている、アルペン地方の原皮のみを用いて作られています。

ヒールカップ部分は、1974 年に開発され、チーニーがアメリカ市場向けに生産していたライン「Royal Tweed」にて採用されていた6184ラストがベースになっています。現在、日本で展開されているウィズは「F」が多いのですが、こちらのヒールカップは「Dハーフ」。

ウィズのサイズに対して、ヒールをタイトなフィッティングにしたコンビネーションラストは、甲が広くて踵が小ぶりという日本人の足型に合いやすいですし、後ろ姿もシャープに見えます

ここしばらくブリティッシュな風に吹かれていながらも、やっぱり心は日本人のアニキ! 大和魂を持ち続け、そして何より身体はニッポン人ですから、フィッティングがとにかく重要な革靴に関しては、日本人の足型に合うのが嬉しいんです!

ウィルフレッド(WILFRED)6万9000円(税抜)/ジョセフ チーニー

スーツを着る際には、ストイックなストレートチップを履くことが多かったアニキですが、ジャケパンのスタイルや、軍パンを履くときに合わせるには少々味気なく…。

その点、トゥにメダリオンが配された内羽根式のセミブローグならスーツはもちろん、カジュアルにも合わせられるので、汎用性がとにかく高い

というわけで、ウィル気分になってきたアニキは、「ウィルフレッド(WILFRED)」を試してみることに。

前回もサイズ測定はしていただきましたが、カジュアルなときと スーツを着るときでは履くソックスも異なるので、再度測定をお願い。

知見のあるスタッフの方に正しいアドバイスを聞きながら、ゆっくりと自分に合った一足を選べるのが、わざわざでも店頭に出向いて買い物をする醍醐味です。

今回もベストサイズの一足に足入れする、大好きな瞬間を堪能。最初は硬く感じますが、履き込むことで馴染み、ソールも沈んできて、気がつくと自分の足に吸い付くような感覚を得られますから、緩さを感じないピッタリの一足を選ぶのが肝心なんです!

両足履いたら、すぐに鏡でチェック。「ウィルフレッド」はシルエットも美しく、ストレートチップとは異なる見え方も新鮮。一瞬でココロ奪われ、今回も即断即決!!

125LAST シューツリー 1万4000円(税抜)/ジョセフ チーニー

125ラスト専用のシューツリーも セットで購入することに。シューツリーは通常 S,M,L や ワンサイズ刻みのものがほとんどですが、こちらは靴と同様にハーフサイズまで細かくサイズ展開しているので、靴にぴったりとハマり、型崩れする心配もありません!

履かない日に 靴の型に合ったシューツリーを入れておくのも革靴にとっては すごく重要ですからね。

いつもなら、履いたまま全てをO坪ちゃんに丸投げして 店を出て行ってしまうアニキですが、今回は珍しく靴を脱いで、シューズバッグに入れる…!?

あら?? でも結局は 箱やら、履いてきた靴やら恒例のお会計なんかは やっぱりO坪ちゃんに委ねて、ウィルの風に吹かれて、どこかへと消えて行きました。

……

本来、ここから先は動画でのお楽しみなんですが、今回は特別に。

店を出て向かった先は、ノーザンプトンなのかと思いきや…、靴磨き企画では既にお馴染み、シューシャイナー石見豪さんが2019年1月に渋谷にオープンさせたTHE WAY THINGS GO × UNION WORKSでした。

革靴は履く前にプレメンテナンスすることが重要だと知ったアニキは、それを絶大な信頼を寄せる石見さんに委ねるわけですが、そこにはなんとティアモことナノ・ユニバースの敏腕メンズバイヤー福島雄介さんの姿も!

ナノ・ユニバース別注エプロンローファー 6万8000円(税抜)/ジョセフ チーニー(ナノ・ユニバース カスタマーサービス 0120-70-5088 [受付時間 : 10:00-19:00 土日祝日含む])

ティアモ曰く、ナノ・ユニバースでは ジョセフ チーニーの別注モデルを幾度かリリースしているのですが、このタイミングで新たなモデルが登場したと。

今回は、往年のタッセルローファーのようなラウンドトウで、甲が低くピッタリと抑えてくるようなフィット感と、かかとを覆うヒールカップがシャープにシェイプしている214ラストを採用し、装飾を省いたシンプルなエプロンフロントのローファーに仕上げているんだとか。ライナーに使われているグリーンも新鮮ですね。

ティアモも自らで購入してプレメンテしに訪れていたところでしたが、パイセンの特権で譲って頂き、お先にスタートしちゃいます。

何処かで買い求めたイギリスのビール「ロンドンプライド」を飲みながら鑑賞するはずが、石見さんの靴磨きに釘付け。ビールを傾けるのを忘れてしまうほどのテクニックに見惚れます!

あっ、ちなみに ビール飲みながらのその場磨きは、今回だけ特別に許して頂いていますが、本来はNGですよ。その場磨きのサービス自体は、平日限定で解禁予定で、スタート時期はwebで公開するそう。その際にお茶は提供して頂けます。

30分ほどで見違えるような輝きを得た「ウィルフレッド」完成後の輸送や、保存時に水分や油分が抜けてしまった状態の革は固くて傷がつきやすくなるので、一度残ったものを取り除き、あらためて塗り直すことが、靴にとっては重要。

プレメンテすることで革が柔らかくなり、さらにワックスを用いて鏡面磨きすれば、輝いて上質に見えるだけでなく、表面がコーティングされ、傷つきにくくなるのです!

その美しさに大満足して、すぐに足入れ。鏡に映る「ウィルフレッド」の艶かしさにココロ踊ってしまったアニキは、今度こそガマンできずにみんなを置き去りにし、ロンドン・パブへと消えて行きましたとさ…。

石見さんにしっかりとプレメンテして頂いた「ウィルフレッド」は、多少ぶつけてしまっても傷にはなりにくいとは言え、いつもの痛飲で やらかしてしまっていないか……、それはアニのみぞ知る

毎日たくさんの靴を見ているシューシャイナーの石見さん、そして数あるブランドの中から日々良い商品をピックアップし続けるバイヤーのティアモこと福島さんが、その素晴らしさを認めるジョセフ チーニー作りにおける質実剛健さは言わずもがなですが、とくに最近はデザインに関しても相当レベルが上がり、モダンなモデルが登場しているので、見逃し厳禁。

軒並み価格が高騰しているインポートの革靴の中でも 手に取りやすい価格を維持している企業努力も素晴らしいので、ぜひ一度体感しにブリティッシュメイドを訪れてみてはいかがですか?

アニキ同様、2足3足と欲しくなるはずですから。そうそう、もし購入した場合は プレメンテも決してお忘れなく!

Video:Naoto Otsubo
Video Edit : Kabuto Ueda
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka

【今回の散歩店】

【提供元】
ブリティッシュメイド 青山本店

東京都港区南青山5-14-2  Kizunaビル 1,2F
03-5466-3445
定休:月曜日(祝日の場合は営業)
営業:12:00~20:00
https://www.british-made.jp

JOSEPH CHEANEY 日本公式サイト
http://cheaney.jp

 

【協力】
THE WAY THINGS GO × UNION WORKS
東京都渋谷区桜丘町22-20シャトーポレール渋谷 B1F
03-5458-2484
https://www.twtgshoeshine.com

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