秋冬のパンツ選びは”秘かに楽ちん”がキーワード
いまやビジネススーツをアウトドアやスポーツブランドが提案する時代。コンフォート性を追求する流れは、止まることを知りません。まぁ、実際すごく楽ちんですからね。やめろと言う方が無理な話(笑)。休日アイテムにおいては、なおさらです。
そんな中、今回注目したのはパンツ。重いアウターを着たり、重ね着をするようになるこれからのシーズンにおいては、トップスで快適性を求めるのにはある程度制約が生まれますが、パンツなら単体で快適性を得られます。オススメはスラックスタイプ。いくら時代がコンフォート至上といっても、やはりあからさまに楽ちん感を出すのは大人として好ましくありません。
ウエストはドローコード、生地はストレッチを効かせていても、クリースが入るだけで大人然として見えます。パンツを大人顔に留めておけば、トップスやスニーカーで楽ちんを求めても全体的にラフになり過ぎません。大人の楽ちんパンツは、秘すれば花ってことです。
MONCLER モンクレール
一見して楽ちんに見えないのがポイントです
ざっくり&ゆったりのニットに白スニーカーという組み合わせも、クリース入りのスラックスなら品良く大人顔に収まります。と言っても、シルエットはゆとりがあり、ウエストはドローコードなので穿き心地はリラックス。あくまで休日らしいコーデにまとまってくれます。
BERWICH ベルウィッチ
休日パンツの定番を、さらにコンフォート仕立てに
ゆとりのあるヒップ&太もも周りに対して、裾は適度にテーパードを効かせるSAKE 1P。そもそもリラックスフィットなモデルですが、このSAKE 1P GYMなら、さらにウエストがドローコードになり快適性を高めています。もちろん、ヘリンボーン織りのウール混生地には、ストレッチ性を与えています。
CIRCOLO 1901 チルコロ 1901
スポーツウェア並みの伸縮性を、クラシック顔で楽しめます
チルコロが作るコンフォートパンツといえば、お馴染みコットンジャージーです。スラントポケットやヘリンボーン織りなど一見するとクラシカルなスラックス顔ですが、生地はポリウレタンを5%も効かせたハイストレッチ仕様。さらにヘリンボーン織りも超精細なプリントによって表現されています。
Theory セオリー
ベルト+ドローコードの両使いで、幅広いコーデに対応
コットンにウールとナイロンをブレンドしたこちら。ストレッチ性の高いジャージー生地に加えて、ウエストはシャーリング+ドローコードに。とはいえ、ドローコードは内側に収納され、さらにはスラントポケットやベルトループ付き、そしてスリムなシルエットと、一見するとスラックス然と穿きこなせます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
【問い合わせ】
アマン 03-6805-0527
https://www.aman.ne.jp/
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
https://www.gentedimare-online.com/ec/html/
モンクレール ジャパン 03-3486-2110
www.monclergenius.com
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238
https://www.theory.co.jp/