まだアウターが必要のない10月はじめ。秋デートに役立つ最強のアイテムと言えば、黒のハイゲージニットです。Tシャツに重ねたり、シャツと合わせたりと着まわし方もさまざま。そこで、今回は最速で知的＆セクシーに盛れる黒ニットコーデをご紹介します！ ぜひご参考にしてみてください。
【白シャツとハンチング帽で知的＆セクシー盛り】
大人気海外ドラマ「LOST(ロスト)」で人気を博したアメリカの俳優ジョシュ・ホロウェイ。キーアイテムになるのは、シンプルな黒のVネックネットです。着こなしのポイントは、インナーに白シャツを重ね着すること。凄く簡単ですが、この白シャツを足すことで、程よいドレス感と清潔感がプラスされます。さらに、シャツのカフスを開けて無造作に腕まくり。上品な着こなしに隠れた男らしさを表現できるのです。この何気ない仕草こそが、女性のハートを掴むエロサバテクニックの真骨頂。黒ニットにリンクした同色のハンチング帽を合わせれば、小顔効果はもちろん、知的さや品の良さまで際立ちます。程よく色落ちしたブルーデニムに、茶の革靴を合わせれば、重く見えがちな黒ニットもマイルドに変化。ジャケットを持っていけば、レストランデートだってOKです。
【リジットデニムと茶ブーツで知的＆渋さ盛り】
大人気『007』シリーズのボンド役と知られるダニエル・クレイグ。彼の魅力といえば、タキシードやスーツはもちろん、Tシャツや水着姿まで完璧に見せる鍛え抜かれた厚みのあるボディにあります。この羨ましい肉体をよりセクシーに見せるために選んだニットは、ハイゲージのブラックのクルーネック。まるでTシャツを選ぶ感覚でジャストサイズを選び、胸まわりや肩まわりを男らしく見せているのがキモです。腕時計を見せるために、ニットの袖をグッと引き上げて手首をしっかり出すのが着こなしのポイント。ニットの色に合わせて黒革ベルトを選ぶ当たりもセンス抜群です。ニット姿に貫禄をつけたいなら、選ぶデニムはスキニーよりもストレートのシルエットが正解。ロールアップしたリジットデニムと履きならしたスエードブーツを合わせることで、上品さと無骨さの両面を感じさせることができます。ハンチング帽を加えれば、お洒落度も格段にアップ！ 渋いオジさんにこそ似合う小物使いが、ベーシックなニットに色気と男らしさを感じさせる鍵となるのです。
【サックスブルーシャツとグレスラで知的＆上品盛り】
グレスラをモードな着こなしに見せているのはお洒落番長、ジュード・ロウ。そのテクニックとして、注目すべきは色選びです。ブラックのニットとサックスブルーのシャツを組み合わせることで、上品かつシックな色合わせになります（この組み合わせはミラノで よく見かけました）。全身黒で決めないのもポイント。清潔感のあるサックスブルーを間に挿すことで、顔まわりも優しく見えます。シャツの着こなしにおいては、ボタンを一番上まで留めて、裾をニットから出し「キメ」と「ヌキ」のバランスを上手に取っているのがポイント。このテクニックによって、大人の余裕を感じさせるセンスの良いコーディネートになるワケです。たまにはこんな風に、グレスラを活用したデートスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか？
Photo：Gettyimages
Text：Satoshi Nakamoto
